水谷瞬出塁率4割5分OPS千超え110得点への途

Last Updated on 2025年7月5日 by wpmaster

日本ハム対楽天12回戦(ea con field hokkaido)
先発は、伊藤大海と早川隆久

試合は、7-1で日本ハムが勝利

水谷瞬の打撃

水谷は、右手親指基節骨でグリップを叩き、右手中指第二関節にグリップを嵌めていく。ヘッドの角度は、45°、スクエアスタンスでセットアップする。右腕前腕部が回外(右肘のヒッチ)した後、右足親指IP関節が底屈して地面を離れる。

右腕前腕部を回内後、右手首が背屈、右腕前腕部の深層屈筋、右肘の前束が弛緩し右肘がコックアップする。右腕上腕部の棘下筋が張り、棘上筋が弛緩する。鈴木誠也(シカゴカブス)のようにヘッドが投手方向に向く。左腕前腕部が回外し、左手首が背屈、左肘が屈曲して落ちる(スタンダードW)。左脇が空く。

右腕前腕部を回外してトップを作った後、左腕前腕部が回内、左手首が背屈、左肘が屈曲、左肘が上がる。左脇は左腕前腕部を回外した後よりは締まるが完全には締まらない。右腕前腕部深層屈筋、右腕前腕部の前束が伸展する。右腕上腕部の棘下筋が弛緩する。右肘がヒッチする。右手親指PIP関節が背屈する。右手手首、右腕前腕部が背屈する。ヘッドが立つ(インロー、アウトローは右手首よりヘッドが下がる。ヘッドが立つ立たないは、右手首とヘッドの位置関係ではなく右手首の角度で評価を付する。右手首の角度が90°に屈曲していても右腕前腕部が底屈している場合、すなわち、右手首が煽っている場合は、ヘッドが寝ているとの評価が付される)。長軸と短軸の交わる角度が90°になる。

右腕前腕部を回内(スイング)後、左股関節が縦に伸展左足親指IP関節が背屈、左膝が反張する。バナナカーブの角度が90°に近い。

現在の打撃が再現できている間は、6~7打数に1本のペースで本塁打が量産できる。左脇腹を捻転せずに右肘をコックアップしているので本塁打が増えても三振は増えない。

本塁打は、安打にカウントされるから打率が上がる。

日本で育った選手の大半は、アウトローは、インステップした後、アウトステップする、すなわち、ストライドが広いからトップハンドの前腕部の回外の回転半径が長く加速距離が短くなるからトップを作れない。故にトッハンドの前腕部の回内の回転半径が長く加速距離が短くなる。ノーバウンドは、スイングができない。ヘッドが投球の軌道に当たっても長打をフライボール(長打)を産み出せない。ワンバウンドは、トップハンド上腕部の内旋(前腕部の回内)が止まらずフェイドアウトしていく。一方、インローは、インステップせずにアウトステップするからストライドが狭い。トップハンドの回外運動の回転半径が短く加速距離が長いからトップができる。トップハンドの回内運動の回転半径が短く加速距離が長いからフライボール(本塁打)が生ずる。

相手の野手は、打撃の動作に応じてポジショニングするが、打者が芯(木目の詰まった部分)で投球を捉え産み出したライナーが野手の正面を突いて捕球されてしまうのは、ストライドが広いからである。すなわち、トップハンドの回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなり、棘下筋が弛緩しない。故に回内運動の回転半径が長く、回内によって産み出されたバックスピンの加速距離が短くなるから、打者が守る位置の手前で打球が失速する。すなわちライナーになる。野手は、背走しなくても打球の落下点の後ろに入れるからである。逆にストライドが狭ければ、回外運動の回転半径が狭く加速距離が長くなる。棘下筋が弛緩するから、回内運動の回転半径が狭く回内運動によって産み出されたバックスピンの加速距離が長くなる。投球の軌道に差されても飛球が内野手と外野手の間に落ちるのである。

8回裏終了の段階で勝利を確定できた試合[豚vs鷗4回戦]

