オープン戦広島4-1巨人。開幕カードの前哨カードは投手陣に課題の残った試合

開幕で当たる巨人とのオープン戦。

殿堂入りした原辰徳氏のマツダでの復帰初戦。

氏がソープの常連であることは興業会社、観光会社の社長から聞いて知っていた。

ノーベル賞にしろ、殿堂にしろ、ユダヤ金融に経済利潤に貢献した者が表彰されるのが社会。

世の中そんなもんだと思っているから、俺は権威に媚びないし、今更批判する気もない。

他球団から望まれる選手を輩出してるのは素晴らしいこと。

ヨシくん、しっかりフィジカル、技術を仕上げて、更に大きな選手になれよ。

今は双方、オープン戦で試運転だから、故障なく開幕を迎えることが重要。

カープは、他の巨人の選手同様、丸の技術面(野球の動き)の瑕疵を試合の中で捕らえて打ち取っていきばいい。

インハイのみにこだわる必要はない。

球速表示は立派でも打たれる投手は数多くいた。

開幕前にメディアで絶賛されながらうだつが上がらなかった投手は数多くいた。

見る側は、メディアに洗脳されることなく、全ての面から冷静に評価することが大切だ。

さて、試合の方に入ろう。

試合経過

1回表

④吉川尚輝 インハイのストレート146キロを空振り三振

右肘を抜くのが早い。 スウェイ

⑧丸 頭が前に出される。

アウトコースベルトの高さのストレート148キロを空振り三振

⑥坂本勇人 インローのストレートを空振り三振

頭が前に出される。左肩が内に入りロックされて右肘が出ていかない。

1回裏

⑥田中広輔 スウェイする。

真ん中低目のスライダー126キロを空振り三振

④菊池 左足の着地が遅れてヘッドが遅れる。

インローのスライダーを打って遊飛

⑧西川 インハイにストレートが外れて四球

山口俊 テイクバックが横に大きい。

右肘の出が遅れて右肘伸びる。

⑨鈴木 16球目 西川が二盗に失敗

2回表

③岡本 頭が前に出される。左足の着地が遅れる。

真ん中高目のストレート146キロを空振り三振

⑦ゲレーロ 真ん中のストレート137キロを打って中前安打

頭が前に出される。振り下ろし始めに右肩が下がる。

ヘッドが遅れて出る。

⑤ビヤヌエバ 頭が前に出される。泳ぐ。

アウトコースベルトの高さのストレート146キロを打って左飛

床田 左肘をつまみ上げたとき両肩がM字になる。

リリースの瞬間に右足が突っ張らない。

右膝の壁が崩れる。

⑨亀井 踵体重

真ん中のストレートを空振り三振

2回裏

⑨鈴木 アウトローのスライダー124キロを打って投ゴロ

ヘッドがボールの下に入る。スライス回転のかかったゴロ

⑦坂倉 インコースベルトの高さのフォーク131キロを打って中飛

左足を運ぶ距離が長い。左足でブレーキをかけずぎ。

③松山 真ん中高目のストレート136キロを打って二ゴロ

レッグアップ、右足の着地遅れる。

ヘッドステイバックするがヘッドがボールの内に入る。

3回表

Ⓓ中島 インコースベルトの高さのストレート144キロを打って右飛

左肩が内に入りロックされる。

頭が前に出される。ヘッドが遅れる。

②小林 踵体重 ヘッドがボールの内に入る。打球にスライス回転がかかる。

インローのストレート136キロを打って遊ゴロ

床田 テイクバックが横に大きい。

④吉川尚輝 アウトコースベルトの高さのストレート136キロを打ってレフト線二塁打

ステイバックでヘッドが立つ。軸足の移動が円滑。

バナナカーブができる。

打球にスライス回転がかかるが、ヘッドがボールの外に入っているのでヒットになる。

床田 ここでもスウェイする。右膝の壁が崩れる。

⑧ 丸 真ん中高目にストレート139キロが外れて四球

床田 クイックで左股関節の外旋なし。

左肘をつまみ上げたときに右足がインステップする。

左膝が内に入る。

左肘が出るのが遅れ、右足を着地してから左肘が出るまでの間が長い。

⑥ 坂本 頭前に出される。踵体重

スイングできない。

アウトコースベルトの高さのストレート142キロを見逃し三振

床田 トップを作る過程で左膝が内に入る。

トップを作り切らない内に左腕前腕部が回外し、左腕上腕部を外旋、左肘を出していく。

