[日本ハムドラフト1位はこの投手で行け]金村尚真(富士大学)

Last Updated on 2022年10月11日 by wpmaster

マスコミ資本と契約するライターは、今季のドラフト候補選手は不作であると言います。しかし、今回のドラフトに関することだけでなく、マスコミと契約するライターは、ロスチャイルドの手先ですから私は信用しません。今季のドラフト候補は、不作であると言いますが、果たしてライターがドラフト候補選手に付けた評価は妥当と言えるでしょうか。
日本ハムの選手構成の面でウィークポイントは全部ですが、特にウィークポイントであると私が考えるのは、抑え投手の層です。プロ志望届を提出している選手を私は、隈なくチェックしていますが、今回のドラフトで私が一推しするのがこの投手です。

プロフィール

沖縄県豊見城市出身
岡山学芸館高ー富士大学
右投げ右打ち
176cm 82kg
ファストボールのMaxは、150km/h
スライダー、カット、カーブ、フォークを投げる。

投球動作

  • グラブは、背骨の前でヘソの高さにセットし、右肩の方に左肘を入れない。
    右手首を右股関節より後ろに引かず、テイクバックが非常に小さい。
  • 右肘をアクセレーション(右腕上腕部の外旋)する前に、右腕前腕部を回外してから右手親指基節骨でボールを叩いて右肘を上げる(右腕前腕部が回内する)ので、ブルペンで投げ込まなくても右腕上腕部の棘下筋、前腕部の深層屈筋が緩む。故に肩肘が試合で投げられる状態に戻る。先発抑えの双方に対応できる。右手親指基節骨でボールを叩いた後、左足の裏を立てて右股関節を外旋している。
  • 左足は、真下にスパイクの外側から入射し、両股関節間のストライドが狭い。
    右腕前腕部の回外運動、右腕上腕部の内旋運動の回転半径が短く、加速距離が長い。
  • 右腕上腕部の外旋(トップ)を解除する直前、左膝が突っ張り、左股関節が引っ込むので、右腕前腕部の回外運動、右腕上腕部の内旋運動の加速距離を高めることに貢献している。
    セットを解いた後、左膝を骨盤の高さで屈曲させているが、左膝の屈曲の位置を下げれば、更に右腕前腕部の回外運動、右腕上腕部の内旋運動の加速距離を増すことができる。

右肘の高さ、右腕と背骨の交わる角度は、オ^バーハンドである。

総合

「前膝を高く上げること」「ストライドを広くすること」「テイクバックを大きくすること」がスピードボールを投げるコツであると信じて疑わない層には不人気でしょう。
アマチュア選手にしては投球動作のロスが少ないので、育成を望む層のニーズとも一致しません。
12球団のスカウトが付ける評価は、「コーナーの出し入れができ、制球に優れている」で一致していますが、私が投手に求めるのは、そんなことではありません。
私が、投手に要求するのは、労働力商品を再生産して、ストライクゾーン内の”甘いコース”に投げて打者に”差し勝つ”ことで、少ない球数でアウトを稼ぐことです。この投手は、それに対応できます。
彼が入ることによって、救援スタップが盤石になるとまでは言えませんが、セットアップ、クローザーにかかる負担を軽減することに貢献してくれるでしょう。
ドラフトされた選手との交渉権は、クジ引きで決まるのではありません。その選手の契約金年俸その他経済利益に付ける値段で決まります。すなわち、現実には、ドラフト会議の前にどこの球団資本が交渉権を獲得したかが確定しているのです。日本ハムが楽天、西武資本を蹴落として獲得することを望みます。

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