ソフトバンクが4連勝して日本シリーズを制しました。菅野も千賀も前肩が背骨の方に入り、右肘を背中の方に引くので、指先がしなりません。記録員にスピードガンを稼働させることによって産み出した数値、審判が付けた価値、産み出したサービスの量はハイレベルですが、絶対的にレベルの高い投手であるとは思いません。メジャーの選手と比べると相対的にレベルが高いとは言えません。ソフトバンクの選手の打撃も、労働量を増やすことでサービスの量を高めるという打撃であり、絶対的なレベルは高くありません。
セリーグの優勝チームがパリーグのチームに勝てないのは、打者のレベルがパリーグの打者より劣っているからです。セリーグの打者の振る力が相対的に劣っている、すなわち、パリーグから遠いスイングで振っているのです。
広島の選手がペナントレースで巨人を倒し、日本シリーズで勝つ手段である振る力の向上のヒントはどこにあるのでしょうか。
前田智徳、鈴木誠也の打撃は現役プロ野球選手、OBからも価値を高く付けられています。しかし、OBは、彼等を天才と言ってはどこが凄いのか全く説明ができていないか、「ポイントが後ろ」とか「トップを固めている」とか「短い間に他の選手より多くの動作をしている」とか言っています。確かに鈴木誠也は、直近2シーズンは、ポイントを後ろにして打つこともあります。しかし、打席の立つ位置は後ろですが、基本はポイントは前です。前田智徳に至っては、引っ張り専門でケース打撃なんてお構いなしです。打席の後ろに立ちますがポイントは前です。左打者は、中堅から左に半数以上が飛びますが、前田智徳は、投げるときの軸足が左、打つときの軸足が右、投げるときの押手が右で打つ時の押手が左でありながら、引っ張り専門の右打者と同じく逆方向が18%弱で、順方向(中堅から右の打球)が半数を超える特殊な左打者です。
人間は生まれながらに能力は備わっていません。天才なんていません。前田智徳、鈴木誠也は人一倍努力の人なのです。
誰も説明することができない鈴木誠也、前田智徳の打撃を説明できる素人ブロガーは世界で私が唯一人でしょう。
野球ブログを書いているのはこんな奴等
私の父親(産みの親ではない、巨人ファン)は、格闘技の有段者ですが、球技はからっきしダメでした。父親とキャッチボールをした思い出はありません。カツオと波平のように風呂場で背中を流し合うというコミュニケーションもありませんでした。
クラスの子たちの遊びの輪にも入れてもらえず、毎日校舎の壁を使って壁当てをしていました。
巨人が負けたり、父親が賭けゴルフで負けると、私は、小学生の低学年の頃から父親に壁に吹っ飛ばされるまでグーで殴られていました。テストの点が低いと水の張った浴槽に頭を押さえつけられます。母親は、お前の教育が悪いと言って髪を引っ張られ平手で殴られました。
私には、テーブルの角に額にぶつけてできた傷(肉が貼り付けてある)が初老になった今でも残っています。
そういうわけで、私は、小学三年の頃、リトルリーグに入って野球を始めます。
私が入った当時は、生徒の親が練習や遠征の手伝いをさせられるということはありませんでした。よって、ハイチやドミニカのスラム街の原っぱのような、大きな石がゴロゴロ転がったデコボコのグラウンドで練習をするんです。建前上は、リトルとシニアに分かれていますが、基本、リトルとシニアは合同で練習します。リトルとシニアを別個のシフトに組み入れてそれぞれがグラウンドを独占使用することができなかったのです。
130センチぐらいのチビから180センチ越えの、そこらへんの大人よりもデカイ奴、但し、チンコは包茎だったけどが一緒に練習するんです。ノックもシニアの奴に混じって受けます。私は、投手志望だったので、キャッチャーマスクとレガースを着けさせられて10mぐらいの距離から特守を受けました。チーム全体でノックを受けるときは、ショートに入りました。
ノッカーが、リトルの生徒に対して、シニアの生徒に比べ手加減してくれることはありません。リトルやシニアの監督コーチになる人は、早々と選手を引退して、大学生の頃からコーチをやっているので、ノックを打つ技術が上手い。ヘッドをボールの外側に入れて地を這うようなゴロを打ってきます。
監督やコーチは、後ろに打球を逸らすと「お前はメクラか」「養護学校行け」「小人プロレスやってんやねえんだぞ、コラーッ」と、人権屋さんや正義マンが発狂しそうな言葉を浴びててきます。
