日本ハム対楽天15回戦
先発は、加藤貴之と岸孝之
試合は、2-3で日本ハムが敗戦
日本ハムは、6試合連続で1点差負けですが、ナイスプレーが全く生じていないわけでもありません。
四球をもらったら打者走者を含め全走者はチンタラ歩かない
1.フォースボーク
2.本盗
投手が四球を出して内野手がマウンドに集まって声掛けしても、審判がタイムを宣告しなければ、インプレーである。
三塁走者は、本盗をすることができる。
三塁走者は本塁を蹴った後でも帰塁できる。
本塁に走っている間にタイムがかかった場合は、先ず本塁を蹴り、審判に「戻れ」と指示されてから帰塁する。
3.偽装スクイズ
4.スクイズ
打者は、水平方向に捻転させずに本塁打を量産できるスイングができるようになって四球を与えられるようにする。
アウトカウント問わず3ボール(カウント3-0並びに3-1)及びフルカウントでランエンドヒットをかけるかアウトカウント問わず3ボール(カウント3-0並びに3-1)及びフルカウントでディレードスチールを義務付ける。
投手が四球を出したら、打者走者は、二塁に走る。捕手が二塁に偽投又は送球したら、三塁走者は、本塁に走る(①、②)
特に、ワンバウンドの投球に手を出さず、四球を得た場合は、二塁に進みやすい。
四球を与えられて加速して走ることを凡事徹底という。
ワンバウンドを振るのが凡事なチームは、弱いチーム!!
フルカウントからワンバウンドを振って三振したら帰塁する。インサイドアウトスイングの完成度が上がらないからである。
二死を取られた後は、捕手が二塁に偽投をしたら三塁走者はスタートを切る(ディレードスチール)。
偽投の場合でも三塁線に背を向ける場合が生ずること、ホームベース上に空間が生ずるからである。
右打者が打席に立てば、タッグするスペースが狭くなる。
5.ランエンドヒット
帰塁不要のランエンドヒットは、水平方向に捻転せず、投球の軌道に逆らって引っ張るフライボールを産むスイングをして差される。
神主打法、ゴロを打つスイング、投球の軌道にトップハンドの上腕部の内旋を合せるスイング、おっつけて逆方向に打つスイングは、ワンバウンドを空振りし、ストライクをスイングできないからである。
打者走者を含め全ての走者は、送球の有無、打球に関係なく帰塁せずに本塁に走る。
1回裏二死三塁、打者松本剛、三塁走者マルティネス
打者走者の松本剛は、歩いて一塁に向かい、一塁ベースを蹴って停止する。
二死一三塁におけるケース打撃
左打者の場合、二塁偽投及び送球の壁を作る。
右打者は三塁偽投及び送球の壁を作る。
二死を取られた後は、送球の有無に関係なく帰塁せずにスタートを切る。
偽投の場合でも、三塁線に背を向ける場合が生ずるから、ホームベース上が空くからである。
右打者が打席に立てば、タッグするスペースが狭くなる。
1回裏二死一三塁、打者石井(右投げ左打ち)
初球、ヒッティングの構えからバントの構えに切り替えた後、左腕前腕部を回外、左手首を背屈してバットを引っ込める。審判が投球の軌道に付けた評価は、ストライク
カウント0-1
一塁走者松本剛、三塁走者マルティネス
松本剛が二塁にスタート
捕手炭谷は、二塁偽投(送球のトップを作ってから右腕前腕部を回内するが回内を途中で止める)してから、三塁偽投(送球のトップを作ってから右腕前腕部を回内するが回内を途中で止める)する。
マルティネスは、ラインの内側で一次リードを取り、左腕前腕部を回外、右股関節を外旋してスタートの準備をする。一歩、シャッフルした後、左腕前腕部を回外、右股関節を外旋して停止し、三塁に帰塁してしまう。
一二塁におけるケース打撃
帰塁は、次の塁を蹴ってからでもできる。
野手が打球に触れてから離塁すると、野手がノーバウンドで打球に触れられないことが現実となった場合に各駅停車の攻撃となり得る。
打球を問わず、野手が打球に触れるのを待たず、次の塁を蹴ることを帰塁することよりも優先する。
後続の走者は、野手に先頭の走者の進行方向と逆の塁に送球させることによって先頭を走る走者の進塁及び本塁生還をアシストする(犠走)。
ライナーバックの失敗はOK(①、②)
後続の走者は先頭を走る走者の進行方向と逆の塁に送球していたら盗塁する(アピール崩し)(①、②、③)。
後続の走者は、進行方向の塁と逆の塁に野手が送球をした後に帰塁する。
二死三塁からの得点手段としては、フォースボーク、本盗、偽装スクイズ、プッシュバントスクイズ、「四球を与えたら打者走者が二塁に走り、野手が二塁に送球後、三塁走者が本塁に走る」、帰塁不要のランエンドヒットがある。
帰塁不要のランエンドヒットは、水平方向に捻転せず、投球の軌道に逆らって引っ張るフライボールを産むスイングをして差される。
