日本ハム対ソフトバンク23回戦(es con field hokkaido)
先発は、伊藤大海とリヴァンモイネロピタ
試合は、7-4で日本ハムが勝利
山縣は、開幕直後の段階で既に、楽天宗山を走塁、打撃、守備(フットワーク、スローイング)何れに於いても上回っていた。但し、プロ野球選手としては新人であるが野球としては新人ではない。送球が進塁先に達する直前に減速する。少しスレているところが看て取れる。
山縣は、打球の後ろに左腕前腕部を入射するまでのフットワーク、スローイングは、チーム内では、水野に次ぐ。
間もなく石井からセカンドのポジションを奪うだろう。
私は、この試合で山縣がモイネロから本塁打を打ったことに関しては、全く驚いていない。
山縣は、日本ハムに入団していなければ、新人王のタイトルを獲得することとなったであろう。
しかし、新人王は獲得できなくても日本ハムに入団することにより、リーグ優勝を争うことができている。
リーグ優勝を争った結果、リーグ優勝を逃すのと実現するのとでは、得ることができる財産が段違いである。
最後まであがいてリーグ優勝を実現しろ!
今川も山縣もシーズン通して一軍でプレーしてくれなければ困る選手なので、今回も厳しくいかせてもらう。
モイネロvs日本ハムの各打者
モイネロは、走者を出す前は、ワインドアップポジションからノーワインドアップで投球を開始する。右脇腹を捻転してから左腕前腕部を回外してセットを解くので、回転半径が長く加速距離が短くなる。
走者を出す前のモイネロからヒットを打つのは難しくない。
日本ハムは、走者を出した後、セットポジションから投球されてモイネロに抑えられてきた。
今川の本塁打と山縣の2本目の本塁打に関しては、セットポジヨンからの投球
今川、山縣の両者に共通する部分は、下記のとおりである。
ヘッドを寝かせてセットアップ
右肘をヒッチして左足親指IP関節を底屈してタップ
左股関節を屈曲
右腕前腕部を回内して右肘をコックアップした後、右肘がバックネット方向に張出し、頸反射することにより左腕前腕部が回外、左肘が投手方向に張り出す。両肩を結ぶラインがスタンダードWになり、左脇腹が右肩の方に捻転せずに済む。ニュートラルポジションができる。
左股関節を縦に伸展、左足親指IP関節を底屈せずに、左股関節を投手方向に伸展して左膝を伸展(左膝は背屈まではしていない=スライドステップ)してしまう。右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が長くなってしまう。左股関節の内旋の回転半径が長く加速距離が短くなるから左股関節が屈曲弛緩しない。左足親指IP関節を底屈させるのが難しくなる。左股関節の内旋が右肩方向にフェイドアウトしてながら進行していき得る。
左膝が背屈するまで伸展しなかったので
左股関節が内旋(屈曲)
左股関節を縦に伸展、左足親指IP関節を底屈できた。
右腕前腕部を回内後、打球は右肘が上がった後、リリースされる(=バックスピン)から打球がバットからリリースされる前に左足親指IP関節を背屈、左膝関節を背屈していく。バナナカーブが90°前後で生ずる。
アウトカウントに関係なく投手がボールをリリース後にスタートを切る
打者は、ワンバウンド以外は、スイングをする。本塁打を打ってくれても構わない。
右腕前腕部を回内又は回外してヘッドをホームプレート方向に倒す神主打法は、前者の場合は、棘上筋が、後者の場合は、右腕上腕部の棘下筋が突っ張る。
前者の場合は、右腕上腕部の回外の回転半径が長く、加速距離が短くなる。
後者の場合、右腕前腕部の回内の回転半径(右肘のコックアップ)が長く加速距離が短くなる。
前者の場合、右肩関節がバックネット方向から三塁側席方向に伸展し、後者の場合、一塁方向に肩関節が内旋する。肩関節が屈曲しないから弛緩しない。
両者とも左体幹筋が右肩の方に捻転する。右腕前腕部の回外運動の回転半径が短く加速距離が短くなるからトップポジションで右手首が150°に背屈しない。ヘッドが立たない。棘下筋が弛緩しない。右腕前腕部の深層屈筋、右肘側副靭帯の前束が伸展しないから右肘が畳まれない。
右手首の背屈の角度が90°及び掌屈する。右腕前者の場合、ワンバウンドを空振りし、後者の場合、ストライクゾーンを通過する投球の軌道をスイングできない。
テイクバックの大きい投手も神主打法の打者と同じ根拠で肩関節の回外及び回内運動の回転半径が長く加速距離の短いドアスイングになる。
ワンバウンドの空振りをするなというサインを出せば、神主打法を止めざるを得ないだろう。郡司は、テイクバックの大きい佐々木朗希に対しては神主打法を止めたが、テイクバックの小さいモイネロに対しては止めず、神主打法でセットアップしてしまっている。
第一打席、アウトハイ(右打者のインハイ)の投球に対し、右脇腹が捻転する。右腕前腕部の回外の回転半径が長く加速距離が短くなり、トップを作るのが遅れる。ドアスイングで振り遅れ左翼棒外側のファウルとなる。
1回裏二死一塁
打者郡司(右投げ右打ち)
投手モイネロ(左投げ)
スコアは、0-0の同点
カウントは、1-1
一塁走者レイエスは、モイネロが左腕前腕部を回内後(左肘コック前)、シャッフルしながら二次リードを開始、二死を取られた後にもかかわらず二塁手の頭上を越える直前に左股関節を屈曲してスタートを切る。
右前安打で三塁以降に進塁できていない。
3回裏無死二塁
打者レイエス(右投げ右打ち)
投手モイネロ(左投げ)
スコアは、1-3で日本ハムが2点ビハインド
二塁走者今川は、モイネロが左腕前腕部を回外してセットを解いた後、左股関節を屈曲してシャッフルをして二次リードを開始する。2往復目は、1往復目より上方への加速距離が長いシャッフル、3往復目は、上方への加速距離がMaxのシャッフルをする。
シャッフルを計7往復した後、左股関節を屈曲してスタートを切るが、右股関節を屈曲して停止する。打球が三遊間を抜けた後、左股関節を屈曲してスタートを切る。
今川は、二三塁間で走路を膨らませ三本間で走路の膨らみを抑えるランニングをする。
左股関節を屈曲、左足親指IP関節を底屈して三塁ベースの本塁寄りのコーナー上を蹴り、オーバーランする。
しかし、右股関節を内旋して三塁に帰塁してしまう。
打球が三遊間を抜けてからゴーをしているので左前安打で二塁から本塁に還れない。
footnote
用語に付与する意味(解釈)に関しては、下記記事参照