日本ハム対ロッテ5回戦
先発は、北山亘基と小島和哉
試合は、2-0で日本ハムが勝利
北山は、116球完投
私は、先発投手には、完全試合は、求めない。
リリーフ投手は、初球からギアを上げる必要は生じない。
先頭打者を出塁させるのはOK
但し、内野ゴロを進塁打にさせない守備、飛球で進塁されない守備が必要不可欠
日本ハムのリリーフスタッフは、スタンダードWで投げられる投手が揃っており、試合で投げながらすなわち、回内運動によって、側副靭帯の前束、深層屈筋を、回外運動によって上腕部の腱板を弛緩(再生産)できるので、ブルペンで投げて肩を作らせることには賛成できない。
先発投手が完投しても、ブルペンで投げさせたら、リリーフ投手は休めない。
北山亘基のピッチング
(良かった面)
右腕前腕部を回内、右手首を背屈、右手親指PIP関節を背屈している。
左足親指IP関節を底屈して左足親指の爪先でタップする。
(修正ポイント)
捻転してから投げると回外運動、回内運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。上腕部の腱板が弛緩せずに突っ張る→回内運動の回転半径が長くなる。前腕部の側副靭帯の前束、深層屈筋が弛緩せずに突っ張る→回外運動の回転半径が長くなる。
走者を出す前もセットポジションから投げること
左膝を下す前の左膝の屈曲の角度は、インサイド、左足首の背屈の角度が0°(底屈していない)・・・右膝の屈曲は浅いが、右股関節が伸展していない。
左足首を底屈、背屈後、右股関節が内旋するから、右腕前腕部を回外してセットを解いた後、右腕前腕部が回内、右肘が伸展してしまう。
但し、右腕前腕部が背面に達する前に右腕前腕部を回外しており、プロ1年目、2年目、今季とテイクバックを小さくすることができている。
右腕前腕部が右肩に達する直前の両肩のラインがスタンダードW(これは、プロ入り前からできている)。
追加点は取れなかったか?
得点手段の主たるものは、下記のとおり。何れも二死からでもトライできる。
- ランエンドヒット(四球、ゴロ、プッシュバント)
- 犠飛(アピール崩し含む)
- トリプルスチール(打者走者含む)
二死を取られた後は、打者走者を含め、全ての走者は、帰塁することなく本塁に向かって走る。
8回裏二死一二塁
投手澤田(右投げ)、打者万波(右投げ右打ち)
一塁走者松本剛、二塁走者郡司
松本剛、郡司は、ランエンドヒットのスタート(ディレードスチール)を切り、本塁まで走る。
万波が一塁到達前に一塁手上田が左手人差し指の付け根と左手親指基節骨で打球を挟み、落球することなく右腕前腕部を回内して右肘を上げる。
footnote
用語の意味に関しては、下記記事参照