Last Updated on 2019年5月20日 by wpmaster
明日から2019プロ野球が開幕。
広島東洋カープは、読売ジャイアンツと対戦。
先発は菅野。
打席内で最もタフなボールに照準を合わせて早いカウントから高目のボールを振っていくのが基本であるのと同様、初戦から最もハードな投手と対戦し振っていくことで、次戦以降に対戦する打者に対応できるようになるのだからむしろ都合がよい。
タフなボールに照準を合わせてスウェイするとパワーカーブのようなスライダーをフルスイングできなくなる。
逆方向に打つ打者は弱い打者。
逆方向に打ってつなぐので行くのではなく、右打者がレフトスタンドに放り込む。
ウィニングショットであるスライダーを投げられなくしてやる。
長野が菅野にどのような打撃の動きを見せるのか知りたいので長野をスタメンで使ってもらいたい。
また、小園が菅野にどこまで通用するか菅野が降板する前に代打で試してもらいたい。
ここで書く見積もりは、前年実績からフィジカル面、投球動作、打撃の動作を土台に加算減産をして見積もった実体のない観念であることは否めない。
当ブログでは、これまで,セリーグ各球団の投打の主力及び新外国人選手、移籍選手については、それぞれ一本の記事を建て研究してきました。
更に、無名の中継ぎ投手、控えの打者についても試合レポートの中で一挙手一投足投球又は打撃のプロセスを分析してきました。
投ブログでは、牧羊犬であるメディアが大衆に植え付けてきたイメージや上っ面のデータに基づいてコメントはしません。
今回の順位予想に当たって、最初に断っておきたいのは、ここで取り扱う先発、リリーフの内訳、基本オーダーには、筆者の願望は全く入っておらず、先発、リリーフ、基本オーダーに挙げてある名前については、当該チームの監督、コーチ、経営を委託された者であれば使うであろうという予想を書いたものであるということ。
よって、それらの中には、俺だったらこんな奴、絶対に使わなねえよという名前も含まれている。
また、個人的に推している選手でも緒方や他球団の監督が使わないであろう選手は起債していません。
広島東洋カープ
①先発
(ローテーション)
大瀬良 12勝
ジョンスン 11勝
九里 9勝
野村 8勝
岡田 4勝(救援勝利を含む)
床田 3勝
(サブ)
ローレンス 0勝
アドゥワ 2勝
中村祐太 3勝
戸田 0勝
藪田 3勝(救援勝利含む)
②リリーフ
(勝ちパターン)
中﨑
フランスア
一岡
レグナルト
島内
今村
(サブ)
ヘルウェグ
中田廉
矢崎
高橋樹也
菊池保則
藤井皓哉
中村恭平
先発勝利数53+救援勝利27=80
③基本オーダー
(遊)田中広輔
(二)菊池涼介
(左)西川
(右)鈴木誠也
(一)松山
(中)長野
(三)安部
(捕)會澤
(サブ)
野間
バティスタ
曽根
上本
坂倉
下水流
石原
磯村
小窪
小園
(コメント)先発で2桁が計算できるのは、大瀬良とジョンスンのみ。
床田は、肝心の右腕をフルスイングし、骨盤を回転する軸足ができていない。
先発投手陣の軸として一本立ちするには、後2年はかかる。
岡田は、フィジカル面で先発は無理であるという評価は変わらない。
ローレンスは一度でも一軍に上がれるかどうか。
レグナルトの実力は、ヘーゲンス以上、ブレイシア未満
リリーフも層が薄いが、フランスアという強力な柱がいる。
しかし、緒方の構想の中では右のパワー系オーバーハンドの投手がリリーフスタッフに一人もいない。
中﨑もオーバーハンド(wikiではスリークォーターだが良く見るとオーバーハンド)だが技巧派で、現段階では状態は上がっていない。
カープブロガーの中で当方が唯一数百人のドラフト候補の中から発掘しカープに指名を推した島内は、新人のときの比較では、大瀬良(スリークォーター)より上。
島内もオーバーハンドで回転数の多いボールを投げるがパワー系とは違う。
長野が過去最高の数字を残し、西川が規定打席に到達して3割打っても丸の穴は埋まらない。
今年も打高投低のチームだが、昨年並みのゲーム差を付けてリーグ優勝するだろう。