リリースの瞬間に右膝の壁が崩れる。

3回裏

Ⓓバティスタ アウトコースベルトの高さのストレートが外れて四球

山口俊 右肘をつまみ上げたときに両肩M字

トップが浅く、左肩、左膝が割れる。

⑤安部 アウトコースベルトの高さのスライダーを打って遊飛

頭前に出される。スウェイ ヘッドが遅れる。

②會澤 真ん中高目のストレート133キロを打って左翼席に本塁打

ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つ。

⑥田中広輔 アウトローのフォーク133キロを空振り三振

踵体重

④菊池 アウトコースベルトの高さのスライダー122キロを打って三邪飛

スウェイ ヘッド遅れる。

4回表

③岡本 振り下ろし始めに左肩が上がり右肩が下がる。

ヘッドをボールの外側に入れて打つが、手首を返して打球が減速

アウトハイのストレート146キロを打って三ゴロ

床田 ステップ幅も狭くリリースの瞬間に右足踵に重心がかかり、左足も伸びるが、インステップしたままで、O脚になる(体軸が横回転になる)。

⑦ゲレーロ 頭が前に出される。

振り下ろし始めに左肩が下がる。

ヘッドがボールの内に入るが、ヘッドアップして打つ。

インコースベルトの高さのシュート135キロを打って中前安打

床田 最大外旋位で両胸が打者と正対。

⑤ビヤヌエバ アウトローのストレートを打って左前安打

床田 トップを作る過程で左膝が内に入る。

トップを作り切らない内に左腕前腕部が回外する。

軸足である右膝の壁が崩れる。

⑨亀井 アウトハイのカットボール135キロを打って左飛

スウェイ ヘッドがボールの内に入る。

Ⓓ中島 左肩が内に入る スウェイ ヘッドが遅れて出る。

アウトコースベルトの高さのカットボール136キロを打って三ゴロ

4回裏

⑧西川 スウェイ フォローでヘッドアップさせる。

アウトコースベルトの高さのストレート138キロを打って一ゴロ

山口俊 左膝を伸ばしてレッグアップしてステイバックしてから左足を踏み出す。

最大外旋位で打者と両胸が正対する。

⑨鈴木 頭が前に出される。踵体重

アウトローのフォーク134キロを空振り三振

⑦坂倉 右肘を抜くのが早い。ヘッドが遅れて出る。

真ん中高目のスライダー128キロを空振り三振

5回表

②小林 ヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑える。

インコースベルトの高さのストレート146キロを打って右飛

飯田 トップを作ったときに左腕前腕部が回外し、体軸が一塁側に傾く。

リリースの瞬間に右膝が曲がり打者と胸が正対する。

④吉川尚輝 右足の着地が遅れる。ヘッドがボールの内に入る。

アウトコースベルトの高さのカットボール135キロを打って三ゴロ失

飯田 右足の着地から左肘が出てくるまでに間がある。

⑧丸 ステップ幅が広く左肘、ヘッドが出てこない。

アウトハイのスライダー134キロを空振り三振

⑥坂本 スウェイ ヘッドが遅れる。

真ん中低目のフォーク129キロを打って遊ゴロ

5回裏

③松山 頭が前に出される。ステイバックするが、右足のステップ幅が広く、ヘッドが遅れる。

ヘッドを外側に入れてボールを引っ掛けて打つ。

インハイのストレート140キロを打って中越二塁打

山口俊 トップを作る過程で、左膝がクローズド、左肩が開く。

Ⓓバティスタ 泳ぎながらも壁作る。

スライス回転がかかるが、ヘッドがボールの外に入っている。

インローのフォークを打って左翼席に本塁打

山口俊 テイクバックが横に大きい。

⑤安部 スウェイ ステップ幅が広い。フルスイングできない。

インコースベルトの高さのストレートを見逃し三振

⑦野間 頭が前に出される。スウェイ 左肘、ヘッドが出て行かない。

アウトコースベルトの高さのストレート138キロを空振り三振

⑥小園 スウェイ

アウトローのスライダー126キロを打って中飛

6回表

③岡本 アウトローにスライダー136キロをワンバウンドさせて四球

岡田 テイクバックで右肩下げる。

