21/06/2021広島8-10DeNA,世界一の小園研究家が小園の打撃について解説します。

奴隷に人権は、ありません。金を取り返さないと労働から自分を解放させることができません。金が足りないから働く。それでいいんです。やりがいなんて要りません。目標なんて要りません。コロナウィルスは実体がありません。セックスしても感染しません。他人にも感染させません。野球の練習をしても、野球の試合をしても感染しません。他人にも感染させません。命令、処分、法律、道徳を守っていたら金は取り返せません。コンプライアンスなんか糞くらえだ。仕事は、利潤の奪い合い、資産の奪い合いです。労働力を再生産できなくなるまで肉体を破壊すれば、破壊された人間は、金をロスチャイルドから取り返せません。労働力を破壊されるレベルまで肉体を破壊さえしなければ何をしても構いません。人間、道徳上、正義面で正しくある必要なんて全くありません。コロナウィルスで練習ができなかったから打てなかった、打者を抑えられなかったと言っている奴はプロではありません。何度も言うように、命令、処分、法律、道徳なんか破って練習すればいいんです。小園は、試合に出場できない間も、ロスチャイルドの代理人である保険所の職員の命令を破ってバットを振り込んできてくれました。流石、俺が見込んだことだけのことはある。
今回は、日本一の小園研究家として自認する私が、小園の打撃について詳細に述べていきます。