ヤクルトスワローズ
①先発
(ローテーション)
ブキャナン 11勝
小川 10勝
原樹理 6勝
スアレス 7勝
高橋奎二 4勝
石川 4勝
(サブ)
星知弥 3勝
山中
館山
山田 1勝
②リリーフ
(勝ちパターン)
石山
近藤
マクガフ
梅野
中尾
風張
(サブ)
中澤
大下
ハフ
寺原
五十嵐
高梨
③基本オーダー
(一)坂口
(中)青木
(二)山田
(左)バレンティン
(右)雄平
(遊)西浦
(三)村上
(捕)中村悠平
(サブ)
塩見
宮本丈
大引
荒木
廣岡
奥村
川端
井野
上田
畠山
先発勝利46+救援勝利25=71勝
(コメント)
投手陣は、中尾左肩をが故障中
当方がカープにドラフト指名を推した梅野が、未完成ながら成長、マクガフは、無双はできないが、近藤の負担を軽くすることはできるだろう。
石山は、投球動作上の問題から、今年辺りは、他球団に攻略されるだろう。
日本ハムから移籍した高梨はセリーグでは通用しない。
坂口から雄平までの並びは、リーグ屈指。
若手も村上、廣岡らが成長している。
守備面では、実は青木は弱肩。
読売ジャイアンツ
①先発
(ローテーション)
菅野 15勝
山口俊 7勝
メルセデス 7勝
ユングメン 3勝
畠 4勝
田口 8勝
(サブ)
今村信貴 6勝
髙橋優貴 1勝
野上 1勝
澤村 0勝のままリリーフに戻る。
大竹 1勝
岩隈 登板なしのまま引退
②リリーフ
(勝ちパターン)
クック
吉川光夫
マシスン
(サブ)
上原
坂本工宜
桜井
鍬原
宮國
中川
池田
谷岡
田原
アダメス
大江
髙田
③基本オーダー
(二)吉川尚輝
(遊)坂本
(中)丸
(一)岡本
(左)ゲレーロ
(三)ビヤヌエバ
(右)亀井
(捕)小林誠司
(サブ)
田中俊太
阿部
陽
炭谷
中島
大城
石川
立岡
重信
山本泰寛
宇佐美
マルティネス
吉川大幾
先発勝利数50+救援勝利19=69勝
リリーフは、逆転されても打線が打って再逆転してくれるので勝利数は増える。
(コメント)
丸は、間違いなく主軸として結果を残す。
課題は、一番打者と主軸を打てる左打者が丸しかいないこと。
ゲレーロの弱点は把握している。
中島、陽は、打てない打者の見本のような打ち方をしている。
先発は、菅野が抜きんでているが、その他の先発投手も強くはないが、他球団に見劣りしない。
リリーフ陣は、クックはクローザーとしては厳しいだろう。
唯一計算できるのが吉川光夫
桜井は、丸のFA権行使のとき、人的補償選手としてカープに推した選手の一人、実力は東にも劣るものではないと思っているが、彼が活きるのは先発の方
宮國は、ロングリリーフ
磨けばブレイクしそうなのが坂本工宜。
投球動作が粗く、今季は未だ計算というところまでいっていない。
上原は、昨シーズンの段階で既に限界を超えている。
現段階で、リリーフのサブの中から勝ちパターンに入れる投手がいない。
菅野はスリークォーター、入団当初はオーバーハンドであった澤村もスリークォーターになっている。
右のオーバーハンドはチーム全体でも畠、マシスン、桜井のみで、マシスンは復帰の見込みが立っていない。
このままでは、原辰徳の意思に関係なく、シーズン中、先発の山口俊、澤村、畠の中から2人リリーフに回さざるを得ないだろう。
そうでないと試合が成立しないからだ。
DeNAベイスターズ
①先発
(ローテーション)
東克樹 8勝
石田 4勝
今永 8勝
濵口 7勝
京山 4勝
井納 6勝
(サブ)
バリオス 5勝
平良 2勝
飯塚 1勝
大貫 0勝
②リリーフ
(勝ちパターン)
山﨑康晃
パットン
三嶋
エスコバー
三上
砂田
国吉
(サブ)
田中健二朗
藤岡
平田
中後
武藤
赤間
③基本オーダー
(中)桑原
(右)楠本
(三)宮﨑
(左)筒香
(一)ロペス
(二)ソト
(捕)嶺井
(投)
(遊)倉本
(サブ)
大和
宮本秀明
中井
佐野
細川
伊藤光
戸柱
柴田
神里
梶谷
乙坂
石川雄洋
中川大志
先発勝利数 45勝+17勝=62勝
(コメント)
