日本ハム対楽天16回戦(楽天モバイルパーク宮城)
先発は、加藤貴之と藤井聖
試合は、5-4で日本ハムが勝利
私は、実績を産み出していない若手であっても、前腕部の回外運動、回内運動の回転半径が短く加速距離が長い投手は、厳しい場面で使えという考えである。
松浦は、左足をヒールアップした後、左足踵で地面を荷重、右足親指IP関節を底屈して地面をタップし、レッグアップ後も右足親指IP関節を底屈できている。
テイクバックは、金村尚真並みに小さく、左腕前腕部を回外した後、左肘をコックアップする直前も両肩を結ぶラインをスタンダードWにできている。右手首の背屈の角度が0°、左肘をアクセレーションした直後のストライドも5.5足分と狭い担ぎ投げの投手である。リリース直前の右膝の屈曲は、150°で上原健太と同レベルである。
よって、僅差でリードした場面で松浦、クローザーで柳川を起用した采配に関しては、価値を高く付けたい。
それと共に、13安打で5点しか取れず、楽天を突き離せなかったことは看過してはならない。
無死二塁における攻撃
4回表
無死二塁
投手藤井(左投げ)、打者水野(右投げ左打ち)
二塁走者石井
スコアは、3-3の同点
石井は、打球がリリースされた後、二塁に帰塁する。
三塁手鈴木大地は、ファウルゾーンで左腕前腕部を回内して頭上で打球に触れる。
石井はスタートを切らない。
鈴木大地は、左手人差し指の付け根と左手親指基節で打球を挟む。
石井は、三盗をしない。
二死一塁における攻撃
二死を取られた後は、走者を残す必要が生じない。
4回表
二死一塁
投手藤井(左投げ)、打者清宮(右投げ左打ち)
一塁走者水谷
スコアは、4-3で日本ハムが1点リード
水谷は、ファーストバウンド後にスタートを切る。
二塁に進塁したに留まってしまう。
6回表
先頭の水野は、宋(右投げ)から右中間にライナーを打つ。
二塁に向かって走るがタッグアウト
このような積極的な走塁は、支持する。
一死一塁における攻撃
6回表
一死一塁
投手宋(右投げ)、打者水谷(右投げ右打ち)
一塁走者松本剛
スコアは、5-4で日本ハムが1点リード
松本剛は、打球がリリースされた後、スタートを切る。
左前安打で二塁に進塁したに留まってしまう。
二死一二塁における攻撃
二死を取られた後は、走者を残す必要が生じない。
6回表
二死一二塁
投手宋(右投げ)、打者野村(右投げ右打ち)
一塁走者水谷、二塁走者松本剛
スコアは、5-4で日本ハムが1点リード
水谷は、二塁ベースをオーバーラン後、両足親指IP関節を底屈して二三塁間をシャッフルするが、遊撃村林は、二塁に送球しない。
二三塁間のランダウンプレーに持ち込ませることができず、二塁走者の本塁生還をアシストできなかった。
二死二塁における内野守備
二死を取られた後は、全ての走者は、本塁に向かって走ってくる。
一塁に投げるよりも難易度は、高いが三塁に投げるのが基本、三塁に投げるよりも簡単であるが、邪道であり、且つ主流なのが一塁送球
6回裏
二死二塁
投手松浦(左投げ)、打者太田(右投げ右打ち)
二塁走者小郷
スコアは、5-4で日本ハムが1点リード
二塁手石井は、ハーフウェイより二塁寄り、一二塁間の走路の後ろ、外野芝の切れ目の前、一二塁間の走路と外野芝の切れ目の中心線よりも外野芝の切れ目寄りに守る。
松浦は、二塁走者の方に首を捩じった後、左打席の外側のラインのバックネット寄りのコーナーに首を向けてからセットを解き、右足をタップする。
石井は、両股関節を伸展、両腕前腕部を回外してベルトの高さで打球に触れる。
石井は、サイドハンドで一塁に送球する。
footnote
用語の意味に関しては、下記記事参照