小園のノーステップ打法

短距離打者、中距離打者、ホームランバッターであるという価値を付け分けるものは何か。
前田智徳、鈴木誠也は、本塁打王を獲ったことがありません。小園は、現在100打席以上立って0本塁打です。林は、3本塁打、佐藤輝明や村上は、2桁打っています。しかし、林、佐藤輝明、村上はホームランバッターだとは思いません。しかし、前田智徳、鈴木誠也、小園は、ホームランバッターです。
価値を付ける基準となるものは、本塁打数やセイバーメトリクスに基づいた上っ面の現象でしかない各種指標ではありません。上背や体積に価値を付けた身長、体重でもありません。
私は、振る力、敷衍すれば、パーフェクドインサイドアウトにどれだけ近く振れるかどうかによってカテゴライズします。
小園は、①1回目のヘッドステイバックの過程で前膝を上げる、②1回目のヘッドステイバックの過程で、前足をすり足にする。①と②は、オースティンのように前足の裏を浮かせる程度前膝を上げて頭の下に前膝を落とす方法とスライドステップ方式の両方を用いるから、2×2で4。更に、前足のスパイクの外側だけ浮かせるスイングを行う。小園は、5種類のスイングを使い分ける。
セットアップを解くときに、トップハンドの前腕部を回外する(トップを入れ替える)とトップハンドの肘が落ちる。トップハンドの、側副靭帯、上腕部が脱力する。後ろの肩関節にグリップが収まる。トップハンドの脇が締まる。ボトムハンドは、肘を畳んだ状態で前腕部が回内、前肘が上がり、前脇が空く(前肩関節の外転)。トップハンドの肘が通過できるようになっている。トップハンドの親指がしなる。前足首が背屈する。すなわち、前足の裏が投手は打者に、打者は投手の方に向く(ヘッドステイバック)。ヘッドが寝ます。鈴木誠也、小園は、投手の方に前足の裏が向きます。これが彼等のスタンダードです。後ろの股関節が前の股関節から剥がれます。骨盤の前側が浮きます。前の股関節が内旋(引っ込む)します。
後ろ足の外踝にウェイトがかかる(アウトエッジ)。この手の打者は、投手のセットアップの解除に、トップの入れ替えが遅れると後ろ足踵で地面を踏んで踵体重になる。しかし、トップを入れ替えてヒッチするから後ろ足踵が滑らない。前肩関節が背骨の方に入らない。ボトムハンドの前腕部を回内して前肩関節の入りを止める必要がない。前肘が突っ張らない。前肘を畳んでニュートラルポジションができる。
トップハンドの親指の基節骨で投手はボールを、打者は、グリップを叩くとトップハンドの手首が持ち上がる(トップポジション)。ヘッドが立つ。小園は、一スイング内で、3回ヒッチします。トップポジションは、2回、多いときは、3回トップポジションに入ります。5種類のスイングの内、ヒッチしたときは、グリップの位置が肩関節より下に落ちます。7回表、砂田と対したとき以外は、何れも、1回目、2回目のトップポジションに入ったときには、左手首が首より上に上がっています。
林、中村奨成のように前肘が突っ張る選手は、トップポジションの過程でヘッドが寝る。ボトムハンドの前腕部の回内を解除するとヘッドが立つ。
小園は、トップポジションでトップハンドの脇が空く。前の股関節を内旋していたので、前足を頭の真下で底屈することができる。回転半径を狭く、トップハンドの小指の加速距離を長くできる。小園は、トップハンドの中指、小指、親指の使い方は、抜いた変化球に応じて行い、前足を落とすのがファストボールに合わせて落としている。前膝を上げる上げないに関係なく、前膝を下に蹴るだけで一歩も前に踏み込みません。スライドステップという価値属性が付与されていても、事実上は、どのスイングもノーステップで行っています。
小園は、5種類のスイングは、何れもノーステップで行っています。
ボトムハンドの前腕部が回外し、ボトムハンドの肘が落ちる。ボトムハンドの脇が締まる。ボトムハンドの手首の甲が立つ。前肩関節が後ろの肩関節よりも下がり、後ろの肩関節が前肩関節より上がるから、グリップが後ろの肩関節から外れない。後ろ肩関節と前足を結ぶラインに軸ができる(=右投げ左打ちで言う前壁理論)。トップを入れ替えたときに、後ろ足と前肩関節はスイングします。前肩関節は、トップを入れ替えた後は、前の肩甲骨に格納します。何度も言うように、ウェイトがかかる方が必ずしも軸足ではありませんよ。打撃、投球において軸足は、終始一貫して前足ですよ。
トップを入れ替えずにヒッチし、トップに入る前に前膝を上げる選手で、トップに入ったとき、田中広輔、松山、丸のように前肩関節を背骨の方に入れる選手、古田のように前肘が突っ張る選手は、前膝を上げたからではなく、ヒッチのときに前の股関節が外旋しているから、トップポジションの過程で前膝を落とすとスウェイする。トップを入れ替えると、前膝が屈曲する。トップハンドの手首を返してしまう(トップハンドの手首がボトムハンドの手首を乗り越える)。回転半径(ストライド)が長くなるので、トップハンドの中指、小指をしならせる間がないので、中指、小指の加速距離がゼロになります。トップハンドの人差し指でグリップを押すだけでトップを入れ替えることができません。
林のように前膝を殆ど上げない選手で、トップポジションの過程で前肘を突っ張らせる選手は、トップポジションの過程で前足首を底屈させる位置を探ります。スウェイします。
ヒッチの過程で、ヒッチより先に、後ろ足踵で地面を踏んで前膝を上げてしまうと、後ろ足の外踝より踵寄りにウェイトがかかる。前膝をを上げた分だけヘッドステイバックが遅れます。トップハンドの親指がしなりません。トップハンドの親指の基節骨の加速距離が短くなりますので、トップポジションが頭の位置まで達しません。
トップハンドの親指の基節骨でボールを叩けないとトップポジションでトップハンド側の脇が締まる。トップハンドの脇が締まっていても、トップハンドの小指を走らせることはできる。トップハンドの肘は落ちる。トップハンドの親指はしなる。しかし、トップハンドの脇が空かないとトップハンドの上腕部を外旋できない。トップハンドの肘より前にトップハンドの手首が前に出る。トップハンドの小指の加速距離が短くなる。後ろの肩関節かトップハンドの肘を持ち上げないと、頭の位置まで後ろの手首が上がりません。トップの位置が頭の高さに達するのが遅れれば、前足首の底屈が遅れます。トップを入れ替えると、背中の方にヘッドステイバックします。トップハンドの親指基節骨でグリップを叩くと、トップハンドの肘が加速します。前足首が底屈します。投手の場合、投球腕の親指基節骨でボールを叩く直前は、前膝が突っ張り、投球腕の親指基節骨でボールを叩いた後で前足首が底屈します。
しかし、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩いても、後ろの肩関節が残らないので、トップハンドの肘を走らせるスペースが空きません。投球をトップハントの小指の付け根で受けてしまいます。
ヒッチしたときに、前膝を上げずに、前足首を背屈する擦り足を採用すると、外踝にウェイトがかかります。捕手方向にヘッドステイバックを大きくすることができます。後ろの肩関節が残りますので、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩くと、トップハンドの肘を走らせるスペースができます。
小園は、7回表(投手砂田)、セットアップ(アドレス)のとき、グリップの位置を後ろの肩関節の高さまで下げています。トップを入れ替えて左肘をヒッチしますが、左肘の加速距離が短くなります。左手親指がしなりません。骨盤が落ちます。ビシエドのように前足のススパイクの外側が浮き上がります。右足首が背屈します。ヘッドステイバックします。トップポジションの過程で、右足の拇指球で地面を投手方向に蹴って前肘が背骨に入るのを防止します。後ろの膝が屈曲します。左手親指がしならなかったことと相俟って頭の高さまで左手首が持ち上がっていきません。左肩関節で左手首を持ち上げます。前足踵が浮きます。スクエアに前足踵を接地しトップを入れ替えると前足首が背屈します。左手親指の基節骨でグリップを叩き、左手小指、左肘を加速させた後、前膝から前足踵に回転軸が移ります。小園は、アウトハイの投球を空振り三振します。
トップハンドの基節骨でグリップを叩くと後の股関節が前の股関節にぶつかっていきます。骨盤の前側のラインが投手方向に張り出します。スウェイします。ここは、前田智徳、和田、古田いずれも同じです。
ヘッドの外側を縦に擦り投球の下にヘッドを潜らせる(トップの入れ替え)と、再び前足首が背屈する。前の股関節が後ろに戻る。
アウトコースに逃げる投球は、トップハンドの小指を投球にぶつけて加速させるとヘッドがかすらないから、トップを入れ替えて両股関節を剥がして、ヘッドをしならせる。ヘッドが寝る。トップハンドの親指基節骨でグリップを叩き、ヘッドを立たせる(トップハンドの前腕部が回内)。外に逃げる投球は、後ろの肩関節さえ残っていれば、トップハンドの小指との距離がインコースよりも長いので、再びトップを入れ替える間ができます。
小園は、右足を軸に左手の小指で打球を叩きます。右手で捕球します。右手がトップハンドですが、捕球において、左手先導でないことと関係しています。
小園は、ハーフバウンドが死んで浮き上がったところを右手(素手)で捕球したときは、前膝と前肘が併進して前に出て右手親指基節骨でボールを叩けませんでした(=トップポジションに入れなかった)。それによりボールを握り損ねました。