楠本の成長で、2番から6番まで走者を還せる打者が揃った。
しかし、楠本と桑原の両方を起用すると、ソトを二塁で使わざるを得ない。
倉本、桑原が一昨年並みの成績を残せるか。
宮﨑は、盗塁ゼロだが、実は足は遅くない。
先発は、ウィーランドが退団して更に弱体化
先発は、東が左肘の故障で4月中に復帰できるかどうか。
石田も左肘の故障で開幕に間に合わない。
リリーフは、山﨑、パットン、エスコバー、三嶋以外は弱い。
国吉がシーズン通してリリーフとして活躍できるかが鍵。
中日ドラゴンズ
①先発
吉見 7勝
笠原 8勝
小笠原 6勝
ロメロ 2勝
柳 3勝
藤嶋 登板なし
(サブ)
松坂 4勝
大野雄大 2勝
山井 1勝
小熊 1勝
R.マルティネス 3勝
鈴木翔太
②リリーフ
(勝ちパターン)
鈴木博志
佐藤優
田島
又吉
ロドリゲス
祖父江
岡田俊哉
福谷
(サブ)
伊藤準規
木下
谷元
三ツ間
③基本オーダー
(右)平田
(遊)京田
(中)大島
(一)ビシエド
(左)アルモンテ
(三)髙橋周平
(二)阿部
(捕)松井雅人
(サブ)
福田
モヤ
松井佑介
堂上
亀澤
大野奨太
藤井淳志
遠藤
先発勝利数38+救援勝利数16=54勝
(コメント)
吉見、松坂、柳と故障歴のある投手ばかりで、彼等は、一年通してローテーションで回れるか計算が立たない。
小笠原は、昨シーズン終盤の左肘手術により4月中の復帰は難しい。
期待の藤嶋も故障で今年一年は実戦復帰は難しい。
ロメロは、阪神と契約したガルシアほどの成績は見込めない。
リリーフは、鈴木、ロドリゲスとパワー系の投手に祖父江、岡田と実績のある投手がいるが、右のパワー系がもう一人欲しい。
福谷がどこまで復活できるかだ。
しかし、リリーフが強化されても先発が試合を壊してしまうと、宝の持ち腐れになる。
髙橋周平が三塁に復帰したことにより、ヒッチ打法により成長した福田が控えに回り、打線が弱くなった。
阪神タイガース
①先発
(ローテーション)
メッセンジャー 12勝
ガルシア 10勝
岩貞 8勝
秋山 6勝
才木 10勝
小野 7勝
(サブ)
西 4勝(救援勝利を含む)
藤浪 3勝
岩田 2勝
髙橋遥人 3勝
青柳 0勝
②リリーフ
(勝ちパターン)
ドリス
能見
望月
藤川
桑原
髙橋聡文
岩崎
(サブ)
岡本
石崎
尾仲
伊藤和雄
ピアーズジョンスン
③基本オーダー
(二)糸原
(遊)北條
(右)糸井
(左)福留
(一)マルテ
(三)大山
(中)中谷
(捕)梅野
(サブ)
陽川
伊藤隼太
上本博紀
江越
俊介
鳥谷
島田
植田
木浪
ナバーロ
森越
髙山
板山
近本
先発勝利数 60+救援勝利数14=74勝
(コメント)
今季からメッセンジャーは日本国籍と看做されることとなり、外国人投手は、メッセンジャーを含めて4人登録できる。
小野が右肘の故障で開幕に間に合わない。
秋山も昨シーズン終盤の膝の手術から、4月中の一軍復帰は難しい。
西勇輝は、小野、秋山が一軍復帰するまでは、先発ローテーションに入るが、両者が復帰できるレベルになれば、小野との競争に敗れて岡本洋介と共にロングリリーフに回るものと思われる。
移籍一年目の成績は、昨シーズンの野上と同レベルだろう。
リリーフは、桑原、岩崎らの労働量が蓄積してきたが、能見がリリーフに回り、望月が成長してききた。
ピアーズジョンスンは、メジャーのときの動画と2月22日の練習試合を見た限り、ドリスからリリーフの座を奪うまでの実力はない。
打線が弱いのでリリーフ陣に勝利が付かないが、ピッチングスタッフは、先発、リリーフで共にリーグ屈指
打線は、マルテは活躍しないと見ている。
いつまでも糸井、福留が主軸では将来的にどうか。
昨シーズン9月に9本塁打した大山が一シーズン通して活躍できるかどうか。
総括
以上の見積もりから、今シーズンの順位予想をすると次のようになる。
1位 広島 80勝
2位 阪神 74勝
3位 ヤクルト 71勝
4位 巨人 69勝
5位 DeNA 62勝
6位 中日 54勝
外れたら、どうぞ嘲笑し下さい。