日本ハム対楽天8回戦、先発は、金子千尋と涌井秀章
走者三塁の攻撃手段
一塁走者のアシスト又は及び二塁走者のアシストが受けられないが、アウトカウントに関係なく単独でディレードスチール、フォースボークも使えないわけではない。このケースでは、センター返しの打撃をして投ゴロは厳禁である。
6回裏無死三塁、三塁走者は万波である。田宮は、右腕上腕部を内旋後、ヘッドが下がり、手首をコックしてヘッドアップする。ボテボテの投ゴロを産む。松本剛は、インハイの投球に差されて投ゴロを打つ。無死及び一塁のケースでは、三塁走者の万波は帰塁する。二死から石井一成は三塁側に邪飛を産む。落球したとしても審判から三塁に戻される。石井が産んだ当該打球はノーバウンドで捕球される。
田宮裕涼の捕球及びスローイング
3回表、投手は、右投手の金子、打者は右打者の太田光である。金子は、33球目、右腕前腕部を回内、右肘を伸展、右手首が両股関節を結ぶラインを越える前に右腕前腕部を回外、右手親指基節骨でボールを叩いて右肘を上げる。
田宮は、インコースベルトの高さの軌道の投球をバックハンドで捕球後、左腕前腕部を回外し、フォアハンドにする。右手親指の爪の裏でボールを押してグラブからボールを抜く。田宮は、インバートWで右肘を上げる。左肘が右肩の方に入る。右肘をアクセレーション前に右足拇指球で地面を蹴る。左股関節が外旋する。リリース直前に左股関節から下がX脚になる。送球は、二塁ベースを囲むアンツーカーのマウンド寄りのコーナーでバウンドする。三塁手谷内は、三塁ベースの遊撃寄りのアンツーカーと芝の境目の中間に左足のスパイクの外側を沿わせている。
二塁ベースに入った遊撃手石井が二塁ベースの前で背骨の左側にグラブを出すが捕球できない。一塁走者の辰己は、二塁ベースの左翼寄りのラインに右足のスパイクの外側を沿わせて停止しており、オーバーランしない。二塁手のアルカンタラがベースカバーに入る。アルカンタラが送球が外野に抜ける前に捕球する。
7回表、投手は、右投手の古川侑利、打者は、左打者の西川遥輝である。西川は、左手親指PIP関節でグリップを押し、ヘッドを捕手方向に倒し、スクエアスタンスでセットアップする。頸反射はしていない。古川侑利は、首を左打席の中心線に向けて停止してから左足拇指球で地面を蹴る。テイクバック後、右手首を背中からはみ出さずにスタンダードWで右肘を摘み上げる。田宮は、左膝を地面に着き、古川侑利が投じたアウトロー(左打者のインロー)をワンバウンドでバックハンドで捕球した後、左腕前腕部を回外してフォアハンドにする。右手親指の爪の裏でボールを押してグラブからボールを抜く。左肘が右肩の方に入る。送球は、二塁ベースを囲むアンツーカーのマウンド寄りのライン上でワンバウンドする。二塁ベースには遊撃石井が入る。三塁手谷内は、三塁ベースの遊撃寄りのアンツーカーと芝の境目の中間に左足のスパイクの外側を沿わせている。
一塁走者の太田は、右足のスパイクの外側の小指寄りで二塁ベースの中堅寄りのコーナーを蹴って停止する。右足で二塁ベースを跨ぎ、右足のスパイクの内側を二塁ベースの左翼寄りのラインに沿わせ、左足内踝を中堅寄りのコーナーに沿わせて停止する。太田はオーバーランはしていない。
8回表、投手は、右投手の古川侑利、打者は左打者の渡邊佳明である。古川侑利は、テイクバック後、右手首を背中からはみ出さず、スタンダードWで右肘を摘み上げる。田宮は、インロー(左打者のアウトロー)の投球をバックハンドでノーバウンドで捕球後、左腕前腕部を回外してフォアハンドにする。右手親指の爪の裏でボールを押してグラブからボールを抜く。左肘が右肩の方に入る。リリース直前に左足がX脚になる。送球は、二塁ベースの一塁寄りのライン上を通過する前、二塁ベースの前でワンバウンドする。三塁手谷内は、三塁ベースを囲むアンツーカーの中堅寄りのコーナーに左足外踝を沿わせており、三塁ベースから離れている。二塁に入ったアルカンタラが捕球できずに、送球は中堅前に達する。一塁走者の山﨑は、左足の外踝で二塁ベースのマウンド寄りのコーナーを蹴って停止する。山﨑は、右膝を屈曲し、右膝が右足つま先の前に出る。二塁ベースのカヴァーに入った遊撃手石井の右(一塁方向)を抜けてから、右足内転筋を内転し、両内踝をぶつけてスタートを切る。
