無死二塁におけるケース打撃

Last Updated on 2024年9月24日 by wpmaster

これまで、ケース打撃に関して書かれたコンテンツは、数多いですが、どれも、バッテリーを含めた内野手、外野手の主に肩関節、股関節を含めた肉体の稼働の仕方とそれによる加速距離の限界、生じ得るプレーを網羅されていません。

よって、セオリー化された得点手段では、得点できない、また、他にもこんな得点手段があるということが生じてきています。

当サイトでは、既に産み出されたケース打撃に関するコンテンツに書かれていないこと、定説化された得点手段の限界とその超越に関して述べています。

当該記事では、無死二塁のケースに絞って、上記のこと記載した関係記事を列挙しておきます。

概要

☆バントは、無死一塁ではなく、無死二塁の場面で使用する手段である。
バントは、ドラッグバントではなくプッシュバントである。捕手にベアハンドキャッチされると投球腕でない方の肘を抜かなくても送球できる。投球腕前腕部の回外、回内運動の回転半径が短くなり、加速距離が長くなるからである。

三塁手が三塁ベースの本塁寄りのライン寄り前に前進し、遊撃手又は投手が三塁に向かうチームの場合、二塁走者は、三塁手が右腕前腕部を回内する前(グラブからボールを抜き取る前、ベアハンドで拾った場合、投球肘をコックップする前)に、三塁ベースが無人の間に本塁に走る。

☆無死二塁から外野手の前に落ちるシングルヒットで二塁走者が本塁に還れるチームが勝てるチームとなり、二塁走者が三塁に留まるチームが勝てないチームとなる。

二塁走者が走るのが速くなければ、ランエンドヒットをかけ、二塁走者にディレードスチールのスタートをさせる。

ディレードスチール、ランエンドヒットは帰塁しない。

☆飛球は、2つ以上、進塁できる。
カットに入った野手が二塁又は三塁方向、走者の方にに首を捩じったら二塁走者は本塁に還る。

☆三塁線にプッシュバントすれば得点できる。

☆ライナー及び飛球は、野手がバックを踏めば落球し得る。

☆小飛球を落球して6-4-3又は5-4-3の併殺をトライしてくるので、打者走者は、二三塁間で挟まれれば、二塁走者は本塁に還ることができる。
☆a.二塁走者は、二三塁間を結ぶラインの後ろで一次リードに留める。

二次リードを取った場合は、ファーストバウンド後、一次リードのポイントまで戻る。

一死二塁三塁ゴロの件、二塁走者が二三塁間を結ぶラインの内側に入り一次リードを取った後、シャッフルして二次リードを取ってしまえば、三塁手は一塁に投げないでしょう。

一方、二塁走者が二三塁間を結ぶラインの後ろで一次リードを取るに留めておけば、三塁手が投球肘を上げ、グラブを持つ方の肩を一塁に向けた後にスタートが切れます。

二塁走者が三塁ゴロで三塁に進塁するのは不可能ではありません。

三塁手がマウンド付近までチャージをかけて打球に触れれば、二塁走者は本塁に還れます。

b.二塁走者が外野の前に落ちるシングルヒットで本塁に還れないのは勝てないチーム
二塁走者が走るのが速くなければ、ランエンドヒットをかける。

c. カウント3-0。カウント3-1、カウント3-2からのランエンドヒット

打者は、ワンバウンド以外は、振って構わない。

打者走者は、二塁まで走る。

捕手が二塁に投げたら二塁走者がスタートを切る。

捕手が二塁に投げなくても二塁走者は本塁に還ることができる。

打者がワンバウンドを振ってしまったら、二塁走者は二塁に帰塁する。インサイドアウトスイングの完成度が進歩しないからである。

☆二塁走者は、遊撃手より後ろでリードを進めていった方が三本間でラインの内側に入って走ることができる。

遊撃手が二塁走者より前に出るシフトを敷いた場合を含め、二塁走者が遊撃手の後ろを進めていき、三塁側又は一塁側にスクイズをして二塁走者を還すスクイズダブルを行う。

三塁側にバントする場合も一塁側にバントする場合にも、トップハンドの親指基節骨でグリップを叩く前にトップハンドの手首を背屈して投手板より後ろに加速距離の長いプッシュバントをする。

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用語の意味に関しては、下記記事参照

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