神主打法、ゴロを打つスイング、投球の軌道にトップハンドの上腕部の内旋を合せるスイング、おっつけて逆方向に打つスイングは、ワンバウンドを空振りし、ストライクをスイングできないからである。
走者三塁は、一塁に走者が滞留していないので、打者走者も走塁に参画させることができる。
事実上、一三塁と同じ攻撃のバリエーションが採用できる。
二死を取られた方が送球の有無、打球の軌道問わず帰塁不要のワンウェイリード一択なので攻撃しやすい。
2回裏一死一二塁、打者清宮、一塁走者上川畑、二塁走者郡司
清宮は、屋根を開放していなければ天井に届き得る角度の飛球を産む。
インフィールドフライが宣告されたが、二塁走者は三塁に進塁できる。
打球が上がった直後、野手が打球に触れる前に上川畑、郡司は帰塁を開始してしまう。
二塁走者郡司の本塁生還をアシストできていない。
三塁手村林が三塁側席に腹側を向け半身で背走する。
遊撃手山﨑剛が村林の前を通過する。
村林は、電車バックした後、三遊間に走る。
二三塁間アンツーカーを外野芝の境目で左膝下の高さでフォアハンドシングルで打球に触れる。落球することなく送球のトップを作る。
4回裏無死一二塁、投手岸(右投手)、打者清宮、一塁走者五十幡、二塁走者上川畑
五十幡、上川畑は、一次リードのみ取る。
五十幡、上川畑は、野手が打球に触れる前に帰塁を開始してしまう。
五十幡は、上川畑の進塁をアシストできない。
一死一二塁、投手岸(右投手)、打者万波、一塁走者五十幡、二塁走者上川畑
万波は、二飛を打つ。
五十幡、上川畑は、野手が打球に触れる前に帰塁を開始してしまう。
五十幡は、上川畑の本塁生還をアシストできていない。
二塁手小深田は、電車バックの後、前進する。
9回裏一死一二塁、投手松井裕樹(左投手)、打者清宮、一塁走者五十幡、二塁走者江越
五十幡は、一二塁間ハーフウェイの手前まで二次リードを取る。
江越は、二三塁間で二次リードを取る(ハーフウェイより二歩分手前)
清宮は右飛を打つ。
江越、五十幡は、打球が上がった後、帰塁を開始する。
打球が落下する前、右翼手が飛球に触れる前に江越は、離塁する。
右翼手田中和基は、塀際のアンツーカーと芝の境目でノーバウンドで打球に触れる。
右翼手田中和基が打球に触れた後、右肘を上げ(リリース)、左肩を二塁に向けた後、離塁する(ディレードスチール)。
二塁手小深田が右翼田中和基からの送球のカットに入り、遊撃手山﨑剛が二塁に入る。
五十幡は、二塁でタッグアウトとなる。江越の進塁をアシストした。
加藤貴之ー郡司のバッテリーが6度盗塁を仕掛けられる
6度とも走者一塁のケースで二盗を仕掛けられている。
[許盗塁]
①1回表無死一塁、一塁走者村林
②2回表二死一塁、一塁走者辰己
③5回表二死一塁、一塁走者山﨑剛
④7回表二死一塁、一塁走者村林
[盗塁阻止]
⑤3回表一死一塁、一塁走者村林
⑥6回表二死一塁、一塁走者辰己
村林は、何れも、左膝を伸展、右膝を屈曲して滑り込む。
辰己は、何れも、右膝を伸展、左膝を屈曲して滑り込む。
山﨑剛は、左膝を伸展、右膝を屈曲して滑り込む。
村林、山﨑剛は、停止優先のスライディングをする。
辰己のみドリルスライディングができる。
首を走者の方に向けたままセットを解くと右肩が左肩の方に入るのでボークを取られ得る。
左投手は、一塁牽制を投じると、左腕前腕部を回内した後、右肩が左肩の方に入る。故に牽制は多投しない投手も生ずる(加藤貴之の一塁牽制に関してはコチラも参照)。
加藤貴之は、首を走者の方に向けた後、左打席方向に首を向け直してからセットを解いている(①、③、④)。
右肩が左肩の方に入らずに済む
右足の拇指球で地面をタップし、スモールステップに留めている(①~⑥)。
左腕前腕部を回外、回内して左肘、左手首を左肩の高さに上げている(スタンダードW、①~⑥)
左腕前腕部は背中から出ない(①~⑥)。
しかし、左足の拇指球で地面を後ろに蹴り、ストライドが広がる(①、③、④)。
左肘をアクセレーションできずに変化球を投げている(①、③、④)。
郡司は、左手親指の付け根と小指の付け根で投球を叩く又はつまんでいる(②~⑥)。
又は、左手親指の付け根で投球を叩き落として(煎餅捕り)左手小指付け根でボールを受けている(①)。
右手親指の爪の裏でボールを抜き取る。
右肘を上げ直すことが生ずる(②、③)。
左腕前腕部の回外、回内、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる(郡司のスローイング関係動作に関してはこちらも参照)。
脚注
用語の意味に関しては下記記事参照