セパ交流戦日本ハム対巨人2回戦(東京ドーム)(2023年6月3日)
先発は、伊藤大海とフォスターグリフィン
試合は、延長10回裏、2-3で日本ハムがサヨナラ負けします。
日本ハム打線は、10安打で2点しか取れません。
松本剛のボーンヘッド
ボーンヘッドといっても、それは、牽制でアウトになったことを指しているのではありません。
打者走者を含め、全ての走者は、ゴロであろうとライナーであろうと飛球であろうと、帰塁せずに本塁に走る。
投手がセットを解いた後は、帰塁しない。
セットを解く前に打者寄りの膝をニーアップする投手の場合は、ニーアップ後は、帰塁しない。
投手、捕手を含めた野手が進行方向と逆の塁に投げても帰塁せずに本塁に走る。
捕手が投手に返球しない。
野手が送球をカットに入っても帰塁しない
1回表二死二塁、打者万波、二塁走者松本剛
カウント1-0からグリフィンは、左足のスパイクの外側をプレートの三塁側寄りにセットする。
背骨の左側で左手首を鎖骨の高さ、グラブを首の高さにセットする。
グリフィンは、首を二塁走者松本剛の方に向ける。
グリフィンはセットを解かず、右足拇指球で地面を蹴らずに、首を左打席の外側のラインに向ける。
グリフィンはセットを解かず、右足拇指球で地面を蹴らずに、首を二塁走者松本剛の方に向ける。
グリフィンはセットを解かず、右足拇指球で地面を蹴らずに、首を左打席の外側のラインに向ける。
右足拇指球で地面を蹴り、右股関節を内旋する。
右膝を丹田の高さにまで上げる。
セットを解いて打者に対し投球する。
カウント1-1となった後、グリフィンは、左足のスパイクの外側をプレートの三塁側寄りにセットする。
背骨の左側で左手首を鎖骨の高さ、グラブを首の高さにセットする。
首を二塁走者松本剛の方に向けたまま静止する。
松本剛は、両膝を曲げずスローモーションのサイドステップで二次リードを進め、左腕前腕部を回外、右股関節を引っ込めた後、三塁に向けスタートを切る。
グリフィンは、セットを解かず、左腕前腕部を回内してボールを持ったまま、右足拇指球で地面をタップする。
左股関節が外旋する。
右股関節を内旋し、右足のスパイクの外側が地面から浮く。
右股関節を外旋、右膝を伸展し、スモールステップに留める。
セットを解かずに、左股関節を内旋しする。右足拇指球で地面を蹴り、右膝を左股関節の高さまで上げる。右肩を左肩にぶつけ、アナログ時計の時計回りに回転する。右足拇指球から入射する。二塁に送球する。
二塁手吉川尚輝が二塁に入る。
松本剛は、ヘッドスライディングをして二塁に帰塁してしまう。
二死から牽制を投じられた後、本塁に走らずに、帰塁なんかしていたら、古川裕大のことを怒れませんね。
ゴロゴーのスタート
左投手は、一塁線に腹側を向け、三塁線に背を向ける。
右打者の場合、走者は、三塁に送球するのが難しい。
三塁走者は、左投手がセットを解いた後、ニーアップをする投手は膝を上げた後、一次リードからスタートを切る。又は二次リードを開始する。
三塁走者は、一次リード、二次リードを取った場合、左腕前腕部を回外、右股関節を外旋して引っ込める。
シャッフルは、下記の手順で行う。
a. 両足親指IP関節を屈曲して、両股関節を伸展(外旋)して左足の親指の爪先で右足の爪先で地面をタップします。
左腕前腕部が回内、右腕前腕部が回外、左股関節が内旋して左足の内踝が右足の内踝にぶつかります。
b. 右足親指IP関節を屈曲、右股関節を伸展したまま右足親指の爪先で地面をタップします。
左腕前腕部が回外、右腕前腕部が回内、右股関節が内旋、左股関節が外旋します。
a. を行います。
左足親指IP関節が屈曲したまま左股関節が内旋、屈曲、左膝が屈曲します。
右股関節が外旋します。
d. 左足親指IP関節を屈曲したまま(爪先立ちしたまま)左腕前腕部を回外します。
右腕前腕部が回内、右股関節が内旋します。
両股関節を伸展した状態から着地しているので両股関節を屈曲した状態から着地した場合に比べ右股関節の内旋運動の回転半径が狭く加速距離が長くなります。
右足親指IP関節が屈曲し、右足親指の爪先が地面に刺さり、右股関節の内旋運動が停止します。
左腕前腕部が回外し、左足親指IP関節を屈曲したまま左股関節が伸展し、左膝が屈曲したまま地面方向に落ちます。
e. 右腕前腕部を回外)右股関節を伸展(外旋)します。
f. 左腕前腕部を回内、左足親指IP関節を屈曲したまま、左足親指の爪先で地面をタップします。
左膝がニーアップします。
