[日本ハムvs中日3回戦]F1-4D

Last Updated on 2025年6月22日 by wpmaster

交流戦日本ハム対中日3回戦(バンテリンドーム)
先発は、金村尚真と松葉貴大
試合は、1-4で日本ハムの敗戦

金村尚真の投球

金村は、投球動作に関し、前回指摘したことが全く修正できていなかった。

一死一三塁で後位の走者がリードを取る一塁に送球すると右股関節を内旋してもインサイドムーヴ(左股関節を内旋)しても背側が三塁に向く。三塁走者が本盗するから一塁には送球するなと前回したが、今回も3回裏、打者村松開人に対し、2球投じた後、セットアップを開始後、一塁に送球してしまう。

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松葉貴大の投球

松葉は、投手板の三塁寄りに左足を触れさせてセットアップする。左手首は背屈しているが右手首が掌屈してしまっている。左腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。左腕前腕部を回外してセットを開始した後、右足親指の付け根から地面が離れる。右膝がレッグアップ後、右足首が背屈する。左腕前腕部を回内後、左肘が伸展する。左腕前腕部は背面から出ないが、左手首が掌屈してしまう。左腕上腕部の腱板が反張する。
左腕前腕部を回外の回転半径が長く加速距離が短くなる。
左肘前腕部を回外後は、左肘が畳まれる。
右手首は掌屈してしまっている。

左腕前腕部を回内して左肘をコックアップした後、両肩を結ぶラインはスタンダードWにできている。
右手首を回外後、右手首を掌屈したまま右胸にグラブを包み込むことで左腕前腕部の回転半径を短く加速距離を短くする。ストライドが狭まる。
左肘をアクセレーション(左腕前腕部の回外)後、右腕前腕部を回内せずに、すなわち右肘の側副靭帯の前束、右腕前腕部の深層屈筋の張りを解かずに、左腕前腕部を回内、左肘をオーバーハンドの高さに上げる。フォロースルー後に右腕前腕部を回内する。

左肘のアクセレーション後は、左股関節が弛緩屈曲しないからストライドは狭まらない。

右腕前腕部の回内、右手首の背屈、右股関節の内旋(屈曲弛緩)、右足親指IP関節の底屈を使わずに左腕前腕部の回外だけで左肘をアクセレーション、ヒッチ(トップポジション)するので左肘側副靭帯の前束、左腕前腕部の深層屈筋の損傷の進行が進む。

左腕前腕部を回内、左手親指基節骨でボールを叩いた後に右膝が伸展していく。左手中指第二関節からボールがリリースされていく。バックスピンの加速距離が長い。

盗塁はしやすい。記録員がマシンを稼動しボールがリリースされた直後に価値が付与される初速が遅いからデータ野郎は簡単に打てそうだと感ずるかもしれないが、ヒットを打つのは簡単ではない。

出塁した走者が二盗、三盗、本盗すれば、後続にヒットが生じなくても得点はできるので、出塁した走者と同じだけ得点できる。後位の塁に送球されても帰塁せずにディレードスチールを仕掛けるということをしていなかったのは、残念であった。

footnote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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