Last Updated on 2018年3月29日 by wpmaster
ソフトバンクの選手、関係者の皆様、優勝おめでとうございます。
中村祐太は、これまで投げた試合より、投球動作や投げている球が劣っているということはなかったと思います。
ソフトバンク打線の方が実力で上回っていました。
どの選手もしっかりフォロースルーができています。
ソフトバンクが日本シリーズに出てきたら、結果はわかりませんが、
広島がソフトバンクよりチーム力で上回ることは、3~4か月では難しいでしょう。
ソフトバンクの離脱中の選手を加え戻すと、やはり、後3年ぐらいは要するでしょう。
週末から来週にかけて登板がないので、登録抹消されただけで、中村祐太は、10日で戻ってくるでしょう。
先発の左投手の山田大樹も右足を上げてから右膝を内にいれずに、スライドステップ。右足で弧を描いていて、フィニッシュでは、一塁側に左足を着地して一塁側に重心が残り、良くなかったのですが、すぐに降板させ、
継投に入りました。
山田大樹は、2回1/3 42球 3安打 2奪三振 2四球 2失点(自責同じ)。
自らの経験のみに頼らず、動作解析を始め基礎から勉強し直した工藤監督、
スコアラーの方も相当研究されたのでしょう。
2戦目に投げた松本も、左足を下してから、ノンストップで着地し、瞬発力、体重をボールに伝えていました。
下半身のタメが一定していないので、左足で弧を描いていないものの、膝の開きが早いことがあります。
そこが修正されれば、もっと良くなると思います。
Jacksonは、役割をしばらく変えるようですが、そうなると中継ぎ、抑えは足りません。
但し、二軍調整中の投手も含め、一軍で通用する先発、リリーフを総合したトータルの投手は足りています。
一岡も移籍当時のキレは戻っていないし、一岡、中田廉も故障前からタフな投手ではありません。
九里もリリーフとして見た場合、タフな投手ではありません。
仮に先発の岡田や藪田が5回前後で降板してその後に九里が出てきたらどうでしょう?
相手の打者は対応しやすいと思います。
一岡、中田、九里は、上野、岸本、青木高広辺りよりはレベルが上ですが、7回、8回を投げさせる投手としては、盤石ではありません。
中﨑、今村もごまかしながら投げている。
加藤は、やはり、筆者の推察どおり、立ち上がりの練習で、リリーフへの本格転向ではないようだし、先発起用が妥当だ。
九里は、開幕からずっと先発で投げてきましたので、先発に戻すことは可能。
ヘーゲンズ、加藤、戸田、福井の内、2人が一軍で先発できるレベルにまで、調整できていれば、
藪田と大瀬良を後ろに回した方がいいだろう。
ヘーゲンズが要調整であれば、Jacksonの内容が良くないので、ブレイシアをバティスタに代えて昇格させる必要がある。
尤も、大瀬良のリリーフの方は、塹江が一軍のリリーフで通用するレベルにまで調整できていれば、
もう少し後でもいいが。
藪田を後ろに戻すって、俺って何かアブノーマル?
けど、昨年、ソフトバンクの岩嵜って、先発で結果出したのにすぐまたリリーフに戻ったよな?
