読売巨人資本は、シーズン30本塁打以上を3度も達成し、メジャー通算178本塁打を産み出してきた元サンディエゴパドレスのルーグネッドオドーア(Rougned Roberto Odor)との契約が経済関係上成立したと広報担当者を使い発表した(2024年1月22日)。
直近シーズンは、59試合に出場し、打率.203 4本塁打 18打点に留まった。
プロフィール
生年月日 1994年2月3日
右投げ左打ち
二塁手、右翼手(MLBでは、2023年に9試合のみ)
アマチュアFAでテキサスレンジャーズと契約(2011年))
- テキサスレンジャーズ(2012-2020)
- ニューヨークヤンキース(2021)
- ボルティモアオリオールズ(2022)
- サンディエゴパドレス(2023)
180cm 88kg
故障歴
走塁の際に左ハムストリングを故障し、2018年4月9日のロサンゼルスエンゼルス戦でその後28試合を欠場した。
ホームプレートを踏む際にマーティンマルドナードと接触して左膝を故障する(2021年5月4日のヒューストンアストロズ戦)。その後11試合を欠場した。
打撃動作
グリップを左手中指基節骨に嵌める。
グリップは左耳の高さにセットしている。
左手親指第一関節の内側をグリップに当て左手親指の指先をグリップの外側に反らす。
左手人差し指の指先はグリップに巻き付けていない。
ヘッドの角度を80°にして構える。
右足拇指球、左足内踝を地面に噛ませる。
右足はオープンスタンスにしてセットアップする。
左足の踵から爪先が右足の爪先から出ている。
頸反射はしていない。
左手首をコックしてヘッドを寝かせる。
コックする前にヘッドはホームベース方向に倒れない。
左肘をヒッチする前に計3回コックする。
左肘をヒッチする。
右足拇指球で地面をタップする。
右膝は丹田の高さまで上げる。
右股関節は内旋する。
左足が一塁側に滑る踵体重であるが、右股関節の内旋はニーアップの高さに比して深くはない。
右股関節が外旋する。
右足親指の付け根から親指の先の分、インステップする。
右肘が突っ張る。
右足小指球から入射する。
踵体重となるが故に、左肩関節から右股関節のラインが抜け、左腕前腕部の回外運動の加速距離が短い。左手小指球の入射角が垂直に近くない。
左腕前腕部を回内し、投球をカチ上げる。
左腕前腕部の深層屈筋は緩む。
右腕前腕部を回内、右手人差し指の拳でグリップを押し込みヘッドを立てる。
走塁
打球がバットからリリースされた後にスタートを切る。
一二塁間ハーフウェイから走路を膨らませ、二三塁間のハーフウェイ以後の走路の膨らみを抑える三塁停止の走塁を基本とする。
二塁へのスライディングは、左膝を屈曲(左股関節を内旋)、右膝を伸展(右股関節を外旋)して行う。
ドリルスライディングしてオーバーランするのではなく、減速停止をするスライディングをする。併殺崩しに留まる。
8回裏二死一三塁、投手の投球前にラインの外側から内側に入って一次リードを行い、スタートを切る。投手は、プレートを前外しする。オドーアは、右腕前腕部を回内してヘッドスライディングを行う。ホームスティールを成功させた(オークランドアスレチックス戦、投手ライアンバクター、2019年6月9日)。
守備
二塁守備は、スライディングを避ける技術が高くない。
総評
コックの回数が多い分、投球を受けてしまい、ファストボールに差される。
踵体重であるが故に、左投手が投じたアウトロー、右投手が投じたインローの落ちる投球に対し、左肩関節から右股関節のラインが抜け、右股関節の左肩関節の内旋を止めることができない。
インステップする分、引っ張る技術は高くない右投げ左打ちのスイングである。
フライボールを産む技術(=インサイドアウトスイングの完成度)は高くなく、中距離打者である。
footnote
MLBでの成績は、下記サイトを参照
用語の意味に関しては、下記記事を参照