投打の源泉及び土台
日本ハム
1回表、金子は、6球目、小深田に対し、インロー(左打者のアウトロー)にスプリットをワンバウンドさせる(ボール)。
3回表、金子は、27球目、辰己に対し、インロー(左打者のアウトロー)にカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
5回表、金子は、58球目、太田光に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。
5回表、金子は、71球目、浅村に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ボール)。
6回表、上原は、13球目、渡邊佳明に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ハーフスイング、ボール)。
上原は、プレートの一塁側にスパイクの外側に沿わせる。首を一塁ベースに向ける。グラブは背骨の左側で鎖骨の高さにセットする。右足で地面を蹴らず、セットを解かずに首を左打席の外側のラインと一塁線が交わるポイントに向ける。右足拇指球で地面を蹴る。首を左打席の外側のラインと一塁線が交わるポイントに向けてから右足の拇指球で地面を蹴る間での間は短い。左腕前腕部を回外してセットを解く。左腕前腕部を回内する。両股関節を結ぶラインを通過した後、左手首の親指側、小指側が背中から出る前に左腕前腕部を回外する。左肘の角度は、アウトサイドになる。左手首の小指側も背中から出ずに背中よりも腹寄りに収まる。右足前脛骨筋が回内(外反)する。左手親指基節骨でボールを叩く。左足踵で地面を荷重している。左足の爪先から右足内踝から右足の爪先までがはみ出るのがインステップの程度である。左手首が左肘の高さに達した後、左足小指球にウェイトが移り、左足踵が地面から離れる。Cアーチが崩れる。右腕前腕部が回外する。左足拇指球にウェイトが移る。左肘をアクセレーションする前に頸反射するが、右肩関節の外側には首は出ない。左肘をアクセレーションする。リリース直後、左腕上腕部棘下筋が凹む。右膝から下がO脚になる。
渡邊佳明は、左手首を耳の高さにセットする。グリップは左手中指の付け根に嵌める。左手親指第一関節(PIP関節)を屈曲し、左手親指の爪の裏でグリップを押す。ヘッドの角度を55°にしている。右足拇指球、左足拇指球でエッジをかけ、スクエアスタンスでセットアップする。頸反射はしていない。左手首をコックする。ヘッドの角度を45°にする。左手親指の爪の裏でグリップを押してヘッドをホームベース方向に倒す。左手首がヒッチする。左手首をコックする。ヘッドの角度を80°にする。右足拇指球で地面を蹴る。右膝は骨盤の高さでアウトサイドの角度で屈曲する。左手親指の爪の裏でグリップを押す。右肘、右肩が左肩の方に入る。左足拇指球で地面をバックネット方向に蹴る。左腕前腕部を回外、左腕上腕部を内旋する。左手首をコックして左手親指の指先がグリップに接する前に停止する。
6回表、上原は、15球目、渡邊佳明に対し、アウトローにフォークをワンバウンドさせる(ボール)。
7回表、古川侑利は、10球目、西川遥輝に対し、アウトロー(左打者のインロー)にフォークをワンバウンドさせる(ボール)。
7回表、古川侑利は、12球目、西川遥輝に対し、アウトロー(左打者のインロー)にフォークをワンバウンドさせる(ボール)。
9回表、望月は、10球目、太田光に対し、アウトローにフォークをワンバウンドさせる(ボール)。
楽天
2回裏、涌井は、15球目、アルカンタラ(左打席)に対し、インロー(左打者のアウトロー)にフォーシームをワンバウンドさせる(ボール)。
3回裏、涌井は、24球目、万波に対し、アウトローにカーブをワンバウンドさせる(ボール)。
5回裏、涌井は、49球目、野村に対し、アウトローにスライダーをワンバウンドさせる(ハーフスイング、ボール)。