Last Updated on 2025年3月31日 by wpmaster
日本ハム対西武3回戦
先発は、ドリューエドワードバーヘイゲンと髙橋光成
試合は、7-5で日本ハムが勝利
バーヘイゲンと山本拓実
バーヘイゲンは、リリース(右腕前腕部の回内)の直前(右腕前腕部の回外)に左膝を半張させ、左股関節の外旋、右股関節の内旋にブロックをかけることができていた。
その結果、ファストボールの加速距離を長くすることができ、試合を作った。
一方、山本拓実は、左足のレッグアップ後(レッグダウンの直前)、左足親指IP関節が背屈してしまっていた。
その結果、左足の入射後、右肩から左股関節のラインが抜けてしまい、リリース直前に左膝が左足爪先の前に出てしまっていた。
故に、右腕前腕部の回内運動の加速距離が短くなり、バックスピンが減じてしまう。初速と終速に生じた差異が大きくなってしまった。
これは、左足親指IP関節を底屈して地面をタップすることで修正できる。
彼なら、そこをきっちり修正して次回登板では結果を出してくれることだろう。
野村佑希2発6打点
野村は、今季は、左足親指IP関節を底屈して地面をタップして左膝をレッグアップしている。
左膝をレッグダウンする直前まで左足親指IP関節を底屈できており、左股関節の内旋、外旋にブレーキをかけることに成功している。
現象面だけを追いかければ泳いでいると錯覚するかもしれないが、現実にはしっかり右手親指基節骨でグリプを叩く直前にヘッドがしっかりと残っており(長軸と単軸の交わる角度がほぼ90°にできており)、泳いでいない。
野村は、右投げ右打ちなのだから、清宮(右投げ左打ち)に負けずに本塁打を量産して下さいな。
footnote
用語の意味に関しては、下記記事参照