日本ハム対楽天16回戦
先発は、加藤貴之と早川隆久
試合は、1-3で日本ハムの敗戦
またしてもヒットを待つ「つなぐ野球」をして連敗は13に伸びた。
無死又は一死を二死に置き換える野球に関しては、失敗すれば併殺及び攻撃終了となるので、つなぐ野球の信奉者は禿しく反対するであろうが、テイクバックが小さいオーバーハンドの投手から連続出塁は難しいのであるから、攻撃は、第三者に「ギャンブル的」であるという評価が付けられるぐらいが丁度いい。
一死一塁におけるケース打撃及び走塁
フォースボーク
盗塁
バントランエンドヒット
バスターランエンドヒット
ランエンドヒット
ランエンドヒットをかけ、差されてポテンヒットが生ずれば一塁走者は本塁に還れる。
2wayリード優先を徹底した「つなぐ野球」を徹底すると、野手がノーバウンドで打球に触れられなかった場合、進塁の数が一歩も二歩も後退する。
一死一塁における走塁の基本は下記のとおりです。
次の塁を蹴ってからでも帰塁はできる。
打者がフライングエルボーをした後にスタートを切る。
アウトカウントを問わず、打者走者を含め、全ての走者は、帰塁することなく行けるところまで走る。
打者走者を含め、後続の走者は、盗塁することにより帰塁義務未履行のアピールを崩すかランダウンプレーに持ち込む。先頭の走者の進行方向とは逆の塁に野手に送球させる。
ライナーバック、フライバックの失敗はOK
飛球は2つ以上進塁できる。
インフィールドフライに該当するケースでも進塁できる。
四球は2つ以上進塁できる。
ランエンドヒット、バントランエンドヒットは、帰塁せずに行けるところまで走り、オーバーランする。
ディレードスチールは帰塁しない。
6回表一死一塁、投手早川(左投手)、打者万波(右投げ右打ち)
清宮は、一塁ベースアンツーカーと芝の境目まで一次リードを取る。
万波は、ヘッドを残し中堅へ飛球を打つ。
清宮は、打球がバットからリリースされた後、スタートをする(ランエンドヒットでもエンドランでもない)。
打球は、中堅塀の下部、地面と塀の境目でショートバウンドする。
清宮は、二塁ベースを蹴った後、二三塁間ハーフウェイで左足拇指球で地面を後ろに蹴ってしまう。
左膝が左足つま先の前に出て躓く。
万波は、二塁ベースをオーバーランできない。
清宮は三塁ベースをオーバーランしてから帰塁する。
一塁走者清宮は、本塁に還ることができず、二塁打で一死二三塁に留まる。
9回一死一塁、投手打者ハンスン(左打席)
ハンスンは、2タップして左肘を上げる。左肘を上げる間が作れずに右足を入射する。
左翼にライナーから遠い「飛球」を打つ。
代走石井は、一二塁間ハーフウェイの手前で停止する。
左翼岡島が打球に触れる前に帰塁を開始してしまう。
岡島は、頭頂部でフォアハンドシングルで打球に触れる。
左手人差し指の付け根で打球を胸の高さに叩き落とす(煎餅捕り)。
右手親指の爪の裏でボールを押さないとグラブからボールを抜き取れない。
グラブからボールを抜き取った後は、左腕前腕部の回外、回内、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
打者走者のハンスンは、一塁ベースを蹴って二塁ベースとの距離を詰めることができない。
石井は、ハンスンが一塁ベースを蹴ってファウルゾーンをオーバーランした後、一塁ベースを蹴る。
一塁走者の石井は、本塁に還ることができなかった。