プロ二度目の先発の大道は、3回2/3で8失点

貴方は、捕手が外側に構えているのに、投球が内に入るのは何故だかわかりますか?
先ず、投手は、捕手のサインを確認し、静止した後は、捕手のミットをめがけて投げるなんてことはしません。捕手のミットをめがけて投げると、前膝と前肘が併進し、両肩がフラットになります。頭が背骨の前に突っ込みます。トップハンドの中指、小指をしならせる間ができずに、投球腕の人差し指の付け根でボールを押してしまうからです。コーナーを突けますが、トップスピンもバックスピンも落ちます。前足に回転軸ができず、側副靭帯に負荷が増してしまうからです。捕手は、左肘をヒッチするとミットは下がります。左手の親指基節骨でミットを叩けます。ミットの位置が戻ります。左手小指でボールの外側を叩けます。背骨の右側で捕球できます。捕球の瞬間に投球にバックスピンが加わります。ミットを下げることに関し、中村奨成が野村克也にお叱りを受けていましたが、投手の側からすれば、ミットは下げて頂いて一向に構いません。

大道は、1イニングス目、2イニングス目は、右手親指基節骨でボールを叩くことにより、右手首を持ち上げてから、右肘を持ち上げていました。前足も頭の下に落せていました。
しかし、3イニングス目に入ると、右肘をつまみ上げてから、右手首をつまみ上げています。左膝の屈曲は浅いですが、左膝が左足内踝より前に出ます。右手中指、小指をしならせる間ができませんので、右手親指基節骨でボールを叩いた後(リリースの後)、右手中指の基節骨にボールが引っかかりません。右手中指、小指でボールを縦にこすり下ろすことが(右腕前腕部の回外、トップの入れ替え、フォロースルー)ができません。

