日本ハム対ソフトバンク22回戦
先発は、根本悠楓と和田毅
試合は、6-1で日本ハムが勝利
しかし、得点に至るまでの攻撃の過程を見ると、評価を高く付けることはできない。
abstract
ゴロを打ったら走者に進塁義務が生ずる場合は、ゴロゴーをさせずにディレードスチールのスタートを切らせる(ランエンドヒット)。外野の前に落ちた打球でも一塁走者は、本塁に還れる。
関係記事①、
帰塁は、先の塁を蹴った後でもできる。
飛球は、2つ以上進塁できる。
野手が打球に触れるのを待つ必要は生じない。打者がフライングルボーした後にスタートを切る。
後続の走者は、先頭の走者の進行方向とは逆の塁に投げて先頭の走者の本塁生還をアシストする。先頭の走者の帰塁未履行のアピールを崩す。
二死を取られた後は、打者走者を含め、全ての走者は、帰塁することなく本塁に向かって走る。
四球は、2つ以上進塁できる。
前進守備は敷かない。
三塁手、二塁手は、走路より前に出ずにゴロに触れる。
グラブを持つ手の親指基節骨→小指基節骨又は小指基節骨→親指基節骨の順で打球を叩く。
内野ゴロで進塁義務が生じないケースにおいて先頭の走者が二塁に未達の場合を除き、打球に触れた野手は、先頭の走者の進路と逆の塁に投げない。
特に、二死を取った後、相手チームの選手は、打者走者を含め、本塁に突入してくる。先頭の走者が三塁に達した場合は、一塁手、二塁手、三塁手は、打球触れたら一塁ベース、二塁ベース、三塁ベースを蹴る前に本塁送球する。
二死を取られた後、一塁走者を二塁でフォースドアウトにできれば、その前に本塁生還した走者がいても得点が成立しないが、一塁走者を二塁でフォースドアウトにできなければ、得点は成立する。
一塁走者は、必ずしもゴロゴーのスタートを切るとは限らない。二死を取られた後は、ランエンドヒット、ディレードスチールを仕掛けてくる。ドリルスライディングをしてオーバーランしてくる。
打者走者は、ルール上、本塁に帰塁できないから触球によりアウトにすることが慣行化しているが、打者走者は、フォースドプレイではない。
打球に触れた野手が自身で一塁に触球してアウトにするにしろ、打者走者にタッグするにしろ、一塁に送球若しくはトスして他の野手に一塁に触球してもらうにしろ、打者走者をアウトにするより前に三塁走者が打者走者が本塁を蹴れば、得点が成立する。更に、打者走者との競争に負けても得点は成立する。
満塁のケースは、アウトカウントを問わず、打者がゴロを打った場合、進塁義務が生ずる。よって打球に触れた野手は、本塁でアウトにできるか否かに関係なく本塁送球一択である。
本塁に突入してくる過程でバックを踏むことが生じ得るからである。
送球は、ノーバウンドで投げる。
二死満塁、一ゴロ[守備]
2回表二死満塁、投手根本(左投手)、打者川瀬(右投げ左打ち)、一塁走者甲斐、二塁走者増田珠、三塁走者柳町
スコアは、0-0の同点
川瀬は、投球に差され、左手首を返してしまう。一塁ゴロを打つ。
マルティネスは、両腕前腕部を回外して打球に触れた後、右足のスパイクの外側で一塁ベースのマウンド寄りのコーナーを蹴る。
根本悠楓は5回2/3イニングス無失点
根本は、投球を反復しながら腱板、深層屈筋、側副靭帯を再生産することが困難となり、6イニングス目だけで4球をワンバウンドさせる(降板までのワンバウンド投球は、全98球中5球)。
6回途中での交代は妥当である。
関係記事①、
二死三塁、四球[走塁]
2回裏二死三塁、投手和田(左投手)、打者野村、三塁走者マルティネス
スコアは、0-0の同点
野村は、バットを持ったまま一塁に歩き始める。左膝下に嵌めたレガースを玉拾いに渡し、一塁に歩く。
三塁走者のマルティネスは、本塁に還れない。
一死一塁、四球[走塁]
5回裏一死一塁、投手和田(左投手)、打者清宮(右投げ左打ち)、一塁走者郡司
スコアは、2-0と日本ハムが2点リード
和田の腱板が凹む。
郡司が二塁に走る。しかし、オーバーランしていない。