と思って調べてみた。
6/30 対ロッテ 先発 6回 120球 3安打 6奪三振 3四死球 1失点
7/7 対オリックス 先発 9回 129球 9安打 4奪三振 1四死球 無失点
7/20 対オリックス 救援 1回2/3 16球 2安打 1四死球 無失点 hold
7/24 対西武 先発 6回 106球 7安打 8奪三振 1四死球 2失点
7/31 対日本ハム 先発 5回1/3 84球 6安打 4奪三振 1四死球 5失点
8/7 対日本ハム 救援 2回1/3 43球 2安打 2奪三振 1四死球 2失点
8/14 対ロッテ 先発 8回 92球 4安打 3奪三振 1四死球 無失点
8/21 対日本ハム 先発 4回1/3 102球 7安打 5奪三振 3四死球 4失点(自責3)
8/28 対ロッテ 先発 6回 87球 7安打 4奪三振 1四死球 2失点
9/4 対楽天 救援 3回1/3 53球 1安打 3奪三振 1四死球 無失点
9/7 対オリックス 救援 2/3 9球 0安打 0奪三振 0四死球 無失点 hold
9/9 対オリックス 救援 1回 14球 0安打 0奪三振 0四死球 無失点
9/10 対西武 救援 1回 19球 0安打 2奪三振 0四死球 無失点
以後先発登板なし。
※岩嵜は、6/30より前に、15試合リリーフで、22回を投げている。
岩嵜は、7試合に先発して45回1/3投げて自責13 QS5試合 防御率2.58と
先発で結果を残しているにも関わらず、
再びリリーフに戻っているのである。
リリーフは、先発ができない投手がやるポジションではないのだ。
広島投手陣の現在の状況を踏まえると、後ろにはタフな投手が必要だ。
[追記]
藪田は、今でしたら、先発の中では、群を抜いて一番手です。
広島の先発でいうと、Johnson、野村、福井、中村祐太は、投げている球そのものから、リリーフが難しいです。
岡田は、昨年はなかった投球動作上の欠点があるので、リリーフをさせたくないというのがあります。
プロ同士の対戦では、6回までは、差がつきません。
先発投手の防御率は、リーグ3位と僅差のリーグ4位ぐらいで構わないと思います。
その代わり、リリーフ投手の防御率は、他チームの追随を許さないリーグ1位が必要であると考えます。
先発は、先発しかできない投手がやって、先発、リリーフどちらともできるのであればリリーフをやらせたいというのがあります。
藪田は、先発もリリーフもできます。
先発は、6試合に1回しか登板しません。
先発で無双できるから、リリーフをさせるのです。
藪田は、クローザーでもセットアップでもストッパーでも行けます。
どれか一つというと、クリーンアップと当たることの多いセットアップでしょうか。
リリーフが先発より劣るということはありません。
年俸もきちんと上げてやってもらいたいです。
[追記2]
現段階でも、短期決戦であれば、そのときの状態のいい投手を酷使すれば勝ち越すこともできるかもしれません(日本シリーズは、そこまでして勝ってほしくはないですが)。
現行制度ではあり得ない話ですが、年間通して25試合をソフトバンクに勝ち越せるまでには、3年ぐらいかかるのではないかということです。
サフォーテから安打を打ったように、西川の打撃も捨てがたいですが、現段階では、総合力では安部の方が上。
昨年新井は、右打者では、150キロ以上の球の打率が鈴木に次ぎリーグ2位でしたが、今年は、ストレート系に対する対応を見る限り、昨年よりも衰えました。一時的な不調ではなく、今シーズン限りでの引退もあり得ます。
オープンスタンスは、文字通り、体を開くので、視野が横に広がるので、ボールが遅く感じられるのですが、スクエアよりもトータルのステップの距離が長いので、早い球に差されやすくなります。
松山は、藤浪や大谷と対戦するときは、構えたところから、そのまま前に踏み出して打ちに行くことがありますが、昨日は比較的大きくテイクバックした分、トップを作るのが遅れ、グリップを体の近くで回してフォローが大きい分結果としては本塁打になりましたが、差されてしまいました。
鈴木は、ボールの待ち方、すなわち懐の深い打撃がコンスタントにできるかですが、簡単な球をチョイスして数字を稼いでいくと思います。
[追記]
ヘーゲンズのファームでの直近の登板は、6/16の中日戦に先発して3回1安打無失点。
週末の阪神戦のどこかで先発させることが可能です。
3回で引っ込めたところを見ると、最終テスト登板とも考えられます。
現実的にも藪田に代わって阪神戦先発は全くあり得ない話ではないと思います。
堂林は、ファームで本塁打も打ちましたし、庄司と入れ替えで昇格することもあるかもしれません。