Last Updated on 2024年1月23日 by wpmaster
かつて、日本ハム球団には、高卒で木村拓也という捕手が入団してきました。
そうです。
木村拓也は、広島東洋カープの生え抜きの選手ではありません。
思い知ったか、バカープファン!!
西山秀二も広島東洋カープの生え抜き選手ではありません(南海ホークスの生え抜き)。
因みに、後ほど、関係記事のアイキャッチに登場させている大下剛史も、カープの御意見番の役割をしていますが、広島東洋カープの生え抜きの選手ではありません。
カープでレギュラーを務めたのは一シーズンのみで、キャリアの大半は、ファイターズでのものです。
引退した選手の通算成績に関しては、引退したときに契約していた球団名が記載されます。
例えば、
木村拓也(読売巨人軍)
西山秀二(読売巨人軍)
髙橋慶彦(阪神タイガース)
と記載されます。
にわか巨人ファン、にわか阪神ファンに対しては、広島東洋カープの選手としてプレーしていたことを隠し通すことができるのです。
木村拓也は、日本ハムに入団後、外野手に転向し、広島東洋カープ移籍後は、主に外野と二塁、巨人に移籍後は、殆ど二塁手として起用され、巨人のリーグ優勝に貢献します。
日本ハムは、昨シーズンに産み出した失策は、リーグ最多
しかし、打者走者を内野ゴロで出塁させるのはOKです。
一塁走者及び二塁走者に内野ゴロで三塁に進塁されなければOKです。
先頭を走る走者に本塁を蹴られなければ得点されません。
むしろ、最下位に沈んだ原因は、内野ゴロで先頭を走る走者に三塁ベースを蹴られ、後続の打者に無安打で得点をできるケースを創ったことです。
投手は、全球、投球肘をアクセレーションして投球していたら労働力商品である肉体が再生産できなくなります。安打による失点は避けることはできません。バックの玉拾いが内野ゴロによる進塁を阻止してやらなければなりません。
現在日本ハムと契約している内野を本職とする選手の内、一塁、二塁、遊撃の何れかを守ったことがある選手は、野村、清宮、石井一成、加藤豪将、上川畑、水野、奈良間、福田光輝、細川がいる。
しかし、私が、シーズンを通じて日本ハムの試合評を書くようになってから、上記の選手の中に、三塁に送球して一塁走者及び二塁走者をアウトにしたことがある選手は生じていない。
実際に三塁に投げなくても、三塁ベースに目線で牽制すればよいのでは?とするファンや解説者が沸いてくるが、目線で牽制するだけでは、高校生ですら三塁ベースを蹴り、特に2アウトを取られた後は、本塁に突入してくる。
実際に、三塁又は本塁に投げなければ失点を防ぐことはできないのである。
遊撃の守備位置を誰に就かせるかの例外に関しては、かつて述べたことがあるので、今回は、守備面から主に二塁手を誰にするかに関して本職の内野手に限定することなく書いていきたいと思う。
プランⅠ:守備優先型オーダー
新庄が郡司に二塁をやらせるとしたことに関しては、私は、怒りの感情は生じなかった。それは何故か。
捕手は、打者と正対してゴロを捌かない。
捕手がゴロを処理する場合は、バントと小飛球である。
捕手は、投手のノーバウンドの投球、小飛球の正規捕球に関しては煎餅捕り(グラブを持つ手の人差し指の付け根ではたき落とすこと。例 :捕手郡司)、若しくは人差し指と親指で運動中のボールをつまむ。又は、左手小指基節骨で叩いた後にグラブをグラブを持つ手側の胸に包む(例 : 捕手マルティネス)。
しかし、捕手は、バントや小飛球をワンバウンドさせて処理する場合には、バントの場合は、ベアハンドで、小飛球の場合は、グラブを持つ手の小指基節骨で打球を叩いた後で、ベアハンドで捕球する。
捕手は、グラブを持つ手側の肘を抜かずに、投球腕の回外運動の回転半径を短く加速距離を長くした後、投球腕上腕部の内旋運動の回転半径を短く加速距離を長くして全ての塁に送球できる。
全ての塁には、二塁も含まれる。
故に、バントをする場合には、捕手にバント処理をさせてはならないのである。
関係記事 :
実際に、マルティネスは、一塁守備に就いた場合、左手小指基節骨でゴロを叩いた後、左胸ベアハンドでボールを拾うことができる。
実際に、郡司は、二塁守備、一塁守備に就いた場合、煎餅捕りをせずに、左手親指基節骨、小指基節骨でゴロを叩いた後、ベアハンドキャッチ(右腕前腕部を回外)することができる。
捕手がバント処理後に、本塁と対角線上に設置してあるのが、二塁ベースである。
一塁線上のゴロ、一二塁間のゴロを処理した場合、処理した位置から対角線上に設置されているのが三塁ベースである。一塁手、二塁手のゴロを処理した後の三塁送球の動きは、捕手がバント処理をした後に二塁に送球する動きに相当する。
故に、一塁及びマルティネス、一塁及び二塁郡司はゴロを捌いた後、三塁に投げられる。
捕手がベアハンドでバントを処理した場合には、全ての塁に投球腕の回外運動の回転半径を短く加速距離を長くした後、投球腕上腕部の内旋運動の回転半径を短く加速距離を長くして送球できることは前述のとおりであるから、ゴロをグラブを持つ手の小指基節骨→親指基節骨、又は親指基節骨→小指基節骨で叩いた後に本塁に送球することもできる。
郡司とマルティネスは、捕手守備の特守、素手でのペッパーを行い、一塁守備、二塁守備の特守を行わなず、シートノックのみ一塁守備、又は二塁守備に就く。