左肩が開く原因、右肩の損耗の原因の一つでもあるが、ステップ幅を狭く大腿骨の上下運動によって左肩の開き、右肩の負荷を抑えることが重要。

テイクバックが横に大きい。

トップを作ったときに右膝が内に入る。

右腕前腕部が回外し、右肘が沈む。

右肘が遅れる。左足を着地してから右肘が出てくるまでに間がある。

リリースの瞬間に右肘が下がる。

⑦ゲレーロ 真ん中のストレート145キロを打って右翼塀直撃の二塁打

頭が前に出される。左足の着地が遅れる。振り下ろし始めに右肩が下がる。

スライス回転がかかるが、ヘッドがボールの外に入っているのでヒットになる。

⑤ビヤヌエバ 左足の着地が遅れる。上体がスウェイ。

真ん中低目のスライダー134キロを打って左飛

岡田 左足の着地から右肘が出るまでに間がある。

リリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。

⑨亀井 トップが浅い。右足の着地とスイングがシンクロ。

ヘッドが内に入る。

真ん中低目のストレート145キロを打って左前安打

岡田 トップが深いが右腕前腕部が回外

右膝が内に入り、左肩、左膝が割れる。

右肘が出るのが遅れる。 左足の着地から右肘の出に間がある。

リリースの瞬間に右腕上腕部が凹む。右肘が下がる。

Ⓓ中島 左肩が内に入りロックされる。

アウトローにスライダー134キロをワンバウンドさせて四球

岡田 右肘が内に入り、トップを作り切らない内に右肘を推進

リリースの瞬間に右足に重心が残り、フォロースルーで左足の位置が動く。

左膝の壁が崩れる。

左足の拇指球で地面を蹴って両足をシャッフルし右足をターンさせたのではない。

Ⓗ大城 トップが浅い。ヘッドがボールの内側に入る。

インコースベルトの高さのストレート146キロを打って遊併打

岡田 リリースの瞬間、右腕上腕部が凹む。右肘が下がる。

6回裏

④曽根 泳ぎながらもヘッドはボールの外側に入る。

真ん中のストレート142キロを打って右飛

坂本工宜 二段モーション

右股関節の外旋は、一回目のレッグアップのときにする。

一回目のレッグダウンと二回目のレッグアップも二段。

リリースの瞬間、右腕上腕部の付け根が凹まなければ0ポジション。

リリースの瞬間、左足も突っ張っている。

上体も一塁側に倒せている。

⑧西川 左肘先行のインサイドアウト ヘッドがボールの外側に入る。

手首を返した分打球が減速。

アウトハイのストレートを打って一ゴロ

⑨鈴木 インローのストレート143キロを打って遊ゴロ

右肘先行のインサイドアウト ヘッドの先がボールの外側に入る。

バットが折れる。

7回表

④田中俊太 ヘッドをボールの外側に入れてヘッドの下がりを抑える。

アウトコースベルトの高さのカーブ106キロを打って二ゴロ

岡田 トップを作る過程で、左膝が割れる。

左足の着地から右肘が出るまでの間が長い。

左膝の壁が崩れる。

⑨松原 頭が前に出される。ヘッドはボールの外に入っている。

手首を返した分、打球が減速

アウトハイのストレート140キロを打って二ゴロ

⑥山本泰寛 ステップ幅が広いので、フルスイングできない。

ステイバックの過程で左肩を下げているが、左肩が顔の前に壁としてふさがっている。もっと左肩を下げないと速い球に差され、落ちる球にヘッドが止まらない。

真ん中低目のストレート144キロを見逃し三振

岡田 トップが深いが、左腕前腕部が回外

左肩、左膝が割れる。

リリースの瞬間、右腕上腕部が凹み、右肘が下がる。

7回裏

②坂倉 アウトハイのストレート142キロを打ってファースト強襲安打

右肘先行のインサイトアウト ヘッドがボールの外側に入る。

手首を返した分、打球が減速

③堂林 レッグアップが遅れる。スウェイして頭が前に出される。

ヘッドをボールの外側に入れてボールを引っ掛けて打つが差される。

インコースベルトの高さのカーブ110キロを打って三ゴロ

Ⓓバティスタ インハイのストレート143キロを打って左中間に二塁打。

左足の着地が遅れ打球にスライス回転がかかった分、二塁打にとどまる。

Ⓗ長野 頭が前に出される。泳ぐヘッドが遅れ打球にスライス回転がかかる。

