日本ハム対ロッテ10回戦(ZOZOマリン)
先発は、金村尚真と佐々木朗希
試合は、延長線に突入し1-1の引き分け
無死一塁における攻撃手段
4回表
一死三塁
投手佐々木朗希(右投げ)、打者マルティネス(右投げ右打ち)
三塁走者松本剛
佐々木朗希は、マルティネスに対する4球目、左膝を胸の高さまで上げて投げる。
しかし、松本剛は、本塁に走らない。
ノーバウンドの投球に対して、マルティネスは、ハーフスイングをす空振りであると球審に評価されて三振する。
二死を取られた後は、走者を残しておく必要が生じない。
佐々木朗希は、打者細川(右投げ左打ち)に対し、1球目、2球目、左膝を胸の高さまで上げ、インハイ(アウトハイに投球する。
しかし、松本剛は、本塁に走らない。
ポテンヒットや無人のエリアに飛んでいく打球が生じた場合、打者走者を含めた走者が採り得る手段は、下記のものが生ずる。
A. 前位の走者が三塁に走って打者走者の二塁進塁を助ける。
B. 前位の走者が三本間でアウトになって打者走者の二塁及び三塁進塁を助ける。
C.打者走者が二塁ベースをオーバーランし、三塁に向かって走ることによって、前位の走者の本塁生還をアシストする。
つなぐ野球の信者は、AかBを採用するだろう。
つなぐ野球は、結果論野球、唯心論野球
私は、つなぐ野球を信じていないので、Cを採用する。
私は、一塁走者が本塁に突入してアウトになってそのイニングスが無得点に終わっても文句は言わない。
一塁走者が三塁で停止し、その後、シングルヒットが生じて2点が入ってもA説には日和ったりしない。
一塁走者が本塁でアウトになった後、安打が生じて得点が入ってもAB説の方に日和ったりしない。
7回表
無死一塁
投手佐々木朗希(右投げ)、打者マルティネス(右投げ右打ち)
一塁走者五十幡
左翼荻野は、左翼線を空け、中堅寄りに守る。
マルティネスが産み出した打球は、三遊間を破り、右翼線よりに進んでいく。
五十幡は、ランエンドヒットのスタートを切る。
両足を爪先立ちにし、両膝を交互にニーアップしながら走る。
二三塁間で僅かに走路に膨らみを作って三本間ハーフウェイ手前でラインの内側に入れる走り方をしている。
荻野は、ウォーニングトラックと外野芝の境目の後ろでバックハンドシングルで打球に触れる。
マルティネスは、二塁ベースを蹴って停止してしまう。
遊撃友杉は、三塁ベースの左中間寄りのコーナーと荻野がフライングエルボーしたポイントを結ぶラインの内側(右翼方向)に入り、首を一塁、二塁、三塁、走者の何れの方向にも捩じらずに左腕前腕部を回外して送球をカットする。
荻野及び中継に入った友杉は、二塁に投げない。
五十幡は、三塁ベースを右足小指で蹴ってファウルゾーンに出る。三本間ハーフウェイ手前まで進んだ後、両足親指IP関節を底屈してシャッフルして三塁に帰塁していまう。
友杉は、右腕前腕部を回内してグラブからボールを抜き取り、走って三塁に近付きながら三塁に返球する。
中村奨吾は、左腕前腕部を回内して送球に触れた後、左腕前腕部を回外する。
二死一二塁における攻撃
ゴロ打ちの指示を出すと、ワンバウンドを空振りし、ストライクゾーンの投球をスイングできなくなる。
打者には引っ張って本塁打を打てのサインを出す。
10回表
二死一二塁
投手澤田(右投げ)、打者五十幡(右投げ左打ち)
一塁走者松本剛、二塁走者中島卓也
五十幡は二飛
松本剛、中島卓也は、本塁に向かって走る。
footnote
用語の意味に関しては、下記記事参照