オースティンの攻略手段

オースティンは、右打席の内側のラインからボール一個分空けるかどうかというぐらい、右打席の内側のラインに接近して、スクエアスタンスで立ちます。アウトコースに関しては、後ろ肩関節を残して右手人差し指の付け根でグリップを押していくことはありません。インコースだけでなく、アウトコースの投球に対しても、人差し指を投球の軌道に向けてヘッドを入れていきます。投球の軌道は目で追いません。右手小指と投球の軌道との距離から、ヘッドと投球の軌道がかすらない場合、ヘッドをしならせ直して再度、右手親指基節骨でグリップを叩き直します。インコースもアウトコースもポイントがほぼ横並びです。
大和や伊藤光は、林と同じく、前肘を突っ張らせ、前脇を空けてからトップハンドの人差し指の付け根で持ち上げていくので、インコース、アウトコースの投げ分けで抑えることはできますが、オーティスは、それが通用しません。
オースティンは、トップを入れ替えて右肘をヒッチします。左足スパイクの外側を内側よりも地面に浮かせます。トップの高さは首の高さ、トップポジションの過程で、ニュートラルポジションができています。オースティンは、外のワンバウンドを振りません。ストライクゾーンに投げ込んでいかないとアウトに取れません。右肘がヘッドの外側に張り出し、右脇が大きく空きます。2回目のヒッチは、右肘が真下に大きく落ちます。ヘッドステイバックが尋常でなく大きい。フィニッシュまで左肘を畳んでいます。インサイドアウトスイングの完成度は相当高いです。
前足は、頭の真下に落すノーステップ打法です。インコースであろうと、アウトコースであろうと、トップハンドの肘を後ろの股関節は前に出していきますが、前足は踏み込んで打ちません。
インコースを攻められた打者が、その後、アウトコースを踏み込んで打つことができなかったと言われますが、実際は、スウェイしてトップが入れ替えられず、前足を背骨の方に引いています。インコースを続けられた場合も、前足を踏み込んでいき、トップハンドの手首と骨盤の前側が投球との距離が狭まってから前足を背骨の方に引いています。
足元を動かすのであれば、ストライドを広げさせてやらないといけません。
しかし、前述のようにそれも難しい。
大道は、この投げ方でインローに投げると、リリースの直後に右手人差し指のボールの付け根がボールの上っ面に被さり、人差し指と中指の間にボールを引っ掛けます。手の甲が寝ます。
右投げ右打ちの選手にとって、インローは、トップハンドの小指が投球にぶつかり、2度打ちしなくても投球がヘッドの起始点にぶつかります。故にホームランボールです。打撃の優れた投手でもホームランが打てます。
現在のオースティンは、投げるところがありません。オースティンにヒッチする間を与えずに、投手は、セットアップを解いてインロー以外に投げて振り遅れさせるしか手段がありません。

今は得点数を稼ぐよりも野球の土台を作れ

ベイスターズ打線は、広島のリリーフが弱いので、広島打線より長打が打て得点が取れるので、三嶋は、セーフティバントに関しては、内野手に捕らせて決めさせてくれるでしょう。
しかし、バントは、回転半径を長くして人差指の付け根でグリップを押していくので打撃の土台が崩れます。ペナントレースは、トーナメント制ではありません。チームは強くなりません。
全てのコースをカットしてファウルして投手に球数を投げさせると、打者は、前肘を張ってヘッドを寝かせ、前肘の張りを解いてヘッドを立たせ、人差し指の付け根をグリップに添わせてファストボールに合わせていきます。後ろの肩関節が残りません。インコースを受けて差され、アウトコースは、トップポジションにおいてスウェイして泳ぎます。投手は、ヘッドがしならないので、トップハンドの肘よりトップハンドの手首が前に出ます。ど真ん中の抜いた変化球にトップが入れ替えられません。加速距離が短いので、ギアを上げて投げなくてもアウトに取れます。こんなことをしても広島打線は、三嶋から6点は取れません。
ファウルするなら、ソトやオースティンのように、抜いたカーブの軌道に応じてファストボールも抜いた変化球も、投球の軌道に右手小指をぶつけて順方向にフライを打つスイングでファウルを打たないと、投手の肉体は損耗しません。
小園は、現在のように、抜いたカーブの軌道に応じてファストボールも抜いた変化球も、どの高さ、コースも、投球の軌道に右手小指をぶつけて順方向にフライを打つスイングで行けばいいでしょう。
今は、ベイスターズに対して点差を詰められたとか、追いつくことができたとか、逆転することができたとか結果はどうだっていい。wild Wild Young men(飼いならされていない選手達)は、それよりも野球の土台を作ることが必要だ。