2018年ドラフトは、広島東洋カープは、小園海斗との交渉権を獲得。
個人的な好みで言うと藤原恭大だが、小園には、小園のいいところがある。
高校の野球部を退部した段階で比較すると、小園は、中村奨成より、遥かにバッティングが柔らかい。
中村奨成は、10年後、40歳の會澤に打撃で勝つのは無理。
プロで成功したけりゃ、炭谷のような捕手になることだ。
小園は、現段階では、庄司と桒原を、近い内に（前者は日本シリーズ後）、自由契約に追い込むぐらいの基礎はできているが、「田中広輔が今のままならレギュラーを奪われるのは時間の問題」とするのは笑止千万。
肩は、プロでは並みだし、プロの一軍と比べると守備での動きにも無駄がある。
高校出の新人に即戦力であることを求めないが、田中広輔どころか曽根とも、攻走守全てに大きな開きがあり、両者への挑戦権を得るのですら相当のスパンを要する。
広島東洋カープがドラフト2位で入札して交渉権を獲得したのが、島内。
この投手は、外国人投手のように、リリースの瞬間に左足が弓なりに突っ張るところが素晴らしい右の本格派。
大学の野球部を退部した段階で比較すると、島内の方が大瀬良よりも格段に投球動作の基礎ができている。
筆者は、島内を、東洋大の三投手よりも評価しており、「2018ドラフト会議の見どころ」で書いた筆者の希望順位は、総合で2位（1位は藤原恭大）。
この投手との交渉権を獲得できたことが今ドラフトの最大の成果だろう。
先発もリリーフもできる投手なので、先ずは先発調整をさせて先発テストを経て、先発かリリーフかを決めればいいだろう。
3位の林晃汰（智弁和歌山）は、あまり高く評価していなかったが、高校生は、本人の努力でいくらでも変わることができる。
市岐阜商の中神拓都。
惜しくも前傾記事では、7人から漏れましたが、いい選手ですよ。
打撃の実力は小園に負けていない。
高校の野球部を退部したころの比較だと、坂倉ぐらいのレベルはあるよ。
5位の田中法彦、正随は、あまり高く評価していかったが、本人の努力次第でどこまで変われるか。
7位の羽月隆太郎（神村学園）は、この選手はノーマークだった。
コックしてから骨盤より低いところまでレッグアップ。
右足の探りが短く、ヘッドがボールの外側に入り、右肘を引く動作に遅れずにヘッドが出る。
大盛穂高（静岡産大）も、ドラフト前の段階ではノーマークだった。
大盛は、トップを作ってから振り出し始めまでの間にヘッドが寝るので、打球が逆方向に飛ぶ。
今のままだと、第二の堂林。
どこの球団からも声がかからないだろう。
ちなみに、藤原は、ロッテが1位で、俺が3位で推した野村佑希は、日本ハムが2位で、俺が5位で推した小島は、ロッテが3位で入団交渉権を獲得。
今回のドラフトにかかった選手で、来季のペナントレースの順位を、2018シーズンから大きく変えるような活躍をする選手はいません。
不作であったことをも踏まえると、今回のドラフトは、コイツだけは獲るなよという選手を捕らなかったこともあり、それなりの成果はあったと言えるだろう。
巨人は、ポイ捨て球団だから誰も行きたがらないというのは、少し事実と乖離しているのではないでしょうか。
江藤は、西武で引退した後に打撃コーチになり、二岡は、日本ハムで引退後、巨人の打撃コーチになっています。
川口はフロント入りしています。
村田修一も来季は三軍コーチに就任します。
昔、長谷川昌幸という、モミアゲを伸ばしてアイロンで襟足を外ハネさせていた投手がいて、打たれる度に坊主にさせられている投手がいました。
サラリーマンは、モミアゲをテクノカット、眉毛と額を出す、坊ちゃん刈りにしろと言われます。
顔がデカく見えるので、取引成立後に洗脳することができるからです。
尤も、私は、小顔ですが、実績を出していたので、それに従わずに、モミアゲを伸ばして外ハネを作っても文句は言われませんでしたが。
それに、丸は、顔がデカいので巨人に移籍すれば、牧羊犬である電通や博報堂の社員が寄ってきます。
もみじ銀行のCMの契約金どころではありません。
※冗談で言っていません。
物には予め価値が備わっていません。
ユニフォームは、資本が使用人をコキ使って製造し、そこに価値を付けて売られます。
前田智徳は、背番号1のユニフォームに、肉体を酷使してユニフォームに価値を付けて売ることができました。
丸も、自らの肉体を酷使しないと、背番号1には、価値を付けて売ることができません。
背番号1が支給された段階では、資本市場で付けられた価値の上に何も価値が加わっていません。
ブランドやプレミアムという実体のない価値分、過去の労働の評価が切り下げられるという子供騙しを受け容れる人はいません。
丸に残留して欲しけりゃ、広島は、巨人以上の生涯収入を与えてやることです。
カープファンの中には、FAで宮西を獲れという声がありますが、通用しません。
広島は、宮西を獲ってはいけません。
日本シリーズに進出できなかったチームは、二軍選手や社会人の選手としか対戦できない。
日本シリーズは、打者にとっては、プロの一軍の投手と対戦ができ、格好の実戦練習となるだろう。
まぢレスすると、ソフトバンクの中継ぎ抑えは、DeNAと同様に、サイドアームが多く、加えてアンダースローもいて、DeNA同様、レベルが低い。
サイドアームの投手、アンダースローの投手は、カンペがぶら下がっているようなものです。
本格派のオーバースローの投手は、背中に寝小便サイズの紫色のアザが20~30回できても打てるとは言い切れませんが、サイドアーム、アンダースローの投手は、今の打者なら最初の対戦でスイングして、かすり傷を負えば次からは打てます。
ジョーカーが2人（フランスア、岡田）が2人いるカープが有利。
野村、九里だけでなく、大瀬良もジョンスンもソフトバンク打線には通用しない。
カープ打線も、千賀以外は、先発投手から4点は取れる。
千賀の先発した試合も中継ぎを打ち込める。
ファウルを連発することなく、四球を取ることなく一振りで捕らえる。
全試合打撃戦になると見ていい。
全試合、8イニングス目と9イニングス目を、フランスア、岡田に1イニングずつ投げさせれば、4勝2敗ぐらいで広島が勝つだろう。
しかし、日本シリーズに、そんなことまでして勝つほどの価値は俺は付けない。
翌季以降のレギュラーシーズンを踏まえれば、日本シリーズは、フランスア、岡田を出し惜しんで負けるが勝ちだ。