Last Updated on 2024年5月7日 by wpmaster
日本ハムvs広島㐧ニラウンド(エスコンフォールド)
広島新井貴浩監督は、田村をスタメンから外し、山﨑福也とは対戦させず、野間、秋山、上本の3人をスタメンで起用してきました。
ファウルで粘り球数を投げさせ、ヒットを待ち、シングルヒットでつないでいき内野ゴロで得点するのが新井監督の計算でしょう。
今季は、若手の成長よりも、ベテランの経験を重んじて戦うんだという新井監督の強い意思を感じました。
試合は、4-4のドロウ
最終回に走者を得点圏に進めながら勝ち越せなかった場合、アナウンサーやファンは、
あと一本が~
と言う。
いい加減、学習しろや!
得点する手段は、安打を打つだけか?
柔らかい土が打席に敷いてある場合、打者は、スパイクの歯で地面を削り、硬い土が出現させる。
硬い土にスパイクの外側の歯を刺すことによってストライドが広がるのを防ぐ。
捕手が投手に返球するのが遅れる。
捕手がホームベースの後ろから投球腕の前腕部を回内後、スタートを切れば、得点でいる。
又は、三塁走者は、捕手がホームベースを跨いでグライングエルボーしながらマウンド方向に歩み寄っていけば、本塁はガラ空きとなる。
三塁走者は、捕手がホームベースを跨いだ直後にスタートを切れば得点できる。
Contents
上腕部の外旋と前腕部の回内、上腕部の内旋と前腕部の回外
(1)上腕部の外旋と手首の角度の関係
トップハンドの上腕部を内旋するとトップハンドの手首は底屈(掌屈)していきます。
ヘッドは寝ます。
ボトムハンドの前腕部が回外します。
ボトハンドの上腕部を外旋するとボトムハンド側の脇は空きますがボトムハンドの前腕部を回外すると脇が締まります。
トップハンドの肘の屈曲の角度は、90°に近付きます。
トップハンドの手首が底屈すればするほどトップハンドの上腕部の腱板は突っ張っていきます。
(2)神主打法のデメリット
トップハンドの前腕部を回外するとトップハンドの手首が背屈します。
トップハンドの手首を背屈するとヘッドが立ちます。
ボトムハンドの手首が底屈(掌屈)します。
ボトムハンドの肘がトップハンドの肩方向に向かって突っ張ります。
投手寄りの肩がトップハンド側の肩方向に捻転します。
トップハンドの肩甲下筋が前後に突っ張ります・
(3)前腕部の回内と手首の角度の関係
トップハンドの前腕部を回内するとトップハンドの肘の屈曲の角度はアウトサイドになります。
トップハンドの肘が上がります。
ヘッドが立ちます。
トップハンドの側副靭帯の前束、前腕部の深層屈筋が緩みます。
(4)上腕部の外旋と手首の角度の関係
トップハンドの上腕部を外旋すればするほど、トップハンドの手首は背屈します。
ヘッドは寝ます。
肩甲下筋は、上下に突っ張ります。
トップハンドの手首を背屈すればするほどトップハンドの上腕部の腱板は弛緩します。
トップハンドの肘の屈曲の角度が鋭角(インサイド)になります。
(5)前腕部の回外と手首の角度の関係
トップハンドの前腕部を回外すると、トップハンドの手首の角度が0°に近付きます(背屈が緩む)
トップンドの肘の角度がアウトサイドになっていきます。
トップハンドの側副靭帯の前束、深層屈筋が突っ張ります。
トップハンド上腕部の腱板が弛緩します。
トップハンドの肘が下がります。
ヘッドは立ちます。
ボトムハンドの前腕部が回内し、ボトムハンド側の脇が空きます。
(6)最もロスの生じないヘッドの角度の作り方
投手は、セットを解く前に静止をすることが義務付けられていますが、打者は、静止しなければならないと義務付けられてはいません。
よって、打者は、静止する間が生じれば、振り遅れます。
トップハンドの前腕部を回内するとトップハンドの親指基節骨がグリップに当たります(親指PIP関節が背屈)。トップハンドの肘が上がります。
トップハンドの前腕部を回外を完結するとトップハンドの小指基節骨の入射角が60°になります。トップハンドの肘がヒッチします。
トップハンドの小指基節骨がグリップに当たります。
トップハンドの中指の基節骨の第二関節(関節窩が最も深い)にグリップが嵌ります。
トップハンドの手首が底屈(掌屈)寸前すなわち手首の背屈の角度が0°で止まります
