[日本ハム]ミスは次に活かせ

Last Updated on 2025年6月20日 by wpmaster

交流戦日本ハム対巨人3回戦(東京ドーム)
先発は、北山亘基と山﨑伊織
試合は、日本ハムが4-1で勝利

二死を取られた後の攻撃

4回表
二死一塁

一塁走者が二盗、三盗、本盗すれば後続の打者に安打が生じなくても本塁に還れる。

打者マルティネス(右投げ右打ち)
投手山﨑伊織(右投げ)
カウント1-1

スコアは、4-0で日本ハムのリード

4点リードは、セーフティリードであるという評価は付けることができない。

山﨑伊織が右肘をコックアップする前に矢澤が左足親指IP関節を底屈、右膝をレッグアップしてスタートを切る。
甲斐は、右肘をコックアップ、シャッフルする。右足拇指球で地面を蹴ってしまう。
右肘をアクセレーション後、左足親指IP関節が底屈する。
甲斐は、二塁に送球する。

矢澤は、左足親指IP関節を底屈、右膝を屈曲、左股関節が伸展、右膝を伸展、左足親指IP関節が底屈する。
二塁ベースの右中間寄りのコーナーを右足で蹴った後、右股関節を内旋してオーバーランする(ドリルスライディング)

しかし、二死を取られた後にもかかわらず、矢澤は、右股関節を外旋、左股関節を内旋、左股関節を伸展、右膝をレッグアップして三塁及び本塁に向かうのではなく、右腕前腕部を回内してヘッドスライディングをして二塁に帰塁してしまう。
右手で二塁ベースの一塁寄りのラインのマウンド寄りのコーナーを触れる。

二死二塁

マルティネスは、右肘をヒッチ後、左足親指IP関節を底屈して地面から離れる(タップ)。

二塁走者矢澤は、三塁ベースのマウンド寄りのコーナーを右足で蹴ってハーフウェイ手前までオーバーランする。しかし、二死を取られた後にもかかわらず右股関節を内旋して三塁に逆走してしまう。

二死一三塁
打者郡司(右投げ右打ち)
投手山﨑伊織(右投げ)
一塁走者アリエルマルティネス、三塁走者矢澤

三塁走者矢澤は、ラインの外側からリードを開始する。
一塁走者アリエルマルティネスは、山﨑伊織が右腕前腕部を回内(スロー)後、右足親指IP関節を底屈、左膝をレッグアップしてスタートを切る。

捕手甲斐は、左手首が掌屈する。右肘をコックアップ、シャッフルする。右足拇指球で地面を蹴ってしまう。右腕前腕部を回外、右肘をコックアップし直す。二塁偽投はフォロースルーの途中(右腕前腕部の回外)まで行う。

矢澤が右足親指IP関節を底屈、左膝をレッグアップしてスタートを切る。

マルティネスは、二塁手前で減速して右足で二塁ベースの一塁寄りのラインのマウンド寄りのコーナーを蹴った後、シャッフルしながら二塁ベースをオーバーランする。両股関節を交互に伸展、両足親指IP関節が交互に底屈する。右足も左足も二塁ベースのアンツーカーを越える。

甲斐は、右肘をコックアップ、シャッフルする。右足拇指球で地面を蹴ってしまう。
右肘をアクセレーション後、左足親指IP関節が底屈する。
甲斐は、三塁に送球する。

アリエルマルティネスは、二塁方向に逆走した後、シャッフルを再開する。両股関節が交互に伸展、両足親指IP関節が交互に底屈する。

三塁手中山礼都が矢澤を本塁方向に追い詰める。
中山礼都が本塁に送球する。
甲斐が矢澤を追い詰め三塁に投げる。
矢澤が三塁に逆走する。
中山礼都が矢澤の右腕前腕部のグラブでタッグする。

アリエルマルティネスの動きは、二塁ベースを蹴った後の動きは正しいが、二塁ベースを蹴る前に減速したことにより、甲斐がボールを二塁にリリースせずにフォロースルーをする原因が生じてしまった。

私は、一三塁で一塁走者のみが単独で盗塁して三塁走者が本盗しないのは、ガキの使いであるという評価を付してきた。よって本盗を仕掛けた矢澤を責めない。今後も一塁走者のみが盗塁して三塁走者が本盗しないのはガキの使いである。後続の打者にヒットが生ずることを待つ野球である」という見解を変えることはしない。

北山亘基が無安打無得点を逃した根拠

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[日本ハム]同じ事を繰り返すのを何と言うか教えてやろうか

北山に関しては、走者を出塁をする前からセットポジションで投げろと言ってきた。
変化球も前腕部の回外、回内の回転半径を長く加速距離を短くして投ずると打者は、打ち損じてくれない。

しかし、北山は、ワインドアップポジションからノーワインドアップで投球した。

投じたコースは、アウトロー(左打者のインロー)

右投手が右打者に投じたインロー、右投手が左投げ左打ちの打者に投じたアウトロー(左投げ左打ちのインロー)は、インステップせずにトップハンド前腕部の回外運動の回転半径が短く加速距離が長いのでトップを作れる。トップハンドの上腕部の腱板が弛みトップハンドの肘が畳まれるので、トップハンドの前腕部の回内運動の回転半径が短く加速距離(バックスピン)が長いのでホームランボールであると評価付けできる。因みに、大城は、右投げ左打ちである。

北山は、1安打1失点という結果だけを捉えれば第三者から見れば責められる投球ではないと評価を付けられるが、投手は試合開始前は、完全試合をするつもりで臨む。本人は、悔しいだろう。

走者を出す前も含め、全球セットポジションからクイックで投げれば、また9回二死まで完全試合のケースを創れる。ミスを次に活かし今度は、完全試合を実現することを望む。

foornote

用語の意味に関しては、下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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