二次リードを取った場合、打者がトップハンドの前腕部を回内した後、スタートを切る。
ライナーバックの失敗はOK
7回表一死二三塁、左投手グリフィン、打者ハンスン(右打席)、三塁走者万波
遊撃手の坂本は、二塁走者の走路とマウンドの中間よりもマウンド寄りに前進して構える。
二塁手吉川尚輝は、他球場であれば、一二塁間アンツーカーと芝の境目の位置で前進守備を敷く。
三塁手は、二塁走者の走路の前、三塁ベースアンツーカーの遊撃寄りのラインと芝の境目寄りに守る。
三塁走者の万波は、三本間ライン上、三塁ベースのアンツーカーと芝の境目に左足のスパイクの外側を沿わせる。左腕前腕部を回外、右股関節を外旋して引っ込め、スタートを切る準備をする。
ハンスンが右腕前腕部を回内して右手親指基節骨でグリップを叩く。右手首が背屈しヘッドが立つ。
ハンスンは、右腕前腕部を回外(フォロースルー)後、インコースベルトより上の高さの投球の軌道の外側にヘッドを引っ掛ける。
三遊間にハーフバウンドよりもショートバウンド寄りのゴロを産む。
坂本が本塁に送球する。
万波は、ラインの内側に入れず、右膝を伸展、左膝を屈曲してスライディングする。
審判にアウトを宣告される。
一死又は二死一三塁スクイズ
①右打者、左打者は一塁線のプッシュバントする。
②打者はワンバウンドを空振りしない(ドラッグバント、神主打法、トップハンドの手首を底屈する神主バントの禁止)。
ドラッグバント、神主打法、神主バントはは、トップハンドの前腕部を回外してコック(背屈)した後、引手の肘がトップハンドの肩の方に入る。バントのトップを作る間が作れない。ワンバウンドに対し、トップハンド前腕部の回内を止められず空振りする。ノーバウンドの投球に対し、スライス回転のファウルを産む。
③打者は、ノーバウンドの投球をファウルしない。
ファウルは本盗ができないからである。
④捕手にバントを触れさせない。
清水は、ヒッティングの構えのときにヘッドが本塁方向に倒す神主打法の構えをしている。
清水は、バントの構えに切り替えた後、右手首を背屈する。
しかし、左肘を抜いてしまう。右腕前腕部を回内後、ヘッドが下がる(右手首が底屈)している。
清水は、右腕前腕部を回外した後、左肘が右肩の方に入る。
翁田がドアスイングの投手なので結果としては、一塁線のプッシュバントは成功する。
①一死の場合、ファウルゾーンから一次リードを開始する。帰塁不要の二死の場合は、ラインの内側から一次リードを開始する。
②左投手の場合、打者が右打ちであろうと左打ちであろうと三塁走者は、セットを解いた後、セットを解く前画にニーアップする投手の場合、打者寄りの足の拇指球でタップした後、スタートを切る。
③右投手の場合、右打者は、セットを解いた後、スタートを切るか二次リードを開始する。左打者は、打者がトップハンドの肘をヒッチ又は投手寄りの足の拇指球又は爪先でタップした後にスタートを切る。
④一塁走者は、アウトカウント問わずラインの内側で一次リードを開始する。
⑤投手がセットを解いた後、一次リードからスタートを切るか二次リードを取る。
⑥一塁走者は左股関節を外旋、右股関節を内旋してオーバーランする。
偽装スクイズの場合と同じく、三塁走者の本塁生還をアシストする。
打者がピッチドアウトされてバントを空振りしても捕手が二塁に投げてくれれば一塁走者が一二塁間、又は二三塁間で挟まれる。三塁走者が本塁に還れるからである。
⑥打者走者は、左股関節を外旋、右股関節を内旋してオーバーランする。
一塁走者のマルティネスは、ラインの内側から一次リードを開始する。
投手がセットを解いた後、二次リードを取っていない。
清水がバントの構えをした後、右腕前腕部を回内した後にスタートを切る。
左足股関節を外旋、右股関節を内旋し、左足で二塁ベースを蹴っているが、減速して停止している。オーバーランしていない。
外野前進守備から前進した場合、二塁走者はシングルヒットで本塁に還る
一塁走者は、シャッフルして二次リードを取り、二塁ベースとの距離を詰める。
一二塁間で挟まれて二塁走者の進塁をアシストする。
一塁走者は、左股関節を外旋、右股関節を内旋して二塁ベースをオーバーランする。
二三塁間で挟まれる。
特に、外野前進守備の場合、背走した場合だけでなく前進した場合も、打者走者は一塁ベースを、一塁走者は、二塁ベースをオーバーランして二三塁間に挟まれ、二塁走者の本塁生還をアシストする。
9回裏一死一二塁、投手翁田大勢、打者上川畑、一塁走者清水、二塁走者マルティネス