グリップを握り終わった直後にトップハンドの肘がヒッチします。
投手が打者寄りの足で地面をタップするかセットを解くかの内の早い方の動作に先んじてトップハンドの肘をヒッチします。
トップハンド側の肘をヒッチすることにより、トップハンド側の肘が畳まれ、トップハンド前腕部の回内運動の回転半径が短く、加速距離が長くなります。
トップハンドの前腕部の回内運動後(フライングエルボー、コックアップ)、トップハンドの手首が掌屈することを避けることができます。ヘッドが投手方向に向きます。
ボトムハンド側の前腕部が回外し、肘が落ち、畳まれます。
これをやっていたのが前田智徳です。
トップハンドの手首の背屈の角度が0°の状態で回外運動の長軸であるヘッドの角度が交わるのが、ヘッドの角度が45°のときです。
ボトムハンドの前腕部が回内し、ボトムハンド側の手首が背屈します。ボトムハンド側の肘の屈曲の角度はアウトライドになります。ボトムハンド側の脇が空きます。
ボトムハンドの前腕部と回外運動の長軸であるグリップからヘッドの交わる角度が90°になります。
更に深く知りたい人は、下記関係記事参照
ヘッドの角度を鋭角にすることとステップの関係
(1)投手寄りの足の拇指球で地面をタップした場合
投手寄りの股関節が内旋します。
トップハンドの前腕部を回外(ヒッチ)する間が作れません。
トップハンドの前腕部の回内(フライングエルボーの開始)後、投手寄りの肩がトップハンド方向に入ります。
トップハンド側の股関節が前後に伸展します。
トップハンドの上前腕部を回内(フライングエルボー)後、トップハンド側の拇指球で地面を蹴ってしまいます。
ストライドが広がってしまいます。
(2)投手寄りの足の内踝で地面をタップする。
投手寄りの足の内踝で地面をタップしてトップハンド側の足の内踝をぶつけます。
投手寄りの股関節の内旋を縦回転にすることで内旋運動を抑えることができます。
トップハンド側の足の外踝が地面に刺さります。
ボトムハンド側の手首が底屈を防止できます。
ボトムハンドの肘が突っ張らず、ボトム側の上腕部の腱板ががトップハンド側の肩方向に捻転しません。
トップハンド側の内踝を投手寄りの足の内踝にぶつけることができるのでトップハンド側の内旋運動が縦回転で生じます。よって、ストライドが広がりません。
(3)ノーステップ
投手寄りの股関節を外旋、トップハンド側の股関節を内旋して立ちます。トップハンド側の足の内踝を地面に噛ませます。
トップハンドの前腕部を回外してヒッチすると、左足で地面をタップしなくても投手寄りの足のスパイクの外側が浮き上がります。
投手は、打者の始動に合わせてセットを解く必要が生じません。しかし、打者は投手がセットを解くこととの相対関係で始動をせざるを得ません。
トップハンドの肘をヒッチする間が作れず、トップハンドの肘のヒッチを省いてトップハンドの前腕部を回内してフライングエルボーをするとトップハンド側の拇指球で地面を後ろに蹴ってしまいます。
トップハンド側の股関節の内旋を投手寄りの股関節が背骨方向に引っ込ます、止めることができません。
ストライドが広がってしまいます。
(1)~(3)の関係記事
山﨑福也vs小園海斗
3回表 インハイのフォーシーム(右三塁打)
山﨑福也は、右足の内踝で地面をタップします。
右足の内踝を左足のふくらはぎにぶつけます。
右膝を骨盤の高さまで上げます。
その分、右股関節が内旋します。
左肘を上げた後、左足拇指球で地面を後ろに蹴ってしまいます。
左股関節の内旋を右足でブロッキングできず、右膝が右足の爪先方向に張り出します。
左腕前腕部の回外運動の回転半径が長く、加速距離が短くなります。
小園は、昨シーズン後半は、左手首を1回掌屈して(掌屈後おのヘッドの角度は95°)から左手首を1回コック(背屈)してから左肘をヒッチしていました。
その結果、トップポジションにおける左手小指基節骨の入射角が60°未満、インサイドアウトスイングの完成度は今一つでした。
小園は、ヘッドの角度を60°にして左手首を首の高さにセットします。
オープンスタンスで立ちます。
右股関節が一塁側に伸展します。
左手首の掌屈&コックをせずに左肘をヒッチします。
右足の内踝で地面をタップします
右足の内踝の上、右足の内踝を左足の足前脛骨筋にぶつけます。