[打撃講座]手首の角度とステップの関係

四球乞食をしなくても相手投手が、右腕前腕部の回外、回内の回転半径が最短加速距離が最大でもヘッドが届かないゾーンに投球してくるから四球が増える。申告四球も増える。

水谷瞬のベースランニング

[日本ハム]ケースに応じた走塁守備に課題が生ずる

肩関節の内旋(前腕部の回内)の回転半径が最短、加速距離が最大になると肩関節の先の親指PIP関節が底屈する。加速距離が最短になると肩関節の先の人差し指の付け根が入射する。肩関節の先の手首が掌屈してしまう。股関節の内旋の回転半径が最短、加速距離が最大になると股関節の先の親指のIP関節が底屈する。加速距離が最短になると拇指球が地面に入射する。

肩関節の外旋(前腕部の回外)の回転半径が最短、加速距離が最大になると、肩関節の先の手の親指のPIP関節が背屈する。加速距離が最短になると肩関節の先の小指の付け根が入射する。肩関節の先の手首が掌屈してしまう。股関節の外旋の回転半径が最短、加速距離が最大になると股関節の先の親指のIP関節が背屈する。加速距離が最短になると股間接の先の小指球が入射する。股関節、膝、足首が縦ではなく前後左右すなわち横(水平)に伸展する。股関節の先の足首が底屈してしまう。膝が背屈(反張)しない。
尚、股関節を外旋しても左足親指IP関節を底屈すると股関節の先の膝は伸展せずに屈曲し、地面方向に落ちる。股関節の先の足首は背屈する。

左股関節を内旋、左足首を背屈、左膝を屈曲、左足親指IP関節を底屈して左足の親指の爪で二塁ベースの前位の塁である三塁寄りのコーナーを蹴るか、又は、右股関節を外旋後は、右足親指IP関節を底屈、右足首を背屈、右膝を屈曲して右足親指の爪で二塁ベースの前位の塁である三塁寄りのコーナーを蹴る。左足親指IP関節を底屈して二塁を蹴った場合は、右足は、後位の二塁ベースを跨ぐ。右股関節を内旋、屈曲、右足親指IP関節を底屈させる。右股関節の内旋運動の回転半径が短く加速距離が長くなる。左股関節を伸展する。右膝がレッグアップする。インステップせずに走れるからラインの内側にも走れ、又、ハーフウェイで走路の膨らみを作る(≠膨らんでしまう)こともできる。

上記のことは、外野飛球が生じた後の三塁走者の逆走及び野手が打球に触れた後の離塁、帰塁の場合や一塁手を含めた内野守備にも当て嵌る。

3回裏一死二塁
打者清宮幸太郎(右投げ左打ち)
投手早川(左投げ)
二塁走者水谷

スコアは、2-1で日本ハムが1点リード

水谷は、左股関節を内旋後、左足親指IP関節が底屈(タップ)、左足首が背屈、右股関節が外旋、右股関節が縦に伸展する。右足親指基節骨が入射、右足親指IP関節が背屈、右膝、右足首が背屈する。右股関節を内旋後、右足親指IP関節が底屈(タップ)、右足首が背屈、左股間関節が外旋、左股関節が縦に伸展する。左足親指基節骨が入射、左足親指IP関節が背屈する。左足首が背屈する。

シャッフルの回転半径が短く加速距離が短い。

遊撃手の宗山が二塁方向に走った後に、すなわち、水谷の左脇腹と二塁ベースの間を通って水谷の前に出た後に二塁に逆走(二死を取られた後、自身が最前位を走る走者である場合は不要)を開始しているのも素晴らしい。

清宮幸太郎は、左肘をコックアップ後、左手人差し指の付け根が入射、左腕前腕部の回外の回転半径が長く加速距離が短くなる。左腕前腕部を回外してトップを作った後、左手小指の付け根が投球の軌道に入射する。投球がグリップに近くに当たり投球の軌道に差される。

打球が二三塁間三遊間ハーウウェイより右寄りにリリースされる。

ファーストバウンド後、水谷は、右足親指IP関節を背屈、右足親指IP関節から右足親指IP関節で地面を荷重、左股関節を内旋、左膝をレッグアップして逆走を開始する。

宗山は、水谷より外野寄り、外野芝の切れ目の前で右足親指IP関節を背屈、右膝を伸展、右腕前腕部を回外、右手首を背屈。左腕前腕部を回内、左膝を二三塁間アンツーカーに地面に生じた窪みに当たって入ってハーフバウンドした打球の後ろにレッグアップしていく。

