左投げ左打ちスリークウォーター
2015年、山口鉄也、スコット・マシスンにつなぐ中継ぎ陣の一角として活躍し、46試合に登板した。
2018年は、左肘の故障により一軍戦登板なしに終わる。
動作解析
戸根は、プレートの一塁側に左足のスパイクの外側を沿わす。グラブは背骨の左側でヘソの高さにセットする。
右足拇指球で地面を蹴り、右膝は左股関節の高さまで上げる。
右膝のレッグダウンのときから左股関節の外旋を始め、左足のスパイクの外側でエッジをかけ、右足内転筋を内旋する。
テイクバックのときには左肩が右肩よりも下がらないが、左肩関節の外転の前に左肩が右肩よりも下がる。
左手首は、両股関節を結ぶラインを越えるが、小指側、親指側とも背中からは出ない。右足前脛骨筋は、回内(外反)する。
左腕前腕部を回外する。コックアップ前後は、スタンダードWである。
左肘をつまみ上げたときに、左足はスパイクの内側でエッジをかけ、左膝が外側に逃げている。右足はスパイクの内側から着地する。
左肘のアクセレーション前は、両肩甲骨がぶつかるが両肩がM字になる。右腕前腕部を回外し、右手は親指が上になる。頸反射はしていない。
右足の着地から左肘が出てくるまでの間は短い。
リリースの直前に右足が突っ張らない。
左腕前腕部の回外の前に左足を蹴り始める。
リリース直後の左腕と背骨の交わる角度、左肘の高さ、左肘のレイトコッキングの角度は、スリークォーターである。