これまで、ケース打撃に関して書かれたコンテンツは、数多いですが、どれも、バッテリーを含めた内野手、外野手の主に肩関節、股関節を含めた肉体の稼働の仕方とそれによる加速距離の限界、生じ得るプレーを網羅されていません。
よって、セオリー化された得点手段では、得点できない、また、他にもこんな得点手段があるということが生じてきています。
当サイトでは、既に産み出されたケース打撃に関するコンテンツに書かれていないこと、定説化された得点手段の限界とその超越に関して述べています。
当該記事では、無死一三塁のケースに絞って、上記のこと記載した関係記事を列挙しておきます。
概要
☆二塁手が一塁に走ったら一塁走者、三塁走者はスタートを切る。
☆三塁走者が三本間で先に挟まれたら三塁に二塁走者が三塁ベースとの距離を詰める。
一塁走者は二塁に逆走する。
三塁走者は三塁ベースに逆走する。
三本間ランダウンプレーで送球に触れた野手に三塁走者にタッグする前又は三塁走者が三塁ベースを蹴った後に二塁に投げさせる又は、ボールを持って一塁走者を追い懸けさせる。
三塁走者が三塁を離塁し本塁に還る。
☆三塁走者が三本間に挟まれることによって一塁走者の二塁進塁をアシストしても三塁走者が本塁に走らなければ、ガキの使いです。
三塁走者が三本間に挟まれてタッグアウトになり、一塁走者の二塁進塁、一塁走者の三塁進塁をアシストするのは本末転倒です。
☆三本間で挟まれていた三塁走者は、三塁帰塁後、三塁ベースから足を離さない。タッグされるからです。
☆捕手がミットを上げて左投手にウェストを要求したら三塁走者は投手がセットを解く前にスタートを切り本盗をする。右投手の場合、後位を走る走者がディレードスチールのスタートを切る。後位を走る走者が逆走を開始後、三塁走者は本塁へスタートを切る。
☆捕手がミットを持つ手の前腕部を回外してミットをホームプレートの右打席寄りのラインのバックネット寄りのコーナーの前に置いた後、グラブを持つ手の前腕部を回内して待っていた場合、ミットを持つ手の上腕部の腱板が突っ張ってしまうからミットを持つ手の前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまう。追いタッグになる。
捕手がミットを持つ手の前腕部を回外してミットをホームpレートの右打席のラインのバックネット寄りのコーナーの前に置いた後、ミットを持つ手の前腕部を回内せずに待機した場合、ミットを持つ手の前腕部の深層屈筋、左肘側副靭帯の前束が突っ張るからミットを持つ手の回内運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまう。
三塁走者は、左手首を背屈、左肘を畳む。左腕前腕部を回内、左股関節の内旋の回転半径を短くして左足親指IP関節を底屈させる。左肘を上げる。左肩関節を弛緩、屈曲させる。右股関節を内旋、右足親指IP関節を底屈させる。左腕前腕部を回外、左手首を背屈して左腕前腕部を左肩方向に引っ込める。左腕前腕部の回内、左肘のコックアップを止める。捕手のタッグをかわす。
右腕前腕部を回内してホームプレートに触れる。
捕手がミットを地面に着けて投手にワンバウンドを要求した場合、投手は投球腕上腕部が反張する。
捕手は、ミットを持つ手の前腕部を回外してから回内してミット低目に構えると左肘側副靭帯、左腕前腕部側副靭帯の前束が弛まず左肘が突っ張る。左腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまうから、ミットを持つ手の手首が掌屈して投球肩の方に入ってしまう。ミットを持つ手の前腕部を回外してミットを低目に構えた後、ミットを持つ手の前腕部を回内しなくてもミットを持つ手の上腕部の腱板が反張する。
いずれにしても捕手の投球腕の前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまうから投球腕の前腕部を回外後、投球腕の手首が掌屈してしまう。投球腕前腕部の回内運動の回転半径が長く加速距離が短くなってしまうから投球する手の人差し指の付け根からボールがリリースされる。よって三塁に送球した場合、三遊間方向に送球が逸れるかワンバウンドさせてしまう。
三塁走者は投手がセットを解く前にスタートを切る。打者がスイングしなかった場合、逆走せずに本塁に突入する。打者がスイングしてしまった場合には、打者のインサイドアウトスイングが向上しないので、三塁に逆走する。
☆ディレードゴロゴー
無死二塁及び一死二塁において三遊間のゴロが生じた場合のディレードゴロゴーを三塁走者が応用したものです。
三塁走者は、三本間のラインの外側で三本間のラインに対し、右足をオープンスタンスで一次リードを取ります。
投手がセットを解いた後に二次リードを進めた場合には、ファーストバウンド後、一旦、三塁に逆走します。
打球に触れた野手が一塁若しくは二塁に送球した後に三塁スタートは、本塁にリスタートします。
footnote
関係記事
用語の意味に関しては、下記記事参照