アウトコースベルトの高さのスライダー130キロを打って右邪飛

8回表

③岡本 左足の着地が遅れる。

インローのフォーク136キロを空振り三振

岡田 トップは深いが、左肩、左膝が割れる。

⑦石川 アウトハイのストレート151キロが外れて四球

岡田 三塁側に左足を蹴り戻してスウェイを抑える。

しかし、左膝の割れに右肘の出が遅れる。

⑤北村 左足の着地が遅れる。

真ん中高目のストレート147キロを空振り三振

⑧立岡 スウェイ ヘッドが遅れる。

アウトコースベルトの高さのストレート145キロを打って一ゴロ

8回裏

⑦野間 トップが浅い。打球にスライス回転がかかる。

真ん中高目のストレート143キロを打って二ゴロ

戸根 テイクバックが横に大きい。

リリースの瞬間もインステップしている。

⑥小園 ステップ幅が広い。右足の着地遅れる。

ヘッドがボールの下に入る。打球にスライス回転がかかって手首が被さってバウンドが弾む。

アウトコースベルトの高さのストレート138キロを打って捕安打

戸根 フォローで軸足である右足の右膝の壁が崩れる。

④曽根 スウェイするが、ヘッドはボールの外側に入っている。

インコースベルトの高さのストレート117キロを打って一ゴロ

⑧西川 アウトハイのストレートを打って左飛

ヘッドをボールの外側に入れるが打球にスライス回転がかかる。

9回表

Ⓗ吉川大幾 踵体重

アウトローのスライダーを空振り三振

岡田 リリースの瞬間、右肘下がる。

②大城  スウェイ ヘッドが遅れて出る。

インローのフォーク136キロを空振り三振

岡田 トップの角度は深いが頭とボールの持つ手が離れている。

リリースの瞬間、右腕上腕部が凹み、右肘が下がる。

④田中俊太 アウトローにストレート146キロが外れて四球

岡田 トップを作る過程で左肩、左膝が割れる。

右肘の出が遅れる。左足を着地してから右肘が出てくるまでの間が長い。

⑨松原 トップ浅い。ヘッドが遅れて出る。

アウトコースベルトの高さのストレート146キロを打って左飛

岡田 トップを作る過程で左膝が割れる。

右肘の出が遅れる。

まとめ

床田は、左の股関節にタメがないから、トップを作る過程で左膝が内に入ってリリースの瞬間に左膝が曲がる。

トップを作った後も右股関節の外旋が遅れてインステップしているから左肘が出るのが遅れ、右足を着地してから左肘が出るまでに間がある。

インステップしたままでいるから、左肘を出した後に右膝の壁が崩れてしまう。

前回までの課題が克服できていない。

打者は、懐の深い打撃が可能。

巨人打線が仕上がっていないから、無失点に抑えられたが、本番では厳しいだろう。

ここまで、結果を出し、大瀬良、KJ、九里、野村に続く先発5番手が出てきていないので、開幕から3試合ぐらいは先発させてもらえるだろうが、4月末には一軍から消えていることもあり得る。

飯田も体軸が一塁側に傾く投げ方だから、最大外旋位で打者と胸が合うのは相変わらず。

藤井もトップを作った後は、リリースの瞬間に左足が突っ張って回転数の多いボールを投げているが、テイクバックが横に大きい。

岡田は、酷すぎる。

源は、フィジカルが原因だが、悪いところが全て出た。

テイクバックが横に大きい。

トップを作ったときに左肩、左膝が割れる。

左足を着地してから右肘が出てくるまでに間があり過ぎる。

リリースの瞬間に右腕上腕部が凹み、右肘が下がる。

これらは立ち上がりから出ていたのに、何故、その後3イニングも投げさせたんだ。

事実、その後の3イニングも内容は良くなっていない。

巨人では、粗削りながら、坂本工宜(支配下選手ではないので丸の人的補償として獲得はできなかった)が将来楽しみな投手だ。

巨人の若手の中では桜井に次ぐ。

実力は大江よりも上。

ステップ幅が狭いから左足が着地してからトップを作った直後にサフォーテ並みに右腕上腕部の外旋が大きい担ぎ投げだが右肘が出てくるまでの間が短い。

リリースの瞬間に左足が突っ張る。

トップを作ったときに、左膝はスクエアになっているのに、左肩が開くので、トップが浅い(頭とボールを持つ手の距離が離れている)。

これが克服できれば、凄い投手になる。