サッカーは、ボール一つを買えば、貧しい家庭の子供たちでもできる。野球は金がかかる。母子家庭の子は、栄養費の支給を受けて特待生でもならない限りは野球を続けられない。野球をやっている奴は、菅野坊ちゃんのように裕福な家庭の子が圧倒的に多い。金メダルを獲得したチームがアマチュアの中で世界最強というわけではない。私は、プロ野球しか見ない。野球以外の競技は、野球の練習に付いてこれなかった落伍者がやるものだから他の競技も見ない。レベルの低いオリンピックの試合は、アマだけでやっていたときもプロが参加するようになってからも見ない。
オリンピックの日本代表に選ばれるということは、赤紙が配達されるのと同じである。金持ちのボンボンが戦場に行かなかったように、金を積めば行かなくて済む。私は、プロはオリンピックに出場せずに、アマチュアだけでやれという考え。オリンピックの代表に選ばれることは、必ずしもイコールNPBのベストメンバーに選ばれたということではない。鈴木誠也の打撃、森下の投球は、NPBの中では群を抜いている。菊池涼介の守備走塁は、並よりやや上、打撃は、並みより若干落ちる。栗林がNPBナンバーワンのクローザーかというとそうではない。突出した球種はないが、各球種で突出して弱い球種もない先発投手なのだ。
高橋昂也のピッチング
高橋昂也は、前膝で地面を蹴ってブロッキングできていたときは、ヤクルトの打者は、差されていた。右膝が右足の踝より前に出ていたときは、ボールが指にかからず、ヤクルト打線に、インサイドアウトでスイングされ、いい詰まり方をされていた。しかし、右膝の屈曲は、高橋 奎二ほど深くない。
高橋奎二vs広島打線
高橋奎二は、昨シーズンまでよりも右膝の屈曲を浅くして投げられていた投球もあったが、大部分は、右膝の屈曲が深い。左手中指、小指の加速距離が短く、左肘側副靭帯に負荷が増す投げ方をしている。打者からすれば、トップを入れ替える間ができる投手である。プロの打者であれば攻略するのが難しい投手ではない。実力としては、高橋昂也の方が上である。この試合の投球に限っても、高橋昂也のピッチングの方が内容では上回っていた。
林は、トップポジションで右肩関節、右肩の腱板が背骨の方に入り、それが顕著になると右肘が突っ張る。ここ数試合、アウトローのワンバウンドを空振りすることが多くなった。
西川、坂倉も、高橋奎二クラスの投手と対すると、前肩の腱板が背骨の方に入る。マクガフと対すると、更に、前肩の腱板が深く背骨の方に入る。中村奨成は、高橋奎二よりもレベルの落ちる投手にも前肩の腱板が背骨の方に入る。現在の実力では、サイドハンドに近いスリークォーターしか、ニュートラルポジションを作れない。
小園は、今に始まったことではないが、リアルに、花形満のノックアウト打法で、広島打線の他の打者とは、打球の速さが全く違う。凡退した打席も頭の下に前足を落とせており、後ろの肩関節、側副靭帯に負荷をかけることなく、トップを入れ替え、前腕部に負荷をかけることなく、トップハンドの親指の基節骨でグリップを叩けている。但し、小園は、骨盤を落とすノーステップ打法だけは、内容が良くない。
鈴木誠也は、昨シーズンから前肩が抜けることが多くなっている。今季は、後ろの肘の張りが昨シーズンまでよりも弱いと思う。
カープ打線では、トータルで見れば、振る力が絶対的にも相対的にも劣ると言わざるを得ない。
総評
林が打てないことで、三番の小園に、相手のバッテリーは、ストライクゾーン内に投げ込んで来なくなってきている。小園は、前肩関節が前後左右に動かず、後ろの肩関節が残るので、ど真ん中の抜いた投球もフルスイングできてインコースのファストボールもフルスイングできる。ワンバウンドを振らない。小園は、このまま.333以上を維持したまま、今シーズンを終えるだろう。打撃三部門の中で最も簡単に獲れる首位打者は十分あり得る。林は、現在の実力で、規定打席に達するまで、打席を与えたとすると、堂林のキャリアハイと同程度の成績に終わる。林は、練習次第でニュートラルポジションを維持できる対戦投手のレベルを今よりも上げることはできるが、引退までに小園を抜くことは無理。それだけ両者のスイングの差が大きい。
