[豚對鷲20回戦]大差が付いた後でもスルーしてはならないプレイ

日本ハム対楽天20回戦

先発は、コディポンセと松井友飛

試合は、10-4で日本ハムの勝利

打線がつながって大勝したことに歓喜の肥えを上げる白痴どもを俺は相手にしません。

看過してはならないプレーが生じたからです。

ライトなファンは、

“うるっせえなぁ~”

と思うだろう。

しかし、他のチームにとって6点差は、ほぼ、ひっくり返されることのない点差であるが、日本ハムの選手にとっては、ひっくり返され得る点差である。

よって、ここに苦言を呈させていただきます。

1点を防ぐ守備

守備の基本

前進守備シフトは採らない。

グラブを持つ手の親指基節骨→小指基節骨又は小指基節骨→親指基節骨の順で打球を叩く。

先頭の走者の進行方向とは逆の塁に送球しない。

三遊間のゴロは、遊撃手が打球に触れ、三塁手は、三塁を空けない。

三塁手は、ゴロに関し、二塁走者の走路の前に出て打球に触れない。
遊撃手が三塁に入るまでの間、三塁がガラ空きになるからである。

走者が三塁に達した後は、打球に触れた野手は、本塁に投げる。

走者一二塁においては、三塁手は、三塁ベースを蹴ってから二塁及び一塁に投げる。

7回表一死二塁、投手マーヴル(右投手)、打者小深田(右投げ左打ち)、二塁走者村林

二塁走者は、マーヴルがセットを解いた後、二次リードを進め、右腕前腕部を回内後(コックアップ前)にスタートを切る。

小深田は、左腕前腕部を回内後(スイング後)ヘッドが下がる。左手首をコックしてヘッドアップ、カチ上げる(左腕前腕部を回内)。

三塁線のゴロは、ファーストバウンドがマーブルの身長より高く跳ねる。

三塁ベースと内野芝の境目、左胸の高さでバックハンドシングルで清宮が打球に触れた後、遊撃手奈良間が三塁に走る。

清宮は、一塁に投げてしまう。

一塁手の野村は、三塁ベース方向に首、左肩を向ける。
野村は、右肘を上げ、グラブで三塁を指し、右足内踝を左足内踝にぶつけるが、本塁に投げていない。

二塁走者は、左足拇指球を三塁ベースの本塁寄りのラインのファウル側のコーナーを踏んで停止する。

村林のボーンヘッドにより、得点は入らなかったが、清宮と野村のプレーは、看過してはならない。

捕手古川裕大のボーンヘッド

走者一三塁においては、一塁走者が二塁にスタートを切った後に三塁走者が本盗を仕掛けずに二三塁を創るだけでは、ガキの使いである。特に、二死を取られた後は、三塁走者は一塁走者が二塁にスタートを切った後、必ず本盗を仕掛けなければならない。

二死だからこそ絶対に遵守しなければならないノルマ[守備編]

守備側は、二塁で走者を刺せば、攻撃終了であるからこそ、先頭の走者の進行方向とは逆の塁である二塁には絶対に投げてはいけないのである。

二塁ベースには誰も入らないこと!!

2回表二死一三塁、打者浅村(右投げ右打ち)、一塁走者小郷、三塁走者太田光

ポンセは、カウント2-1から本塁に投球する(6球目(通算54球目))。

一塁走者小郷は、二塁ベースとの距離を詰め、ポンセが右腕前腕部を回内後(スロー後)、スタートを切る。

古川裕大は、左膝を地面に着き、バックハンドシングルでグラブを出し、左手人差し指の付け根で投球を叩き落とす(煎餅捕り)。

右手親指の爪の裏でボールを押し、グラブからボールを抜き取る。
左腕前腕部の回外、回内、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。

古川裕大は、二塁に“送球”してしまう。

二塁手上川畑が二塁ベースの左中間寄りのラインの前に入ってしまう。

小郷は、左膝を伸展、右膝を屈曲して二塁にスライディングする。左足拇指球で二塁ベースを踏んで停止する。小郷は、二塁ベースをオーバーランしていない。

上川畑は、バックハンドシングルで送球に触れ、左腕前腕部を回外→回内して小郷の左足踵にタッグする。

指揮官若しくはバッテリーコーチ及びそれら経験者の中には、試合序盤は、走者一三塁において二塁送球を是認する者がいる。

しかし、試合序盤で走者一三塁で二塁に送球することは、首をバックネット方向に捩じりストライドを広げ四球を審判に乞い、シングルヒットでつなぎ、点を取られたら取り返すルーズベルトゲームを産み出す土台を創る、これぞ「アホバカ野球、バカープ野球!!」「テイクバックが小さく、立投げでオーバーハンドで投げる投手からは得点できない野球」、「絶対にリーグ優勝できない野球」である。

太田光のボーンヘッドにより、得点はされなかったが、古川裕大のしたことは大ボーンヘッドである。

脚注

用語の意味に関しては下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]