郡司とマルティネスは、公式戦においては伏見と進藤の何れもが故障し、一軍登録メンバーで他に捕手ができる者がいない場合にのみ捕手として起用するが、それ以外のケースでは、基本的に捕手では起用しない。
先ず、下記のスタメンを組む。
一塁手アリエルマルティネス、二塁手郡司、三塁清宮、遊撃手細川
左翼手野村佑希、中堅手矢澤、右翼手万波
細川と野村は、内野守備においては、三塁又は本塁に投げて二塁走者をアウトにすることができないが、打者が打球をリリースしたポイントが内野の守備位置よりも遠い外野の守備位置においては、フォアハンドシングルで捕球する間を作ることができる。
左肘を抜かなくても、送球のトップを作り(前腕部の回外運動)、送球をする(前腕部の回内運動)ことができる。
左腕前腕部の回外運動、回内運動、右腕前腕部の回外運動、回内運動の回転半径を短く、加速距離を長くすることができる。
内野ゴロを捌いた後に比べ、外野でゴロ、飛球を捌いた後の方が失速の少ない送球をすることができる。
細川は、バックを踏まずに走れるので中堅の守備範囲が広い。プッシュバント、ディレードスチールのような小技もこなせる。
郡司は、神主打法をしなければ現在よりも打てるようになる。フルカウントからの走塁に課題が残る。
左投げ左打ちの矢澤に遊撃の守備位置に守らせることのメリットは、主に次の三点です。
①ガイドハンド(投球腕)側の股関節(左股関節)を右投げの選手ほどバックステップしなくても、すなわち、踏み出す足である右股関節の内旋、外旋の程度を小さくして三塁に投げられること→左腕前腕部の回外運動、回内運動の回転半径を狭く加速距離を長くできる。
②投手は、野手よりもショートスローの練習を積んできている
③投手がセットポジションからクイックモーションで投げるので失速の少ない投球ができること
詳細は、下記記事を参照されたい。
スティーヴンスンに遊撃の守備位置に就かせないのは、内野の土と外野の芝の境目から打球を処理した後、ノーバウンドで本塁に投げられないこと、外国人の野手を三人一軍登録すると、外国人投手は一人しか登録及び試合出場をさせることができず、オーバーハンドで投げるパワー系のリリーフ投手の層が薄くなるからである。
それでは、上記の選手を公式戦においては、具体的にどのように運用していくか。
それは、主に下記のケースにおいてである。
無死走者二塁、一二塁、一死二塁、一死一二塁、一死一三塁、二死一塁、二死二塁、二死三塁、二死一三塁、のケースが生じた場合
いかなる場合であっても全ての野手は、前進守備のシフトをしかない。
いかなる場合であっても、全ての野手は、走者がスタートを切る前に、前進しない。
審判に守備位置の変更を申告せずに、中堅の矢澤を遊撃の定位位置の後ろ、内野の土と外野芝の境目の位置に守らせる。
審判に守備位置の変更を申告せずに遊撃手としての登記のまま、細川を中堅の定位置に就かせる。
矢澤は、ゴロを捌いた後に、三塁又は本塁に送球し、二塁走者を三塁又は本塁でアウトにする。
マルティネスは、ゴロを捌いた後に三塁又は本塁に送球し、二塁走者を三塁又は本塁でアウトにする。
プランⅡ:左投手限定ヴァージョン
左投手は、無死走者二塁、一二塁、一死二塁、一死一二塁、一死一三塁、二死一塁、二死二塁、二死三塁、二死一三塁、のケースが生じさせた場合、降板する。
左の中継ぎ投手(北浦、福田、河野)が降板後、監督が審判に降板した左投手が二塁に入る旨を申告する。
左投手は、実際には、一塁ベースに張り付く。一塁のマルティネスが二塁定位置に守る。
中堅の矢澤が遊撃定位置後方の外野芝との境目に守る(守備位置変更の申告はしない)。
遊撃細川が中堅定位置に守る(守備位置変更の申告はしない。
プランⅢ:守備面におけるチームの基盤強化
矢澤は、8点以上ビハインドになった場合のみ登板させてリリーフ投手を休ませる。事実上野手一本が妥当であると考える。
郡司、矢澤は、攻撃守備走塁の全てにおいて、細川は、攻撃、内野守備において、全試合スタメンで出て年俸に付けられる値段をアップさせるだけの水準には達していない。
マルティネスは、バーヘイゲンを一軍登録した場合には、一軍の試合に出場させることができない。
野球ファンの中には、同一のポジションに新たに選手を獲得し被せるやり方に関し、先に入団した選手がグレちゃうと言って反対意見を述べる方がいらっしゃいます。
確かに、同一のポジションに新たに別の選手を獲得し、被せるとグレる奴は生じます。
私現役の選手のときには、グレた選手に対し、
“やる気がねえなら辞めちまえよ!!”
と言って泣かしてきました。
虎の穴方式に関しては、私は、妥当ではないとは思いません。
但し、競争又は分業を行えば、支給される架空商品に付される価値を資本は下げてきます。
私は、消費者が資本による選手の労働量の増加に協力し、労働を疎外し労働をしていない資本に利潤を産むコストパフォーマンスという言葉が大嫌い。
二塁走者を三塁又は本塁でアウトにする毎に支給する商品に例えば1,000万円の値段を付けるというように契約変更をしてしてやらなければなりません。
契約は、一旦締結した後も変更することができます。
サービス労働の実体(法律に定められた手続によって生じた権利義務ではなく経済関係の創設による労働の義務及び存在の方)が生じており、支給された商品に値段を付けて実体化させていれば、契約は、明文化されていなくても、権利義務が生ずるものとして、会計上も税務上もハネられることは生じません。
footnote
用語の意味に関しては下記記事参照