宗山は、左腕前腕部の回内を止めずに打球に触れる。

水谷は、左足親指IP関節を背屈、左膝を伸展、右膝をレッグアップする。右股関節を外旋、右足親指IP関節を底屈、右膝を屈曲、左膝をレッグアップする。

水谷は、右足親指IP関節を背屈、右膝を伸展、左股関節を外旋、左足親指IP関節を底屈、左足首を背屈する。左膝が地面方向に落ちる。首を頸反射できている。

宗山は、左足親指IP関節を背屈、左膝を伸展、右膝をレッグアップ、右足親指IP関節を底屈して水谷を追いかける。
水谷は、左股関節を内旋、左足親指IP関節が底屈する。右股関節が外旋、右足親指IP関節が背屈する。
右股関節を内旋後、右足親指IP関節が底屈する。

宗山は、右足IP関節を背屈、右膝を伸展、左膝をレッグアップ、左足IP関節が底屈する。
宗山は、左足前脛骨筋を回外内反、左膝を伸展、右膝をレッグアップ、右足親指IP関節が底屈する。
水谷は、右股関節を内旋、右膝をレッグアップ、右足親指IP関節が底屈、右足首が背屈する。
左脚前脛骨筋が回外内反する。首は頸反射できている。

宗山は、左股関節を外旋伸展、左足親指IP関節を底屈、左足首を背屈、左手首の背屈の角度を0°にする。右腕前腕部を回内、右股関節を内旋、右足親指IP関節が底屈する。左足外踝を一塁に向ける。
水谷は、左股関節を内旋、左足親指IP関節を底屈する。しかし、水谷は、左股関節を外旋、左足前脛骨筋を回外内反後、左足親指IP関節から左足親指基節骨を入射せず、左足親指IP関節が背屈しない。左膝が背屈(反張)せず、左足小指球で二塁ベースの三遊間寄りのラインの左中間寄りのコーナーを蹴ってしまう。右股関節を内旋後、右足拇指球から入射してしまう。

宗山は、右腕前腕部を回外して右肘をアクセレーションする。
右股関節を外旋、右足親指IP関節を底屈、右膝を屈曲する。左足親指IP関節が底屈する。
水谷は、左股関節を内旋、左足親指iP関節を底屈する。

宗山は、右腕前腕部を回内して一塁にボールをリリースする。
水谷は、左股関節を外旋、左足親指IP関節を底屈、左膝は屈曲、左足首は背屈する。右膝がレッグアップする。

宗山は、右腕前腕部を回外してフォロースルーを開始する。
宗山は、右腕前腕部を回内してフォロースルーを終える。
水谷は、左股関節を内旋、左膝がレッグアップ、左足親指IP関節が底屈、右足親指IP関節を背屈、右膝を背屈(反張)させる。

水谷は、宗山が一塁に送球した後、二塁を離塁して3塁に進塁することができない。

総合

現段階では、五十幡よりも水谷の方がインサイドアウトスイングの完成度が高い。五十幡には、3割3分3厘30本塁打、四球乞食をしなくても四球が与えられること、75盗塁を期待するが、現状では、四球乞食をしなくても相手投手から四球が与えられるのは水谷である。打撃の土台は、順方向に引っ張ってフライボールを産み出すことであるからも右投げ右打ちを1番打者、右投げ左打ちを2番打者に据えたい。

五十幡亮汰のフライボールレヴィリィション

1(左)水谷
2(中)五十幡
3 ?
4(指)レイエス

走者を一人出塁させれば、相手投手は、レイエスに四球を与える。
よって、レイエスに打順が回る前に、五十幡が二盗三盗本盗するか3番打者のところでランエンドヒットをかけて得点をしたい。
万波(右翼)、清宮幸太郎(一塁)、野村佑希(右翼)の内、爪先でのタップ、コックアップした後、ヘッドが投手方向に向くプロセスを再現できた者を三番に据えたい。個人的には、万波の再生に期待する。

下位打線は、水野(遊撃)、上川畑(二塁:現在二軍)、捕手田宮、三塁郡司

内野の控えは、山縣と奈良間のどちらか一人

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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