生年月日 2001年3月9日
右投げ右打ち
外野手
石見智翠館高-ソフトバンク(ドラフト5位)(2018)-日本ハム(現役ドラフト2023)
192cm 87kg
打撃
右手親指基節骨をグリップに当て、右手親指の指先をグリップの外側に反らす。
以前は、右手人差し指の付け根にグリップを嵌め、右手人差し指をグリップに巻き付けずにいたが、直近では、右手中指基節骨(第二関節)にグリップを嵌め、右手人差し指をグリップに巻き付けている。
両肩、両足は、スクエアスタンスにしてセットアップする。
左足踵を地面から離している。
右肩を左肩よりも上げ、骨盤を両肩を結ぶラインと平行にするスクエアポジションでセットアップしている。
セットアップが鈴木誠也と共通している。
両肩を結ぶラインがインバートWになっている。
ヘッドの角度を45°にして構える。
セットアップの段階で頸反射している。
左足拇指球で二回タップする(二段ステップ)。
ニーアップは全くしないに等しい。
二段ステップをする分、左股関節が万波よりも内旋が大きい。
左股関節の内旋を小さくして空振りを少なくすることを要する。
右肘を上げる。右肘がヘッドの外側に張り出す。
左足首を底屈し、左足は、左足小指球から入射する。
従前よりもストライドを狭くできている。
インサイドベルトより上のコースに対し、左腕前腕部を回内、回外、右腕前腕部を回外後、右手首が背屈し、右手小指基節骨が垂直に近く入射できる。
首がバックネット方向に入らない。
右手親指基節骨でグリップを叩いた後、両腕の前腕部の深層屈筋を緩めることができている。
フォロースルー後、左足首が背屈する。
ヘッドがヘルメットに着き、フィニッシュする。
走塁
左膝を屈曲、右膝を伸展して滑り込む。右足でベースを蹴った後、右股関節を内旋してドリルスライディングをする。
守備
スプリットステップ直前の両膝の屈曲の角度は、135°と深い。右肘を上げた後、右足拇指球で地面を後ろに蹴ってしまう(バックを踏む)。
現段階での総評
私見では、現役ドラフトでは、実績を産み出したベテランではなく、一、二軍での実績も関係なく、肉体の稼働が優れ、且つ肉体の再生産ができる若手を獲るという立場を採用する。
修正を要する箇所が全くないわけではないが、体の使い方は、悪くない。日本ハムに移籍する前の段階で一軍戦未出場、二軍戦で産み出したサービスに付された評価も高くないが、一軍で使えば、産み出すサービスに付される評価は高くなるであろう。
野球ファンの見解には、現役ドラフトにおける日本ハムの選択は、他球団よりも落ちると評価するものが多いが、現役ドラフトを使用した補強は、日本ハムが最も上手い補強をしたと思う。
footnote
用語の意味に関しては、下記サイトを参照