日本ハム対ロッテ10回戦
先発は、上沢直之とCCメルセデス
試合は、4-5で日本ハムの敗戦
この試合では、記録に計上されることのないエラーが生じてしまいました。
尚、二度のスクイズの実行は、最善策ではないが、ベクトルとしては間違っていません。
投手が投球の反復によって腱板、深層屈筋、側副靭帯を再生産できなくなり、ワンバウンド投球を頻発し始めた場合、打者がファウルを連発してきた場合、及び、どちらにも当てはまる場合には、投手を含めた野手は、ファウルゾーンに飛んだ飛球は、落下点の後ろに入り、ノーバウンドで触れ、先頭の走者の進行方向の塁に投げて、投手をバックアップしてやらなければなりません(関係記事①、②、③、④、)。
9回裏一死二三塁、ファウルフライであっても、打球に触れて落球することなく本塁にノーバウンドで送球すれば攻撃終了ですから、打球に触れるのは間違いではありません。只、送球が酷過ぎた。
無死満塁における守備の優先順位
前進守備は採らない。
走者の進行方向とは逆の塁に送球しない。
ゴロの場合、先頭の走者を本塁でアウトにすることを最優先する。
先頭の走者の次の走者の本塁生還を阻止することをその次に優先する。
先頭の走者の次の次の走者をアウトにする。
打者走者をアウトにするのは最も後回しにする。
一回裏無死満塁、ポランゴは左腕前腕部を回内後、ヘッドが下がる。
左腕前腕部を回外して左手首をコックしてヘッドアップしてしまう。
ポランコは、一二塁間にバウンドが高いゴロを産む。
打球に触れた野手は、本塁送球一択
三塁走者が刺せなくても二塁走者の本塁生還を阻止しなければならない。
二塁手石井は、首を三本間に捩じっただけで、右肘を上げて左肩を二塁に向けてしまう。首を捩じっただけだと高校生でも二塁走者は本塁に突入したが、二塁走者は三塁ベースを蹴った後、本塁に突入しなかった。
無安打で1点目を献上しただけでなく、2点目を献上してしまうと、更に劣勢に立たされてしまう。
無死一三塁における無安打で得点する手段
①重盗
②偽装スクイズ
③スクイズ
④ランエンドヒット
プッシュバントに成功した場合、打者走者は、一二塁間で挟まれて三塁走者の本塁生還をアシストする。
偽装スクイズ、スクイズは、一塁走者が一二塁間又は二三塁間で挟まれて三塁走者の本塁生還をアシストする。
左打者は、捕手が二塁に送球をするのを妨げることができる。
右打者は、捕手が三塁に送球するのを妨げることができる。
しかし、重盗、偽装スクイズは、一塁走者が二塁に走るのは囮です。三塁走者が本盗せず二三塁としたに留まった場合は作戦失敗です。
①重盗
②偽装スクイズ
③スクイズ
④ランエンドヒット
偽装スクイズ、スクイズは、二塁走者が二三塁間に挟まれて三塁走者の生還をアシストする。
プッシュバントに成功した場合、打者走者は、一二塁間で挟まれて三塁走者の本塁生還をアシストする。
左打者は、捕手が二塁に送球をするのを妨げることができる。
右打者は、捕手が三塁に送球するのを妨げることができる。
9回表無死一塁、打者石井、一塁走者江越、三塁走者上川畑
益田が初球の投球動作を開始した後、江越が二盗に成功するが、三塁走者の上川畑がスタートを切っていない。
4球目、益田ー田村のバッテリーは、ピッチドアウトする。
石井がバントを空振り
上川畑が三本間に挟まれて捕手田村にタッグされる(一死)
二塁走者江越が田村にタッグされる前に、右股関節を内旋して右足拇指球で三塁ベースを蹴る。
江越は、右股関節を外旋、更に内旋して右足拇指球で三塁ベースを蹴り直す。
江越は、三盗するという義務は履行できた。
上川畑が田村にタッグされた後、三塁に帰塁して三塁ベースを蹴ったので江越はオーバーランができない。
脚注
用語の意味に関しては下記記事参照