セパ交流戦日本ハム対DeNA3回戦(エスコンフィールド)
先発は、福島蓮と大貫晋一
試合は、9-2で日本ハムが勝利
俺以外の豚野郎どもは、プロ初勝利が記録された福島、プロ初本塁打を打った水谷に対し、さぞかし、アホ面下げて
おめでとう~
と慶弔祝賀記事をタレ流すことだろう。
だが、リーグ優勝させることを義務付けられた俺は、選手を甘やかすわけにはいかず、絶えず、厳しく目を光らせていなければならないのだ。
無死二塁における遊撃守備
打者が産み出した打球が産み出された後、打者は走者となります。
打球がフェアゾーンの地面に落ちた後、打者走者と一塁走者に進塁義務が生じます。
一塁走者は、打球がフェアゾーンの地面に落ちる前に進塁することを妨げません。
前位の走者が離塁した後、後位の走者が前位の走者が離塁した塁の占有権が生じます。
打者走者に、本塁の占有権が生じません。
前位の走者が帰塁した後の後位の走者との占有権の競合関係は、打者が走者になる前ではなく、前位の走者が離塁した後を基準に決められます。
何故、「打者が走者になった後」と書かなかったかは、重盗のケースも生ずるからです。重盗の場合は、前位の走者が離塁後は、後位の走者に、前位の走者がタッグされる前に帰塁に成功した場合は、後位の走者の占有権は消滅します。前位の走者が帰塁前にタッグされた場合(下記動画の場合)は、後位の走者の占有権は消滅しません。
前位の走者がタッグされる前に離塁した塁に帰塁した塁に帰塁した後、後位の走者が戻る塁が存在する場合には、前位の走者が占有権を取得し、後位の走者に生じた占有権が消滅します。
後位の走者に占有権が生する塁が存在しない場合には、後位の走者に生じた占有権は消滅しません。
後位の走者に占有権が消滅しない場合には、打球に触れた野手は、打球に触れた野手から見てではなく、前位の走者から見て前位(forth)の塁に送球しないとフォースド(forced)アウトにできません。
走者二塁の場合、二塁走者は、打者が走者になった後も、二塁ベースの占有権が消滅しないので、二塁に投げても、三塁に投げてもタッグアウトにしかできません。
一塁に投げても二塁走者はフォースドアウトにできません。
走者二塁の場合、遊撃手は、打球に触れた後、二塁、三塁のどちらに投げても構いません。
但し、最も前位の走者からアウトを取っていくところは、後位の走者に占有権が消滅しない場合と同じです。
後位の塁に送球すると、後位の走者がアウトとなります。何故、フォースドアウトになると書かなかったかは、ルール上、二塁に送球すれば、一塁走者はフォースドアウトにできる規定されていますが、打者走者に関しては、フォースドアウトにできると規定されていないからです。
打者走者が本塁の占有権が生じないことから、経済関係上、打者走者が一塁上フォースドアウトにすることが容認されているにすぎません。
よって、遊撃手は、一二塁のケースで打球に触れた後は、二塁に投げた場合、二塁走者をフォースドアウトにすることができず、一塁走者が二塁フォースドアウトとなります。
二塁手は、打球に触れた後、二塁に投げた場合、二塁走者をフォースドアウトにできず、一塁走者がアウトになります。
二塁走者は、遊撃手若しくは三塁手又は二三塁間ランダウンプレーで送球に触れた野手が二塁走者にタッグしないとアウトにできません。
遊撃手は、外野の芝のエリアで守り、打球に触れた遊撃手は、三塁に投げます。
二塁手は、外野の芝のエリアで守り、打球に触れた二塁手は三塁に投げます。
三塁手は、タッグアプトにできなかった場合、ベアハンドでボールを持ち、三塁走者を追います。
オーバーランした二塁走者をタッグできなければ、左足親指IP関節を底屈して左股関節の内旋を止め、右足親指IP関節を底屈して右股関節の外旋を止め、右腕前腕部を回内して本塁に送球します。
