Last Updated on 2020年8月11日 by wpmaster
広島打線は、中日のバッテリーミスがあったが、中盤、終盤、連打で小刻みに加点して勝利。9連戦の勝ち越しを決めた。九里は、約1か月半ぶりの勝利
九里亜蓮のピッチング
九里は、17球目、右足小指球寄りで地面を踏む。左足スパイクの内側で地面を蹴ってから右足踵で地面を蹴る。前肩はスクエアであるが、前腕上腕部、前肘が背骨の方に僅かに動く。投球肩を前肩よりも下げる。「く」の字を作ったときに右足小指球にウェイトが移る。右肘をつまみ上げたときに右足拇指球にウェイトが移る。両肩がM字になる。リリースの瞬間、左膝が突っ張りきらず、右腕上腕部が凹む。
ビシエドは、左足小指球で地面を蹴ってから右股関節を外旋、右足つま先を捕手方向に向ける。左足首を底屈したときに右肘はヘッドの外側に張り出すが、右足拇指球にウェイトが移る。前肘が投手方向に張り出し前肩が背骨の方に入らないが、引手主導のスイングで空振り三振
九里は、58球目、右足小指球寄りで地面を踏む。左足踵で地面を蹴ってから右足踵で地面を蹴る。前肩が背骨の方に僅かに動く。投球肩を前肩よりも下げる。右肘をつまみ上げたときに右足の小指球にウェイトが移り、右足踵が地面を離れる。リリースの瞬間に左膝が突っ張りきらず、右腕上腕部が凹む。フォロースルー期に左足外側のラインがO脚になる。真ん中低目にスライダーをワンバウンドさせる。
大資本メディアの使用人に洗脳されてカープファンは、九里の肉体が丈夫であるとするが、右腕上腕部、右肘側副靭帯にかかる負荷が大きく、ルーズショルダーになりやすい投げ方をしている。肉体は損傷し実際には、丈夫ではない。
小笠原慎之介のピッチング
小笠原は、26球目、左足踵をヒールアップして左足小指球で地面を蹴る。左足のスパイクの外側踵寄りで地面を蹴って投球肩を前肩よりも下げる。前肩は、スクエアより僅かにオープンにしている。右足拇指球で地面を蹴る。左足小指球で地面を蹴ってから二段モーション。右膝をヒールアップしたときにそれぞれ、左足踵寄りに体重が移る。1回目のレッグアップのときに前肩が僅かに背骨の方に動く。2回目のレッグアップのときに前肩が更に背骨の方に入る。レッグアップのとき、投球肩を前肩よりも下げるが2回目の方がそのレンジが小さい。左肘をつまみ上げたとき、左足小指球にウェイトが移り、左足踵で地面を離れる。リリースの瞬間、右膝が屈曲し、左腕上腕部が凹む。アウトローにスライダー136キロをワンバウンドさせる。2段モーションが、投球腕の上腕部にかける負荷を増大さえ、投球腕のドアスイングを産み出す基となってしまっている。
田中広輔は、右足の小指球で地面を蹴ってから左股関節を外旋、左足つま先を捕手方向に向ける。右脇が閉まり、右肩峰が下がっていき、右肩峰、右腕上腕部が背骨の方に入る。振る直前の手首の位置に達したとき、左足が踵体重になり、左足踵が一塁側に滑る。左足拇指球にウェイトが移り、ストライドが広がる。引手主導のスイングになり、空振り三振。
山本拓実のピッチング
山本拓実は、32球目、右足の小指球で地面を踏み、右足踵を僅かにヒールアップ。左足踵で3回地面を踏んで左足拇指球で地面を蹴り、右足踵で地面を蹴る。投球肩を前肩よりも下げる。前肩がオープンからスクエア寄りに動く。前膝が肋骨の高さに達したときに、肩関節が僅かに背骨の方に入る。「く」の字を作ったときに右足小指球にウェイトが移る。右肘をつまみ上げたときに右足拇指球にウェイトが移る。リリースの瞬間、左膝が突っ張りきらず、左足の外側のラインがO脚になる。右腕上腕部が凹み、カットボールをアウトローにワンバウンドさせる。