ノックを受けてるときはメンタルが入り込む余地はありません。目で追う間もありません。
どうやって体を動かせばよいのかという技術面の指導は全くありません。
正座させられてリンチされたり、ケツバットされるとかは都市伝説ではなく普通にありました。水を飲むことも許されませんでした。尤も、私は隠れて水を飲んでましたが。
私は、幼少の頃から殴る蹴るをされてきたので、中学、高校の監督、教師、先輩を怖いと思ったことがありません。教師にはタメ口で話し、職員室で煙草を吸っていました。
しかし、殴る蹴るをされたことが今となってはいい思い出かというとそのようなことはありません。
私は、中学に入ってからは、学校の野球部に入りました。
正式にどの部活に入るかは、一年生の5月初旬であったと思います。それまでは、仮入部という扱いで入部テストの期間です。小学校を卒業したばかりのガキにとっては、野球部は一番人気でした。100人以上が野球部に応募しました。リトルリーグ出身者は私を含め3人、軟式の少年野球経験者が85人前後、ソフトボール、サッカー、バスケ、陸上とかをやっていた奴が10人前後、何もスポーツをしていなかった奴が2~3人といったところでした。
ボールは一切握らせてもらえず、只管、走り込みと器具を使わない筋トレばかりです。中学の野球部は、リトルリーグの頃に比べ、ランニングの量が多かった。都内の公立中学でしたので長距離走の量は大したことはなかったけど、短距離のダッシュの量が多かった。
この入部テストで半分以上が脱落して40人ぐらいまで新入部員が減るんです。
正式入部が決まってから、一年生も特守を受けさせられます。監督は学校の教職員ですから野球未経験者ですからノックは上手くありません。二年生、三年生もノックを打つのが仕事ではありませんから、リトルの指導者に比べるとノックを打つのが下手です。軟球って真芯で打たなくてもボールが潰れて割れるんです。割れて勘違いブスが履いているスパッツのような黒色が見えるんです。それぐらい脆く作られています。当たってもサッカーボールやベレーボールと同程度です。硬球に比べると全然痛くありません。
軟式の少年野球がどの程度、温い練習をやっていたかは知りませんが、軟式の少年野球経験者やその他のスポーつをやっていた奴は特守を受けると泣いちゃうんですね。
野球部の練習に付いてこれなかった奴が他の競技に転向するんです。
よくマイナーなオリンピック競技種目をやっている奴が、「オリンピックに出るのが子供の頃からの夢でした」と言っているけど、実際は、「最近の夢」なんです。
野球に関してブログを書いている奴等、そのブログにコメントしている奴等の内、硬式野球経験者が2%、中学の軟式経験者、軟式の少年野球経験者を合計すると15%、それ以外は他の競技をやっていたか、何もスポーツをやっていた者であると、書いている文章のレベルから推定されます。
小園の存在
巨人ファンは、ちょっと打てないだけで選手をポイ捨てにすると言われます。しかし、使えない選手をいつまでも捨てないでいると、広島東洋カープというチームはゴミ屋敷になります。私はね、結果あ出ない選手をクビにしろと言っているんじゃないんですよ。後足を軸に前後、横の動きが加わる選手は、労働力を再生産して若手と同じメニューをこなせないから、「始動を早め、横、前後の動きを削り、脱力してゆったりとスイングする」という動作に改造することができないから契約を切れと言っているのです。
松田元は、大資本メディアの使用人に金を払ってタナキクマルを宣伝し、ロスチャイルドの追認を得てきました。しかし、単体で売れないブスを美人とセットにして売り出したけどわかる人にはバレちゃったというのと同じだね。私は、三連覇中も田中広輔を褒めたことがありません。
カープファンは、昨シーズン前半から田中広輔、松山を試合で負けた後で人権屋さんや正義マンが発狂しそうな言葉を使ってディスりますが、松山、田中広輔、長野を姥捨て山に捨てることができません。
硬式野球をやっていない奴が書いたコンテンツは、広告代理店の社員が書いたキャッチコピーをモチーフにして煽り文句を記事のタイトルにするんです。で、そういう奴って、インスタ蠅とか地鶏棒がどうとか言っている俄かのバカープブメザイクブスより野球を知らないんです。