甲斐は、ハーフバウンドの角度で、バックハンドシングルで入射後、フォアハンドシングルに切り替え、投球に触れる。
甲斐は、右肘を上げた後、右腕前腕部を回外して送球動作を止める。
甲斐は、審判にボールの交換を求めるが、球審は即応しない。
郡司は、三塁に向けてリスタートを切らない。
球審は、間を置いてタイムをかける。
清宮は、一塁に歩く。
二死一二塁、左前安打[ケース打撃]
5回裏二死一二塁、投手和田(左投手)、打者マルティネス(右投げ右打ち)、一塁走者清宮、二塁走者郡司
スコアは、2-0と日本ハムが2点リード
左翼近藤は、本塁に投げる。
遊撃手は、送球をスルーする。
捕手の甲斐が本塁ベースを跨いで内野芝に入って送球をカットし、本塁をガラ空きにさせた。
甲斐に、二塁に送球させた。
三塁走者が生還し、F3-0H
一塁走者の清宮は、二三塁間に挟まれてタッグアウト
二塁走者の本塁生還を盤石なものとしたので、これはOK
5回裏二死一二塁、投手和田(左投手)、打者野村(右投げ右打ち)、一塁走者上川畑、二塁走者松本剛
スコアは、4-0と日本ハムが4点リード
松本剛、上川畑は、野村のバットから打球がリリースされた後にスタートを切る。
野村は、左翼に飛球を打つ。
“二死を取られた後”、近藤が落球したにも関わらず、上川畑は、三塁ベースを蹴ってオーバーランした後、三塁に帰塁してしまう。
オメエ! そんなに鎌ヶ谷に生きてえか!
二塁走者の松本剛のみ生還してF5-0H
二死一塁、右前安打[ケース打撃]
5回裏二死一塁、投手和田(左投手)、打者上川畑(右投げ左打ち)、一塁走者松本剛
スコアは、4-0で日本ハムが4点リード
松本剛は、ファーストバウンド後にスタートを切る。
右前安打で二死一二塁に留まる。
これじゃ、セカンドゴロと同じじゃねえかよ!。
一死一塁、右前安打[ケース打撃
8回裏一死一塁、投手笠谷(左投手)、打者山田遥楓(右投げ右打ち)、一塁走者万波
スコアは、5-1と日本ハムが4点リード
山田遥楓は、ヘッドを残せて右方向にゴロを打つ。
万波は、ゴロゴーのスタートを切る。
右前安打で一二塁に留まってしまう。これじゃ、セカンドゴロと変わらない。
一死一二塁、右翼塀直撃の打球[ケース打撃]
8回裏一死一二塁、投手笠谷(左投手)、清宮(右投げ左打ち)、一塁走者山田遥楓、二塁走者万波
スコアは、5-1と日本ハムが4点リード
打球がバットからリリースされた後、万波は、腹側を一塁線、背側を左中間に向けハーフウェイ手前で左股関節をバックステップする。
山田遥楓は、ハーフウェイ手前で腹側を右中間、背側を本塁に向けシャッフルする。
万波、山田遥楓は、打球が頂点に達した後、スタートを切る。
右翼の増田珠が塀際でジャンプするが、打球に及ばない。
塀際の打球で2点取れるところが、1点も入らない。
8回一死満塁、投手笠谷(左投手)、打者マルティネス(右投げ右打ち)、一塁走者清宮、二塁走者山田遥楓、三塁走者万波
スコアは、5-1で日本ハムが4点リード
マルティネスが産み出した打球は、45°以上90°未満、加速距離が長い。
しかし、各走者が遊撃手川原田が打球に触れる前に帰塁してしまう。
遊撃手川原田は、頭の高さでバックハンドシングルで打球に触れる。
二死満塁、右前安打[ケース打撃]
塁が埋まった満塁でロゴーはあり得ない。100%ランエンドヒット!!(冒頭の囲み記事)
しかも2アウトを取られた後である。
8回裏二死満塁、投手笠谷(左投手)、打者細川(右投げ左打ち)、一塁走者清宮、二塁走者山田遥楓、三塁走者万波
スコアは、5-1で日本ハムが4点リード
細川は右翼に飛球を打つ。
各走者は、細川のバットから打球がリリースされた後、スタートを切る。
二死を取られた後であるにもかかわらず、二塁走者山田遥楓は、三塁ベースを蹴ってオーバーランした後、三塁に帰塁してしまう。
おまえも、上川畑と一緒に鎌ヶ谷行き確定だな!
細川のポテンヒットで走者一掃のところが1点しか入らない。5点差では、セーフティリードとは言えない。
F6-1H