ゴンサレスのピッチング
ゴンサレスは、10球目、左足踵をスライドしてから、左足スパイクの外側小指球寄りで地面を踏み、右足拇指球で地面を蹴る。左足踵で地面を蹴って投球肩を前肩よりも下げる。右肩関節のラインがヘソの方に滑る。前膝を下したときに左足小指球にウェイトが移る。左肘をつまみ上げたときに左足のスパイクの外側で二塁ベース方向に地面を蹴っている。右宇dw前腕部の回内は解けている。前肩を投球肩よりも下げ、左腕前腕部を回内したときに前肩が開き始める。左足小指球にウェイトが移る。リリースの瞬間に前膝で地面を蹴って前膝が突っ張る。左足拇指球で地面を前に蹴っており、左足が地面を離れている。左腕上腕部が凹む。左足をターンさせ両足をクロスさせる。アウトロー(右打者のインロー)に147キロをワンバウンドさせる。
佐藤優のピッチング
佐藤優は、16球目、右足小指球で地面を蹴り、左足拇指球で地面を蹴る。投球肩を前肩よりも下げる。前腕上腕部、前肘が背骨の方に入る。右肘を逆Lにしたとき、右足小指球にウェイトが移る。左腕上腕部が背骨の方に凹む。左足は踵が上、つま先が下でインステップする。リリースの瞬間に前膝が突っ張りきらず、右腕上腕部が背骨の方に凹む。右肘が右肩関節と水平まで下がる。右足のつま先で地面を蹴って右足のターンを途中で止め、両足をクロスさせない。アウトローにフォーシームをワンバウンドさせる。
佐藤優は、18球目、右足小指球で地面を蹴り、左足スパイクの内側で地面を蹴る。投球肩を前肩よりも下げる。前腕上腕部、前肘が背骨の方に入る。右腕が骨盤の横を通過する手前で右足小指球にウェイトが移る。左肩甲骨が背骨の方に入る。左足は踵が上でインステップする。右肘をつまみ上げたときに右足のスパイクの内側でエッジをかけている。リリースの瞬間、左膝はほぼ突っ張るが右腕上腕部が凹む。インロー(左打者のアウトロー)にスライダーをワンバウンドさせる。
田中広輔は、右足の小指球で地面を蹴ってから左股関節を外旋、左足つま先を捕手方向に向ける。右脇が背骨の方に入る。左足のスパイクの内側でエッジをかけて、右足の着地位置の探りが広がるが、右足のスパイクの外側を背骨の方に引く。佐藤優は、四球を与える。
田中広輔は、佐藤優ほど極端なドアスイングでない小笠原のワンバウンドの投球を振り、佐藤優から四球を取ったときにスイングも動作としては良くない。今後、打撃が修正、改善されていくかというと難しいだろう。
濱田達郎のピッチング
濱田は、1球目、左足を右足よりも三塁線方向に引いて構える。左足小指球で地面を蹴って右足母指球で地面を蹴る。左足踵で地面を蹴り、投球肩を前肩よりも下げる。前肩はスクエアだが、一塁線ハーフウェイに向ける。右肩峰を下げ、右腕上腕部、右肘を背骨の方に入れる。左肘をつまみ上げたときに左足のスパイクの内側でエッジをかける。左膝が外側に逃げる。両肩甲骨がぶつかるが、後の腸腰筋を内旋し、背骨が一塁側に傾く。リリースの瞬間、右膝が突っ張りきらず、左腕上腕部が凹む。体軸は、ほぼ直立だが、僅かに三塁側に傾く。左肘の高さ、手首の高さは、左脇よりも上にある。総合するとサイドハンドに近いがスリークォーター