一塁走者清水は、一二塁間を結ぶライン上で一次リードのみ取る。
上川畑は、一二塁間を破るゴロを打つ。
清水は、ハーフウェイ手前から走路を膨らませる。
右翼手の丸は、前進守備から前進し、左足の方に背骨を倒し、フォアハンドシングルで打球を引きずる。右手親指爪の裏でボールを押してボールを抜き取る。
左肘が右肩の方に入る。左腕上腕部の内旋運動、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。
一塁走者清水は、左足で二塁ベースを蹴った後、左股関節を内旋後、左足のスパイクの内側を二塁ベースの内側に引っ掛け、停止する。腹側を一塁線に向ける。オーバーランしない。
二塁走者マルティネスは、三塁ベースをオーバーラン後、停止する。
10回表二死一三塁における攻撃
10回表二死一三塁、投手翁田大勢、打者野村、一塁走者、三塁走者加藤豪将
野村に走者がスタートを切る切らないに関わらず、バントをさせず、ヒッティングさせるのは差し支えない。
しかし、フルカウントになるまでの間、一塁走者、三塁走者に一度もスタートを切らないのは、無抵抗すぎる。
宮西尚生のセットポジション
宮西は、右膝を骨盤の高さに上げた後、プレートから左足小指球を外さず、左股関節を外旋して反時計回りに二塁に偽投する。反時計回りに二塁偽投を二回行う。
重信は、左足のスパイクの内側を二塁ベースアンツーカーに引っ掛け一次リードを取る。
宮西は、両腕を組まず、左腕を下して二塁走者の方に首を捩じる。
首を左腕前腕部の外側のラインに向ける。
左股関節を外旋して二塁走者の方に首を捩じる。
一塁方向に首を捩じり、グラブを背骨の前、胸の高さにセットする(本塁に初球を投じたとき、二塁に偽投したときはこれをしていない)。
顎を引く。
宮西は、背骨の左側、丹田の高さにグラブをセットする。
顎を上げる。
左足のスパイクの外側をプレートの三塁側に沿わせる。
右足内踝から右足踵が左足踵からはみ出す。
右腕前腕部の回外、左腕上腕部の内旋運動の回転半径が長くなる。
首を二塁走者重信の方に向ける。
首を左打席の外側のラインに向ける。
右足拇指球で地面をタップする。
右膝を骨盤の高さまで上げる。
左股関節、右股関節を内旋、骨盤を前傾し両股関節を荷重している。
左腕前腕部を回外してセットを解く。
重信が二次リードを取らずスタートを切る。
宮西の左肘がアクセレーションし、右腕前腕部が回外したまま右肘が打者方向に弾き出される。
右腕前腕部を回内、左腕前腕部を回内する。
右股関節を外旋、右膝を伸展する。
左腕前腕部が背中からはみ出す。
左腕前腕部を回内して左腕のラインをインバートLにする。
左腕前腕部を回外する。
左腕前腕部を回内し、左手親指基節骨でボールを叩く。
左手首も左肘、左肩の高さに達する。
セットポジションからの宮西の投球モーションが大きすぎる。
捕手清水は、サイドハンドで三塁に送球する。
重信は、三塁にヘッドスライディングする。
清水が投じた三塁送球が逸れ、カヴァーに走った上川畑も追いつけない。送球は左前に達する。
重信は、立ち上がった後、本塁方向にサイドステップをするが停止する。
一死満塁における守備
①前進守備を採らない。
左投手は一塁線の腹側を、三塁線に背側を向ける。
内野手は走者の走路より前に守ると走者ではなく本塁に腹側を、走者に背を向ける。
内野手が走路の前に守ると特に左投手の場合、走者が投手がセットを解く前にスタートを切れてしまう。
②フォアハンドシングルで打球を叩く。
フライングエルボー後、引手の肘が送球肩の方に入らないので、走者の走路より後ろに守っても、野手の後ろ足の股関節の内旋方向とは逆方向すなわち走者の進行方向の塁にノーバウンドで投げられる。
③走者の進行方向と逆の塁に投げない。
④ゴロの場合、先頭の走者を本塁でアウトにすることを優先する。
その次に二塁走者を三塁でアウトにする。
その次に一塁走者を二塁でアウトにする。
打者走者は最後にアウトにする。
8回裏一死満塁、投手宮西、打者吉川尚輝
一塁走者ブリンスン、二塁走者小林、三塁走者岡本
内野は、何れもアンツーカーと芝の境目まで前進して前進守備シフトを敷く。一塁走者、二塁走者の前に守っている。
吉川尚輝は、ドアスイングで三ゴロを打つ。
アルカンタラは本塁に投げて三塁走者をフォースドアウト。
しかし、捕手清水が三塁に転送して二塁走者を三塁でアウトにすることができなかった。
脚注
用語の意味に関しては、下記記事参照