そういう奴は、二軍の成績を基に一軍に上げろと言います。投手にとって勝利数こそが実力、勝利が付くことが名誉であるという価値を付けます、そして打たなかった野手、エラーした選手、逆転されたリリーフ投手を徹底的に虐めます。
試合に負けると全て監督が悪いと言います。佐々岡や緒方に「死ね」という言葉を使ってしか批判できない。
私は、殺人以外のことは一通りやっています。代表的なのを挙げると、万引き、窃盗、煙草、アンパン、フルチンにする、フルチンで芸をさせる、土下座させる、大麻、マリファナ、既婚者、中学生と性交する・・暴走族の集会にも2回参加したことがあります。ギャンブルは、パチンコを少々やった程度。ゴルフはやりません。
軽いやつだと、学ランの改造、特攻服を着る、個室でウンコしている教頭に水をぶっかけたとか。公園で青姦している大学生を単車で取り囲んだりとか。最もヘヴィーなのは、ロスチャイルドの会社でさせられていた仕事かな。
俺は、労働力を再生産できなくなるところまで他人の肉体を破壊しなければ何をしても構わないと思っている。万引きや窃盗もタダ働きをさせたことと同じだからやってはいけないことである。
実際に殺すわけじゃないし、メンタルは実体がないから、「死ね」と言う言葉を使ってもいいんだけど、大人の男に守られている女子供と同じなんよ。
チーム内の選手は同じ方向を向いてみんな仲良しで一体感があると夢を見ます。
私に言わせれば、家族と言う言葉は、タダ働きをさせることの逃げ口上です。しかし、カープファンの言う家族は「愛」です。
選手のことを批判するのはいいんです。彼等は、その選手の野球の動きのどこの問題があるのかを特定して具体的に述べることができません。
そのような奴は、選手の動きを読解できないので、報道がスキャンダラスにされ、それが堪えたとか、「焦り」とか「驕りとか」「過信」とか言う心理学の世界に逃げる。
心理学の世界に逃げ込むのは、野球から逃げるということである。
それゆえ、ゲンダイの記者が書いたよりも薄っぺらい、女性自身、週間朝日、文春の記者レベルの記事を書いているのです。レベルが低いので面白くない。
小園や鈴木誠也は、他の選手とは努力の量が違うから驕ったっていいんだよ。小園や鈴木誠也は、二軍の成績なんか見ねえよ。二軍の打率ランキングがビリッケツでも、本塁打ゼロでも焦らねえよ。
小園は、投手の動きに合わせず、始動からフィニッシュまで順番を変えない。トップが浅く前足の着地位置を探らない。割れを捨てる。
小園の打撃の欠陥は、鈴木誠也、ピレラと同じく、ヒッチが遅れたら前足の着地も遅れる。始動が遅れたら最期。しかし、パーフェクトインサイドアウトスイングで振るメジャーのトップレベルの投手から本塁打を打てるのもこのような打者。後足を軸に前肩が左右に回転しないから、規定打席に立てせてもアウトローのワンバンを振らないし、100三振しないだろう。今シーズン、120試合小園をフルイニング出場させていたら、本塁打は田中広輔の3倍、打点は田中広輔の2.33倍稼いでいただろう。
小園は、昨シーズンの終盤から田中広輔の全盛期のレベルなんかとっくに越えてるよ。
小園は、羽月なんかライバルだなんて思ってねえよ。亜大から矢野が入ってきたって全然ウカウカしてられるよ。グラウンドで練習に入れば、メンタルはリセットされるからそれで全く問題ない。小園は労働力の再生産だけしていればいい。
オールドファンの言っていることは事実関係とかけ離れている。
坂本勇人、岡本和真、村上は勝敗に関係する場面で本塁打を量産できないのか
ホームランバッターは二度ヘッドステイバックする
現役の小園、鈴木誠也、ピレラ、かつてはバリーボンズ、王貞治、前田智徳は、打席の内側のラインと後ろのラインが交差する角に後足のスパイクの外側を添わせて立つ。
前足にウェイトをかけて後足のスパイクの内側でエッジをかけてセットアップする。後ろの肩が前肩より上がり傾斜が急になる。後ろの肘で地面を引っ掛ける(ヒッチ)。背骨が捕手側に倒れる。これが1回目のヘッドステイバックである。
村上は、後足のスパイクの外側でエッジをかけてセットアップする。後足に軸ができてしまう。
坂本、岡本、落合、古田、岡本、村上も打席の内側のラインと後ろのラインが交差する角に後足のスパイクの外側を添わせて立つ。
坂本、岡本は、セットアップのときも前肘が張っている。後足にウェイトがかかる。後足に軸ができる。前足で地面を蹴ってから押手の手首が更に後方に進む。
