CSの最中だけど、ドラフト会議も明後日に迫っている。
この辺で、ドラフトのことも締めておかないといけない。
高校生投手
㊱吉住晴斗(鶴岡東)
左膝で弧を描く。
左膝が突っ張っているので瞬発力を消耗する。
トップを作ったとき両肩が平行で肘が直角に曲がるときと、
右肘が後方にタイトに曲がっているときとがある。
後者の場合には、瞬発力が消耗する。
肘の角度が45°のときもある。
着地のとき左膝が緩く曲がっているので、フィニッシュで膝が真上に伸ばせる。
フィニッシュで一塁側に右足を送る。
㊲森遼太朗(都城商)
グラブを持つ手の肩を内旋しているが、左肩が開かないときと、開くときがある。
左くるぶしを本塁に向けステップするので左足で弧を描かない。
回転軸を一塁側に傾けているので、回転数の多い球が投げられている。
フィニッシュで右足を一塁側に送れているときと、三塁側に重心が残ることがある。
社会人投手
㉓谷川昌希(九州三菱)右投げ右打ち
右膝を緩く曲げてから重心移動するが、大腿骨を浮かせてから重心移動はしていない。
左のつま先が開く。
フィニッシュで重心が三塁側に残る。
㉔阿部翔太(日本生命)右投げ左打ち
重心移動の前に右膝がタイトに曲がる。
フィニッシュで右足を一塁側に送れている。
ステップのときに左足で弧を描く。
㉕大野亨亮(三菱日立パワーシステムズ)右投げ左打ち
着地する過程で左膝が開く。
フィニッシュで重心が三塁側に残る。
㉖緒方太地(沖データ教育学院)右投げ右打ち
フィニッシュで一塁側に重心を送れていることもあるが、三塁側に重心が残ることもある。
歩幅が大きく、股関節を内旋、外旋が十分でなく、瞬発力がボールに伝わらないことがある。
㉗渡邉雄大(新潟アルビレックスBC)左投げ左打ち
ステップのときに左膝が開く。
サイドスロー。
㉘山﨑悠生(群馬ダイヤモンドペガサス)左投げ左打ち
トップを作ったときに肘が85~90°に曲がる。
右足で弧を描く。
㉙大下佑馬(三菱重工広島)
立ったとき、右足が伸び、右足は、拇指に重心がかかる。
トップを作ったときに三角筋に負荷がかかる。
着地のときに膝が緩く曲がり、フィニッシュで左膝を伸ばせているが、
ステップのときに左足で弧を描くので、ボールの出所が見やすく、着地までに瞬発力が消耗している。
高校生内野手
⑧湯浅大(健大高崎)右投げ右打ち
動画がないので評価のしようがない。
⑨廣澤伸哉(大分商)右投げ右打ち 遊撃手
トップを作るのが遅れる。
結果としてボールを長く見れていない。
大学生内野手
⑰望月涼太(九州共立大)右投げ左打ち 遊撃手
右膝がタイトに曲がる。
右肘がロックされている。
インサイドは差されるのではないか。
⑱原田拓夢(九産大)右投げ左打ち 遊撃手
スクエアスタンス
右手の振り出しと右足の下すのが一緒(始動が遅れている)。
右膝を開かずに壁を作って逆方向に打つ。
⑲遠藤康平(青山学院大)右投げ右打ち 遊撃手
オープンスタンス
両肘がロックされている。
社会人内野手
⑨知野直人(新潟アルビレックス) 右投げ右打ち 遊撃手
変化球に、体が前に出されて、ヘッドがグリップより前に出ることがある。
➉四ツ谷良輔(四国マンダリンパイレーツ)右投げ両打ち 二塁手
右打席は、オープンスタンス
肘を左右に伸縮させる。
ややクラウチングスタイル。
インコースに差されるのではないか。
⑪若林晃弘(JX-ENEOS)右投げ両打ち 二塁手
左打席は、ややオープンスタンス
グリップの位置を高く上げる。
ヘッドを遅らせて打つ。
外野手
高校生
④荒井颯太(関根学園)右投げ右打ち
両膝がタイトに曲がる。
ヘッドを残して逆方向に打つ。
⑤高木渉(真颯館)右投げ左打ち
オープンスタンス
肩の可動域が広い。
ヘッドを残して打つ。
大学生外野手
⑦内海大寿(中部学院大)右投げ右打ち
オープンスタンス
両肘がロックする。
振り終わった後に左足を引っ掛けて重心を残す。
⑧佐藤デシャーン広之(横浜商大)右投げ左打ち
スクエアスタンス
トップを作ったときヘッドは立つが、トップは浅い。
⑨東原淳(亜大)右投げ左打ち
動画がないので評価のしようがない。
社会人外野手
④藤井一輝(群馬ダイヤモンドペガサス)右投げ右打ち
オープンスタンスで立つ。
手首を動かしすぎで、ヘッドを残して逆方向に打つ。
⑤泉祐介(滋賀ユナイテッドBC)右投げ左打ち
スクエアスタンス
ヘッドを残してセンターから左に打つ。
重心を残して引っ張ることができる。
⑥菅野剛士(日立製作所)右投げ左打ち
ややオープンスタンスに近いスクエアスタンス
足を高く上げるが、頭は軸足の上に乗り、前に出されない。
足を下すときに右足で弧を描くので、インコースベルトより上の球に差されるのではないか。
⑦塩見泰隆(JX-ENEOS)右投げ右打ち
スクエアスタンス
両膝を緩くして立つが、トップを作ったときに重心が沈む。
トップを作ったときにヘッドが寝る。
ヘッドを残して打つ。
⑧宮澤義也(新日鐵住金かずさマジック)右投げ右打ち
オープンスタンス
トップを作る過程で左肘が内に入る。
トップを作るのが遅い。
⑨宮澤和希(石川ミリオンダラーズ)右投げ右打ち
ややオープンのスクエアスタンス
トップが深く入るがヘッドを残して打つ。
トップを作るのが遅れてトップが浅く、ヘッドが寝ると三塁方向のゴロになる。
➉神里和穀(日本生命)右投げ左打ち
オープンスタンス
両肘がややロックする。
右肩の開きを遅らせて壁を作ってセンターに打つ。
まとめ
今回、新たに、要指名検討選手は、森遼太朗(投手)のみ。
これまで、分析を試みた選手は、投手107名、野手68名。
これまでのドラフト候補分析を併せると、カープの要指名検討選手は、下記のとおりになる。
山下輝(木更津総合)は、プロ志望届は出していない。
投手
渡邉佑樹(横浜商大)左投手
大道寺拓(筑波大) 右投手
阪口皓亮(北海) 右投手
若林篤志(JR東海) 左投手
藤井惣夾(大曲工)右投手
左投手が2名入っていますが、左投手であるから選んだわけではなく、その投手なりのストロングポイントがあるので、
選んでいます。
獲得できなかった場合
宝利亮(日本製紙石巻)右投手
金久保優人(東海大市原望洋)右投手
尾形崇斗(学法石川)右投手
菊地大稀(佐渡)右投手
森遼太朗(都城商)右投手
田中瑛人(柳ヶ浦)右投手
野手
田中俊太(日立製作所) 二塁手
外れ若しくは残っていない場合
吉浦大樹(名城大)外野手
外れの外れ若しくは残っていない場合
綱島龍生(糸魚川白嶺) 遊撃手
増田珠(横浜)外野手
村上宗隆(九州学院) 捕手 一塁手
松本直樹(西濃運輸) 捕手
2年後
水木海斗(国学院大) 遊撃手 続きを読む 2017年ドラフト候補分析中間報告④(投手/野手追補)