オープンスタンスで立った分、右股関節の内旋運動の回転半径が長く加速距離が短くなります。
左肘を上げた後、左足内踝が右足の内踝にぶつけることができず、地面の方に倒れてしまいます。
インハイの投球に対し、左腕前腕部を回外して左手首の背屈の角度を0°にすることができす、10°弱背屈してしまいます。
その分、右翼線への低いライナーに留まります。
金村尚真vs田村俊介
7回表 インロー(左打者のアウトロー)のノーバウンドのスプリット141km/h (空振り三振)
金村は、左足内踝で地面をタップし、右足の内踝にぶつけます。
右腕前腕部を回外してセットを解き、右肘を伸展することなく右腕前腕部を回内して右肘を上げます。
右足の外踝~踵にウェイトがかかります。
左股関節を外旋した後、左膝を伸展します。
右足の拇指球で地面を蹴ってしまいます。
ザバラと同じく、左膝を三塁線方向に蹴る動作が余計なんです。
田村は、左腕前腕部を回外、左手親指PIP関節を背屈します。左腕前腕部を回内して左手親指基節骨でグリップを叩きます。左肘が上がります。左腕前腕部の側副靭帯の前束、深層屈筋が弛むので左手親指PIP関節は掌屈しません。
左腕前腕部を回外し、左手小指基節骨でグリップを叩きます。左手親指PiP関節が背屈します。左肘がヒッチします。
左手中指第二関節にグリップを嵌めます。
※いずれも実戦で確認済
田村は、左腕前腕部の回内、回外運動の長軸となるヘグリップからヘッドとグリップエンドの円柱部分が交わる部分に右手の薬指の小指側をぶつけ、円柱の円周部分に右手の小指を巻き付けます(実戦でも確認済)。
中軸部分と円柱の交わる部分に右手小指の外側をぶつけない分、左手親指基節骨、小指基節骨の位置が下がります(回内運動、回外運動の短軸となる右腕前腕部に近付きます)。
右手首(作用点)が掌屈(掌屈すると作用点が支点、力点に近付く)せず、右肘前腕部が突っ張らず、右肘(力点)が屈曲します。
右肘が畳まれれば、グリップエンド(支点)との距離(肘関節=力点、肩関節の力点の回外、回内運動の回転半径)が短くなり、ヘッド(=手首=作用点)の加速距離が長くなります。
回外運動の加速距離が長くなれば、上腕部の腱板が弛緩し、深層屈筋、側副靭帯の前束が伸展し、打球に下降曲線を産み出します。
回内運動の加速距離が長くならば、深層屈筋、側副靭帯の前束が弛緩し、上腕部の腱板が伸展します。打球に下降曲線が産み出されます。
打球の軌道にサイクロイド曲線が産み出されます。
右腕前腕部の回外及び回内、左腕前腕部の回外運動の回転半径が短く加速距離が長くなります。
右腕前腕部が左腕前腕部の回外運動の長軸にならずに済みます。
右手首によるグリップへの荷重が小さいので、左腕前腕部の回外開始直後にヘッドが寝ます。ヘッドがしなります(正確には、左腕前腕部の深層屈筋が突っ張り、左腕前腕部の腱板が緩む)。すなわち、フライングエルボーの直後に右腕前腕部が右肋骨方向に抜けません。
左手首を掌屈せずに構えることができ、左手首を職屈せずにトップポジションができます。
左手首の背屈の角度を0°にして構えることができ、トップポジションにおいても左手首の背屈の角度を0°にできます。ヘッドが立ちます。
ヘッドの角度を45°にできます。
職人の人にヘッドの先端部分をドーム状にせずに、ヘッドの先端の突起部分をくり抜いてヘッドの先端を弓状に凹ませてもらっています。
そうすることで、両腕前腕部の深層屈筋(作用点)を突っ張らせて両肘を伸展させなくても、すなわち、トップハンド、ボトムハンドの手首(作用点)をグリップエンド(支点)から遠ざけなくてもバットの芯(支点)をグリップ(=手首の位置=作用点)、肩関節=力点)、肘関節(力点)に近付け、右腕前腕部の回外及び回内、左腕前腕部(肘関節=力点)の回外運動の回転半径を短く加速距離を短くしています。
支点と力点の距離が短いのでヘッド(作用点)が加速します。
グリップは細ければ細いほど軽く、回転半径が短く加速距離が長くなります。グリップをヘッドに比べ、他人が使っているバットのグリップに比べ、細く作ってもらっています。
田村は、ヘッドの角度を45°にして構えることができています。この段階で左肘はヒッチできています。左肘が畳まれ、左腕上腕部の腱板が弛緩し、左腕前腕部の回内運動の回転半径が短く、加速距離が長くなります。