前膝を真下に落とす。後ろの肩が前肩よりも上がる。手首の位置が上がる。前足首を背屈し、前膝で地面を蹴る。これが2回目のヘッドステイバックである。
ホームランバッターはトップが浅い
小園、鈴木誠也、ピレラ、バリーボンズ、前田智徳、王貞治は、前膝を落としていく過程で前肘が後ろに突っ張らない。トップの位置が浅いんです。引手の肘で押手の手首を押し込まないのでトップが緩みます。前膝で地面を蹴ってから前足を軸に、押手の掌を180°回転させ、掌を自分の顔の方に向けます。ここで2回目のヒッチを行います。後ろの肩が前肩より下がります。
前膝で地面を蹴ると押手の肘、小指、前肩の順で前に出ていきます。
押手の肘を出し、親指でグリップを押し込むと、押手の肘が上がります。前田智徳は、口では両肩を振るのが基本と言っていますが、一スイング内で2回後ろの肩を下げ、2回後ろの肩を上げています。
前足を軸に骨盤の捕手寄りで地面を押し潰していきます。背屈した手首が自分の顔の方に向きます。掌がホームベースの方に向きます。人差し指~小指をボールの外側に入れ縦に擦り入れます。この瞬間に引手の肘を曲げて引手の拳でコツンと押手の人差し指の付け根を叩きます。前田智徳は押手である左手でバットを放り投げるように振り、ボールを擦る瞬間に右手の拳でコツンと左手の人差し指付近を叩いています。
親指でグリップを押し込む前に後ろの股関節の外旋が解けると、親指でグリップを押し込む間が取れず、押し込む距離が短くなると、引手の拳で押手の人差し指の付け根を叩く間ができず、順方向のポールの外側に打球が切れます。
坂本、岡本、落合、古田は、前足の着地位置を探るとき、前肘を突っ張らせ、後ろの手首を頭の後ろに押し込みます。トップが深いんです。両肩がフラットになります。この両肩を水平にすることの根拠は、バントの構えから前肘を後ろに引いたときの手首が後ろの肩であり、トップを入れ替えなくても振り始められると説明されます。そのメリットとして前肩を背骨の方に入れないので、背中の方に押手の肘を引かなくなると説明されます。
しかし、このスイングは、押手の上腕部を外旋して押手の肘を手首の前に出しても前肘のロックを解かないと押手の肘を推進できません。水平にヘッドが加速していきます。落合は、口では加速距離は長い方がいいといっていますが、実際には、トップの深い落合よりもトップの浅い前田智徳の方が加速距離が長いのです。
落合は、前肩を背骨の方に入れて右腕を背中の方に入れて投げる野茂のフォーシームを本塁打にできましたが、右腕を背中の方に引かない郭泰源はからっきし打てませんでした。坂本、岡本もソフトバンクのパワーピッチャーを打てないんです。
前田智徳は、投手が後ろの股関節を外旋する前に、ヒッチしてから前足で地面を蹴る(これを見抜いたのは俺が世界初)から、後足に軸ができない。後足を軸に両肩関節が前後左右に回転しない。よって、左肘を担いで左手の人差し指から小指をしならせる間ができる。トップを固めなくても、すなわち静止しなくても振れるんです。一瞬ではなく、ゆったりと複数の動作ができるんです。俺にはとっくにバレているのに、コイツは、帝京OBの徳永氏にゆったりと振れるコツを聞かれても答えをはぐらかしているんです。
巨人の打者の中でトータルで最も本塁打を量産できる打者である坂本を一番打者に据えるのは愚策です。
ゴロを打つということは、ワンバウンドの投球をするのと同じです。引手主導で振り内野の頭を越えさせるのもワンバウンドの投球をするのと同じく、パーフェクトインサイドアウトスイングからほど遠いドアスイングです。差されてホップフライを打つ、ボールを擦ってバックネット方向に打つのはインサイドアストスイングができている。
吉川尚輝、松原にゴロを転がさせて相手のエラーを待っても、主軸が打てなければ、ロースコアで勝てる野球ではなく、野村謙二郎が監督をしていたときのロースコアの接戦で負ける野球です。
ロッテ唐川、DeNA井納は広島東洋カープに必要か
私は、使えない選手は、バンバン契約を切れと言います。しかし、FA権を取得した選手を獲れとは言いません。大野雄大、山田哲人、小川、石山についても、何れも要らないと言っています。何故でしょうか。
