日本ハム対西武5回戦(ベルーナドーム)
先発は、福島蓮と松本航
試合は、1-3で日本ハムの敗戦
齋藤友貴哉のピッチング
首を三塁線方向に向けてセットする。
右腕前腕部を回内、左腕を回外、右手首を背屈してセットしているが、右手親指PIP関節が掌屈してしまっている。
右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまう。
右腕前腕部の回外が完結しない。
右腕上腕部の腱板が弛緩せず、右腕前腕部の回内運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。
左足拇指球で地面をタップする。
左足前脛骨筋が回内(外反)する。
左足親指IP関節が底屈せず、左股関節の内旋が抑えられていない。
左足の拇指球でタップしてから左打席の中心線に向けるので、首が三塁線ハーフウェイを越えたところに向く。
左手首が掌屈し、左腕前腕部が右肩の方に入る。
左腕前腕部、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。
左股関節を外旋して左膝を下し始めた後、左足首を底屈させるが、左足親指IP関節が底屈していない。
左股関節の内旋が抑えられていない。
右膝の屈曲の角度はアウトサイドであるが、右足踵が一塁方向に滑る。
左腕前腕部を回外、右腕前腕部を回外してセットを解く。
左腕前腕部を回内、右腕前腕部を回内する。
左手首が背屈せずに掌屈している。
右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
左足首を背屈して左膝を伸展する。
右膝の屈曲の角度はアウトサイドであるが、右足踵が一塁方向に滑る。
右肘が伸展してしまう。
右腕前腕部が背面に達する前に右腕前腕を回外する。
右肘が屈曲する(インバートL)。
右腕前腕部を回内する。
左股関節を一塁方向に伸展すること、左足前脛骨筋を回内(外反)することはできている。
しかし、右足のスパイクの歯が地面に刺さり、右足のスパイクの外側が地面から浮く。
右腕前腕部が右肩の高さに達する直前の両肩を結ぶラインがインバートWになってしまっている。
修正ポイントは、下記のとおりである。
a.首を左打席の中心線に頸反射してから、タップとセットの解除を行う。
b.左股関節を外旋した後、左足首を底屈、左足親指IP関節を底屈する。
c.左腕前腕部を回内後、左手首を背屈する。
守備面の課題
一死二塁における三塁手、遊撃手のノルマは、下記のとおりである。
三塁手は、三塁ベースの左中間寄りのコーナーの後ろに守る。
打者が三塁線に打球を産み出さないというデータが報告されていても遊撃寄りに守らない、三塁ベースを即蹴れない位置に守らない。
三塁手は、三塁ベースの左中間寄りのコーナーより前に出ない。遊撃方向にも走らない。
遊撃手は、外野の芝と二三塁間アンツーカーの地面の土の後ろに守る。
二塁手は、二塁ベースの一塁線寄りのラインの後ろ、外野のエリアで守る。
遊撃手は、ショートバウンドの角度で打球に触れる。
二三塁間のアンツーカーの土の部分で打球が停止したら、ベアハンドで打球に触れる。
一塁手、二塁手は、一塁に入らない。
遊撃手は、三塁にノーバウンドで投げる。
二塁走者を目で殺すは、百害生じて一利も生じない。
[遊撃手が打球に触れた場合]
二塁手は、遊撃手が打球に触れた後、二塁ベースの右中間寄りのコーナー、遊撃手の後ろに入る。
a. 1打球に触れた遊撃手は、実際に三塁に投げる。
2.三塁手は、二塁走者がハーフウェイより先に進んでいたらボールを持ったまま二塁方向に二塁走者を追い詰める。ハーフウェイに達していない場合には、二塁に送球する。
3.遊撃手が二塁ベースの左中間寄りのコーナーの前に入る。
4.投手が三塁ベースカヴァーに入る。
5.遊撃手は三塁に投げたら、三塁に走る。
6.二塁手が二塁に入る。
b.二塁走者が、二塁ベースのアンツーカーを出たが、二三塁間の1/4にも達していないところから帰右股関節を内旋、又は右股関節を外旋して左翼方向に腹側を向けて二塁に開始し始めた場合、遊撃手は、二塁に送球する。
[三塁手が打球に触れた場合]
三塁手は、三塁ベースの左中間のコーナーから左中間方向に進んだアンツーカーと芝の境目のゴロに触れたら二塁走者がハーフウェイより先に進んでいたらボールを持ったまま二塁方向に二塁走者を追い詰める。ハーフウェイに達していない場合には、二塁に送球する。
遊撃手が二塁に入る。
投手が三塁ベースカヴァーに入る。
遊撃手は三塁に投げたら、三塁に走る。
二塁手が二塁に入る。
9回裏一死二塁
投手齋藤友貴哉(右投げ)、打者児玉(右投げ右打ち)
二塁走者髙松
三塁手郡司は、三塁ベースの左翼寄りのラインの後ろに守る。
児玉は、右腕前腕部を回内後、ヘッドが下がり、泳ぐ。
左腕前腕部を回内、回外してヘッドを立てる。
三塁線上にボテボテのゴロを打つ。
髙松は、ハーフウェイ手前までリードしていたが、ファーストバウンド後、二塁に帰塁する。
郡司は、三塁ベースの左翼寄りのラインの後ろ、左腕前腕部を回外して三塁線上で打球に触れる。
遊撃水野は、三塁方向に走る。
二塁手上川畑は、一塁ベースカヴァーに入る。
二塁ベースが無人になる。
攻撃面の課題
走者一三塁における得点手段の主たるものは下記のとおり
- 重盗
- 偽装スクイズと本盗の合せ技
- フォースボーク
- ランダウンプレーに持ち込ませる
4回表二死一三塁
投手松本航(右投げ)、打者郡司(右投げ右打ち)
一塁走者田宮、三塁走者松本剛
捕手古賀は、初球に触れた後、は、左股関節を外旋、左膝を屈曲、左足首を背屈、左足親指IP関節を屈曲、左膝を地面に着ける。右膝を屈曲、右足の内踝を地面に噛ませて、ホームプレートに腹側を向け、ホームプレートの後ろから松本航に返球する。
返球後、投手が投球し、捕手がタッグする体勢を作る。
田宮、松本剛は、スタートを切れない。
2球目、郡司がファウルする。
3球目、古賀は、左打席の中から松本航に返球する。
しかし、田宮、松本剛は、スタートを切らない。
4球目、郡司が二ゴロを打つ。
遊撃源田が二塁に入り、ランダウンプレーの準備をするが、二塁手は、一塁に送球する。
ランダウンプレーには、持ち込まれない。
footnote
用語の意味に関しては、下記記事参照