背屈の角度を掌方向に寄せてから左手首をコックしなくてもフライングエルボーの過程に進めます。
田村は、オープンスタンスで立ちます。
田村は、左腕前腕部を回内してヘッドを40°に寝かせます(左腕前腕部の側副靭帯の前束、深層屈筋が弛む=左腕前腕部の回外運動の回転半径が短く加速距離が長くなる)。左手首が背屈(コック)します。
右腕前腕部が回内します。右手首は背屈します。
左腕前腕部を回外して左手親指基節骨でグリップを叩きます。左肘がヒッチします。
左手首は底屈せず、ヘッドはホームベース方向には倒れません。
左腕前腕部を回内して左手首をコック(背屈)します。
右腕前腕部が回外、右手首が背屈します。
しかし、コックした分、フライングエルボーがヘッドを45°にして構えた場合よりも遅れます。
予備動作でこれを5回転します。
右足の内踝で地面をタップします。
右足の内踝を左足のふくらはぎにぶつけます。
オープンスタンスな分、タップの回転半径が長く加速距離が短くなります。
右膝を左股関節の骨盤まで上げます。左足首が背屈します。
その分、右股関節が内旋します。
左膝が外側に開きます。
頸反射して右手首が底屈するのを防止します。
左肘を上げた後、左足の内踝で地面をかませます。
右股関節を外旋後、右足親指IP関節を屈曲します。
左腕前腕部を回外後、左手首の背屈の角度が0°になります。
右股関節を外旋した状態で右股関節が背骨の方に引っ込みます。
左腕前腕部を回内します。
左足の内踝を右足の内踝にぶつけていきます。
左腕前腕部を回外(フォロースルーの開始)します。
左足親指IP関節を屈曲して左股関節の内旋を止め、シャッフル、左股関節を外旋して右足内踝から左足内踝を離します。
左腕前腕部を回内します。ヘッドが背中に付きます。
左股関節を内旋すると左足親指IP関節が屈曲します。左膝が地面に落ちた後、左足長母趾屈筋を弛緩、左膝を左股関節の高さまでニーアップします。
右足とクロスした後、360°以上、左足をターンさせます。
予備動作におけるコックの回数が多すぎです。
予備動作は、左肘のヒッチのみにする
スクエアスタンスで右足内踝をぶつける位置を左足内踝に下げる。
この2つを修正するだけで、インサイドアウトスイングを相当再生再現しやすくなる。高評価を付けられる打席とそうでない打席の差を縮めることができる。
九里亜蓮vs万波中正
4回裏 インハイのスライダー126km/h(左中間塀下部直撃二塁打)
九里は、左足を一塁側に引いた後、右足小指球で地面を荷重する。
左足拇指球で地面をタップする。
左股関節が内旋し、左膝を丹田の高さまで上げる。
左股関節を外旋、左足首を背屈すると右足踵が地面から浮き上がる。
右腕前腕部を回外してセットを解く。
右腕前腕部を回内するが、右肘は伸展させない。
右腕前腕部は、右股関節を通過する前に右腕前腕部を回外する(スタンダードW)。
右腕前腕部を回内して右腕前腕部が右肩の高さに達する。
右足拇指球で地面を蹴ってしまう。
万波は、右手首を背屈してグリップを右肩に担ぐ。
ヘッドはグリップより下の位置にある。
左腕前腕部が回内している。
左足つま先から右足拇指球から右足つま先が出る(オープンスタンス)。
左足内踝で地面をタップし、対角線上に右足内踝にぶつける。
右足拇指球ではないものの右足親指の先で地面をタップする。
左膝を上げる高さは右膝の上までのスモールステップに留める。
しかし、左股関節が内旋する。
頸反射して左手首の掌屈を止める。
右腕前腕部を回内して右肘を上げる。
右手首は掌屈せず、ヘッドが立つ。
回内運動の長軸であるグリップからヘッドまでと左腕前腕部の交わる角度は90°になる(左肘はアウトサイドの角度で屈曲している)。
右足拇指球から内踝までの間で地面を蹴っている。
左股関節を外旋して左足のスパイクの外側でで地面をタップし、アウトステップしていく
右腕前腕部を回外後(トップポジション)、右手首の背屈の角度が0°になる(左足の外旋運動と右腕前腕部の回外運動がシンクロするシングルプレーン)。
フォロースルー後、更に、アウトステップする
footnote
用語の意味に関しては、下記記事参照