日本の選手は、投手も野手も後足を軸に両肩関節を回転させ、労働量を増やします。前足の着地位置を探って割れを作ります。それらをしないパーフェクトインサイドアウトスイングで振る選手でも股関節を使います。休養を交えても、1万スイングをした4000打席にと到達したときには労働力を再生産するレベルに回復することが困難になります。
大半の選手は、パーフェクトインサイドアウトスイングで振る選手よりも股関節を急ピッチで外旋し、急ピッチでガイドハンドの肘をつまみ上げる以降の動作をしなければなりません。
チビデブハゲは資産を買います。ロスチャイルドは資産を買いません。
FA権を取得した選手と契約するということは、若いときにイケメン高身長に遊ばれ捨てられたババアと結婚するチビデブハゲの金持ちと結婚するようなものです。
カープファンの中で、広島にとって、唐川と井納が必要か否かが論点になっていますが、この点に関し、私の見解を書いてみます。
唐川は、前肩をオープンにして右足踵をヒールアップして右足小指球、左足スパイクの内側、右足踵の順で地面を蹴ります。左膝をレッグアップすると背骨が一塁側に反り、骨盤が後傾します。左膝を下ろし始めたときに二塁ベース方向にヘッドステイバックします。左足を「く」の字にしたとき、右足小指球にウェイトが移ります。右肘を背骨の方に引きません。ここまでは、広島で言うと、大瀬良に投げ方が似ています。しかし、大瀬良よりも左膝を高く上げる分、右肘をつまみ上げてから右足拇指球にウェイトが移るのが大瀬良よりも僅かに早いんです。リリースの瞬間に左膝が屈曲します。右の親指がしならない。
広島にとって、唐川は要りません。
井納は、右足小指球、左足スパイクの内側、右足踵の順に地面を蹴り、左足を軸に前肩が背骨の方に入ります。右腕を背中の方に引きます。前肩を開いてからでないと押手の肘を推進できません。右肘をつまみ上げてからは、オーバーハンドですが、右肩関節を外転するまではサイドハンド。よって、広島に井納は要りません。
田中広輔のFA権行使、巨人と契約はセンターラインの弱体化になるか
東京ドームは、工場労働者が作ったアクリルの芝が、各ベース周辺を除き、建設業者に勤務する労働者によって植えられています。
ズムスタは、農家が育てた芝を建設業者に勤務する労働者が張り、内野は全てが地面むき出しです。走ると両足が滑ります。
田中広輔は、一歩前に出る、すなわち、左足(右足)の着地位置を探ってから左足外踝を背骨の方に引く。両股関節が右(左)股関節を跨ぎます。前肩が背骨の方に入ります。骨盤の後ろが浮きます。後足でブレーキをかけ、後足に軸ができます。
前肩2回目の右腕上腕部の外旋までに開いてやらないと右肘が推進できません。右肘をつまみ上げます。後ろの肩が前肩よりも上がります。後ろの股関節の外旋を解くと、両股関節を水平にぶつけます。右肩が残らず、右手首が底屈します。オーバーハンドのスローイングですが、背骨が右足の方に傾き、アンダーハンドの傾きになります。前膝が前足つま先の前に出て前足に軸ができない。後足のつま先で地面を蹴ってスタートするのが遅れます。右手を添えて左手で捕球します。既に前肩を開いていますので右手指先をしならせる間ができません。
田中広輔は、労働量を増やしてサービスの量(捕殺数)を増やしてきたことが看て取れます。
矢野は、前足で地面を蹴ってから右股関節を外旋しますが、両股関節が右股関節を跨ぎません。頭の位置が動かずに前膝で地面を蹴れています。
右肩を左肩よりも下げる間ができています。前膝で地面を蹴って僅かに右人差し指から小指にしなりを作ってスリークォーターで投げています。遠投128mは大きくサバを読んでいますが、田中広輔よりは押手主導で投げられています。
小園は、まだまだ、右足でブレーキをかけることがある。後ろの骨盤、前の骨盤が浮くことがある。両股関節をぶつけると左膝の壁が崩れることがある。しかし、右足のスパイクの内側でエッジをかけ、左足にウィイトをかけ、後の股関節で地面を蹴ってから前足をわずかにシャフル、ほぼノーステップで押手主導で芝とアンツーカーの境目から前足を軸にノーバンで投げられるのが田中広輔との違いである。
田中広輔が抜けても、守備面でセンターラインが弱体化しません。
しかし、矢野の打撃は小園に遠く及びません。矢野が全速力で走っても追い付けないところを小園の打撃は行っています。守備固めに矢野を使うと試合終盤、広島打線が弱体化します。
矢野は、小園が肉体を試合に出れるレベルに再生産することができなかった場合のみ出場することができます。