日本ハム資本が北海道北広島市に建設中の新球場「エスコンフィールド北海道」が、公認野球規則に定めるホームベースからバックネット側のファウルゾーンの広さ規定を満たしていないことを大資本メディアの使用人が報じている。
ファウルゾーンを狭くすることのメリット
ファウルゾーンを狭くすることによって享受できるメリットとして挙げられるのが、①ファウルが増えて邪飛が減り、打者有利となる、②捕手がワンバウンドの投球を後逸しても打者走者、既に出塁している走者が進塁することが難しくなり、投手がワンバウンドを投げやすくなるということである。
しかし、ホームベースからバックネットまでを短縮することにより、マウンドに持った土の位置が同じであれば、プレートからバックネットと地面が交わる点までの傾斜が急になる。
投手は、トップを作る前に投球肘の位置を高くし、前足のスパイクの外側の歯を丹田の真下に入射しなければ、前足のスパイクの外側の歯を地面に噛ませることができなくなる。
投球腕の前腕部を回外してからボールを投球する手の親指の基節骨で叩かないと、投球腕の上腕部を内旋して右肘を摘み上げた場合よりも投球肘の位置を高くすることができないからスタンダードWによるフライングエルボーを行わざるを得なくなる。
ストライドが狭くなれば、投球腕の前腕部の回外運動、投球腕の上腕部の内旋運動を行う間を長くすることができる。投球腕の前腕部の回外運動の回転半径が短くなり、加速距離が長くなる。投球腕の親指の指先のしなりを大きくし、投球腕の上腕部の内旋運動の回転半径が短くなり、加速距離が長くなるのである。投球腕の前腕部を回内すれば投球肘が上がり、投球肘の側副靭帯の前束が緩む。投球腕の前腕部の深層屈筋、上腕部の棘下筋、肩甲下筋が弛緩する。ワンバウンドの投球が減る。投手の肉体の損耗を軽減することができる。
ブルペンで投げ込みながらギアを上げていかなくても投球肩、投球肘が試合で投げられる水準まで再生産できる。
ファウルゾーンを狭くすることのメリットは、私見では投手の方が大きいという価値を付けることができる。
日本ハムの資本が野球規則を知っていたかどうかは実体のない観念であるが、労働は、資本、受注する労働者、発注する労働者との経済関係によって行われるのであるから、ファウルゾーンを他の球場よりも狭くするのは、日本ハム資本、選手を含む関係者の指示である。
野球規則に抵触するグラウンドに関して提起された問題とその更新策
実体は、セックスをし、物体を摂取し、排泄し、休養して肉体を稼動し拡大し労働力商品を産み出す。肉体を稼動する源泉である肉体は労働力商品であり労働力商品には属性、価値が備わっていない。肉体を稼動する過程においてその材料すなわち源泉となっている地面は、商品である。地面には価値が備わっていない。材料は商品である。労働者が肉体を稼動し、道具、機械という手段を用い、砂、粘土を作り、地面に敷く。
労働者が肉体を稼動して水、火、風、振動を産み出す。
労働者が肉体を稼動し、手段を用いて地面を固める。地面を加工する。労働者が肉体を稼動し、手段を用いて芝を産み出し、地面に敷く。労働者が肉体を稼動し、道具、機械を使って建物を作り、建物を労働の手段とする。労働力商品以外の商品は、労働をしないのである。
労働者の労働には価値が備わっていない。価値が備わっていない肉体の稼働に属性を付したものがサービスである。労働者が肉体を稼動して産み出した商品である砂、粘土、道具、機械、建物には価値が備わっていない。労働力商品が肉体を稼動し、機械や器具のスイッチを押し、機械、器具を稼動し、機械、器具を動かす。機械、器具を稼動させて機械が産み出した運動に価値を付け、労働力商品、労働者が労働を開始し、労働を停止するまでの労働に価値を付ける。
時間、距離は実体のない観念である。
資本は、労働に付けた価値を「無」にするによってロスチャイルドに利潤を産み、利潤に価値を付ける。利潤を産むのは商品ではなく、利潤の土台は労働である。
資本から付された価値を疎外された労働がサービスである。
資本は、商品を支給し、労働者に労働力商品を再生産させる。労働者に支給された商品借入証、商品引換券は実体のない架空商品である。この支給した商品に給料という属性を付す。資本は労働者に支給し、労働力を再生産をさせた商品に価値を付ける。
個々に生じた経済関係を土台にフィクションした権利義務を規定したものがルールである。ロスチャイルドは権利義務の当事者とならずに利潤を享受する。経済関係によって法が創られるから、「法治主義が正しい、ナチスドイツの経済観察法が誤りである」と労働者に有識者というレッテルを貼ってロスチャイルドは宣伝させるのである。個別のルールを収束したものが通則法である。通則法を作ってから個別法を定めているのではない。
個々の経済関係に変更が加えられることによって労働者に別途労働をさせ材料、商品に加工が加えられるので、法務局の長や所轄行政庁の長に登記した土地の面積と、登記後別途サービスを提供したときの土地の面積に付された価値に相違が生ずる。
ルールに抵触しているという問題提起がされてから別途追加工事を行い、工期を当該問題提起から最も最初にスタートするリーグ戦の開幕までとすると、工期を開幕後とした場合よりも、労働に付される単価は安くなり、ロスチャイルドに産み出される利潤に付される価値が増大するのである。
材料、手段を変えて産み出されたサービスが異なる土台は、材料、商品ではなく、労働である。
労働をしない商品である資本は、産み出された利潤に、別の材料、手段を用いてした労働によって産み出された商品、サービスに付した価値を付け、登記をして労働者を使って実体のない観念にすぎない価値が恰も実体があるかのように、条文に付ける価値を更に付加して審査官及び消費者を洗脳すれば足りることである。
選手の肉体の稼働に応じて、施工御者に材料、手段を加工を加えさせるとしても、工事の完成引渡しを最初の公式戦開幕の後とすることも差し支えないのである。