8回表
無死二塁
投手矢澤(左投げ)、打者蝦名(右投げ右打ち)
二塁走者梶原
打球がリリースされた後、三塁手奈良間が三塁に、二塁手上川畑が二塁に入ります。
遊撃水野が二塁走者の走路の後ろで地を這うゴロに対し、左腕前腕部を回内し、左手親指基節骨を打球の後ろに入射させた後、二塁走者梶原は、帰塁します。
しかし、水野が右腕前腕部を回内してボールをリリースした後、梶原は、三塁に向かって歩き始めます(その後、梶原は二塁に帰塁)。
一死一二塁における二塁守備
8回表
一死一二塁
投手矢澤(左投げ)、打者戸柱(右投げ左打ち)
一塁走者森敬斗、二塁走者梶原
二塁手上川畑は、二塁ベース寄り、一塁走者の走路の後ろに守ります。
打球に触れた後、右手でバックハンドトスしてしまいます。二塁に入った遊撃水野が左足親指IP関節を底屈して左股関節の内旋を止め、右足親指IP関節を底屈して右股関節の外旋を止め、右腕前腕部を回内して一塁に送球してしまいます。
進塁を阻止する外野守備
3回表
無死二塁
投手福島蓮(右投げ)、打者梶原
二塁走者京田
左翼手水谷は、背側を左翼席、腹側を中堅方向に向け打球の落下点の後ろに走る。
左足拇指球で地面を蹴ってしまう。
左腕前腕部を回外して打球に触れる。
左腕前腕部を回外したまま左手人差し指の付け根と親指の付け根で打球を挟む。
左手首が掌屈してしまう。
左腕前腕部の回外又は回内、右腕前腕部の回外、回内運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。
右足親指IP関節を底屈して右股関節の内旋を止める。
左足親指IP関節を底屈して左股関節の外旋を止める。
両足とも親指IP関節を底屈して着地する。
右足首を背屈後、左足IP関節を底屈させず背屈する。左股関節の内旋を止めることができず、左足拇指球で地面を蹴ってしまう。
右腕前腕部を回内してグラブからボールを抜き取った後、左腕前腕部が回外、左手首が掌屈する。
右足親指IP関節を底屈することができず、右股関節の内旋を止めることができない。右足拇指球で地面を蹴ってしまう。
右腕前腕部を回外(ヒッチ)後、右足踵にウェイトがかかる。
右腕前腕部を回内(コックアップ)後、右足拇指球で地面を蹴ってしまう。
右腕前腕部を回外後(トップポジション)、右足踵にウェイトがかる。
右腕前腕部を回内(スロー)後、右足拇指球で地面を蹴ってしまう。
二塁走者京田にタッグアップで三塁に進塁されてしまう。
水谷は、左足親指IP関節を底屈して左股関節の内旋運動を停止、右足親指IP関節を底屈して右股関節の外旋を停止してシャッフルして腹側を左翼席方向に向けるという動作ができない。
この動作は、内野守備でも使う。
これは練習するしかない。
一死二塁、サードゴロ[走塁]
二回裏
一死二塁
投手大貫(右投げ)、打者万波(右投げ右打ち)
田宮は、大貫が右腕前腕部を回内(テイクバック)した後、シャッフルしてハーフウェイ手前まで二次リードをする。
三塁手の京田は、二塁走者の走路の後ろで三塁ベースアンツーカーを出て遊撃方向にシャッフルする。
三塁ベースが無人となる。
遊撃森敬斗は、京田がシャッフルし、左腕前腕部を回外して左手小指基節骨を打球の後ろに入射させた後に三塁ベース方向に走る。
田宮は、二塁に帰塁を始めてしまう。
京田は、三塁ベース方向に首を捩じる。
京田は、左腕前腕部の回外運動、右腕前腕部の回外、回内運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。
京田は、一塁に送球してくれた。
しかし、田宮は、三塁に走らず、一死二塁と進塁ゼロでアウトカウントを一つくれてやる結果となった。
footnote
用語の意味に関しては、下記記事参照