私の中では、松山、長野、田中広輔、メヒアは、昨シーズンオフの段階で既に戦力外。會澤も今オフは、戦力外でいいと思う。これら選手は、若手選手の動きが崩れてきたときに助けることができないから必要なときが来ないのだ。西川もスタメン剥奪してもいいと思う。
鈴木誠也と菊池涼介以外は、全員若手で残りシーズンを戦えばいいと思う。但し、今いる若手を使い続ければ、来季以降チームは強くなるかと言えばそうではない。但し、ベテランの復活を待てということではない。実績のあるコーチやスコアラーを雇ってもチームは強くならない。トラックマンを買ってもチームは強くならない。前肩関節が背骨の方にある高校生を獲っても、引退までにそれを矯正するのは至難の業、矯正できた選手は、これまでいない。FA権を取得した選手を獲らないというのであれば、栄養費を弾んで鈴木誠也や小園のような”野球人形”を獲得し続けていかないとチームは強くならない。栄養費の支給に関して、巨人資本やソフトバンク資本に負けてはならないのだ。
渡邉恒雄、氏家は、東大の在学中、ユダヤ人から共産経済の教育を受けた。しかし、貨幣を脳内で産み出し流通させている段階で、共産経済は実体がない。渡邉恒雄、氏家は、欲しいときに欲しいだけ受け取ると解する。奴隷は自由意思で働いているとする。競争を妨げられ、搾取により貧困になったことに対する奴隷は、権利を獲得することができない。共産主義を奴隷の不満を緩和させる宗教にしている。
ロスチャイルド、ロックフェラーは、奴隷を買わず、渡邉恒雄、松田元らに買わせる。ユダヤ人は、土地建物を所有しない。株主に土地建物を買わせる。ユダヤ人は金を借りて返さない。他人に貸したことにする。エサに付ける価値を下げて奴隷をタダ働きさせる。最もクズなのは、ロスチャイルド、ロックフェラー。松田元は、代表取締役であり、使用人。それと共に奴隷の買い手である株主である。球団関係者の中では、ロスチャイルドの最大の協力者である。松田元は、エサ代を搾って12球団のオーナーの中でも最もロスチャイルドに利潤を産み出している。奴隷にとって、一時にエサ代に付ける価値を高騰させてポイ捨てされる方が労働から解放されて利益になる。ロスチャイルドは、メディアの使用人を使って働き続けることが幸せであるということを宣伝し、選手は家族であると宣伝する。家族は愛によって無償で働くと宣伝する。ボランティアは素晴らしいと宣伝する。松田元に人情家であるという属性を付与する。カープファンは洗脳される。ロスチャイルドは、権利義務の当事者になることから逃れており、奴隷は、ロスチャイルドと直接権利義務を争うことができない。佐松田元を権利義務の当事者にし、更に松田元は、佐々岡を権利義務の当事者にし、「選手は揃っているのに勝てないのは、佐々岡の采配が拙い」と批判するように仕向ける。実際は、選手が弱いから勝てない。佐々岡は、使用人でしかない。搾取による利潤を得ることができない。選手は、松田元と争って、松田元から架空資産を奪い取って付ける価値を高めることしかできないのだ。利潤を産み出しているのは、選手がタダで働いているからである。松田元は、借金が、ロスチャイルドの借金であること、ロスチャイルドは無制限に架空資産を産み出せることをを言えずに、選手がロスチャイルドに貸した金を返してもらえず、ロスチャイルドに利潤を産み出し続けている。松田元は、事後にロスチャイルドから、松田元と選手の労働関係のコントロールを受けている。
佐々岡は、レベルの高い選手の獲得に制限を加えられエサ代に価値を付けてもらえない中でやらざるをえない。それを批判するのは酷である。佐々岡のしている仕事は、河田や朝山よりもよくやっている。佐々岡は、一生遊んで暮らせるだけの金をプールできていれば、働く必要がない。そうではなくて、労働力が再生産できているのであれば、監督を続ければいい。佐々岡は、佐々岡主導で、河田と朝山を切ることだ。