今の段階、勝敗の結果はどうでもいい。
調整過程として気になったことを個別に列記する。
広島各投手の調整の進捗度
九里は、トップを作ったときに右膝が内入る。
体軸が三塁側に傾く。
トップを作ったとき左肩が下がって
ショルダーファーストになる。
右肘の出が右膝の内入りより遅れる。
右腕上腕部を内旋したときに、右肘の位置が下がる。
昨年までと変わっていない。
レグナルトは、リリースの瞬間、ほぼ0ポジションができ、右足突っ張るが、右足がインステップするので左足のターンが遠回りして体軸が横回転する。
岡田明丈は、左膝のレッグアップのとき、右股関節を外旋できている。
左足の着地から右肘が出てくるまでの間が短い。
リリースの瞬間に左足突っ張っている。
しかし、左足を踏み出したとき骨盤滑ることがある。
左足の着地位置の探りが大きいことがある。
このようなときは、右肘の出が遅れる。
左足の着地と右肘が出るまでの間が長いと右肘が下がる。
ターンを途中で空中で止め三塁側に重心残ることがある。
左足の着地のとき左膝開いて右肘の出が遅れることがあった。
江越への初球、二段モーションを試したが、スウェイした。
課題は、左膝と左肘が並進していないこと。
まだ調整段階だが、いい球と良くない球の差が大きい。
藪田は、昨年並みにトップの位置が低い。
踵から着地しているが、左膝の割れより右肘の出が遅れる。
リリースの瞬間に凹む。右肘下がる。
左膝の壁が崩れる。
フィジカル面が回復していないのだろう、スライド登板ということもあるが現段階では一軍は厳しい。
島内は、踵に重心を残して左膝をレッグアップ。
大腿骨を骨盤に差して右股関節を外旋してから左足を踏み出す。
テイクバックのとき、右腕前腕部回内し、右肩を左肩よりも下げる。
右肘をつまみ上げる直前、Cアーチができている。
左足は踵から着地する。
トップも深く入る。
才木やメッセンジャーのような担ぎ投げだが、左足の着地から右肘の出るまでの間が短い。
リリースの瞬間に左足が突っ張る。
一塁側へのタンブルとターンもできている。
フォロースルーも大きい。
課題は、以下の3つ。
トップを作ったとき、右腕前腕部が回外して右肘が沈むことがある。
右腕上腕部を内旋したときに、右腕上腕部が凹むことがある。
クイックのとき、右股関節の外旋がない。
アドゥワは、リリースの瞬間、左足が突っ張り、。
瞬発力を現段階としては伝えていた。
阪神の投手
先発岩貞は、右足がインステップし、ステップ幅が広いので体軸が横回転していた。
阪神の新外国人投手ジョンスンは、右足のスパイクの内側に重心をかけ、右股関節を外旋して左足を踏み出す。
ステップ幅も広い。
左足はスパイクの外側から着地し、インステップする。
故に、体軸が横回転し、左足を着地してから右肘が出てくるまでに間がある。
打者から見れば、バットとボールの軌道との距離が取りやすい投手。
阪神はリリーフの能見まで登板させたが、能見は右膝の壁が崩れ、調整途上。
広島の打者の調整の進捗度
当落線上の選手の打撃
メヒアは長打を打ったが、振り下ろす直前、ヘッド寝る。
ヘッドをボールの外に入れ、ボールを引っ掛けて打ったが、ヘッドがやや遠回りしている。
坂倉は、振り下ろし直前、ヘッドが立ち、バットとボールの距離取れている。
最後に新人小園だが、右足の着地が遅い。よって、 ヘッドが遅れて出る。
守備も待って捕るのはいいが、膝を地面についたらダメだ。