[豚對水牛㉒]失点を産む守備をする限りリーグ優勝できない

Last Updated on 2023年9月10日 by wpmaster

日本ハム対オリックス22回戦

先発は、上原健太と東晃平

試合は、1-3で日本ハムの敗戦

無死一塁三塁線バント[守備]

守備の基本

バントは2つ以上進塁できる()。

三塁線のバントは、投手が打球に触れる。

三塁手は、二塁走者の走路より前に出てこない。遊撃手又は投手が三塁に入るまで三塁ベースがガラ空きになるからである。

7回表無死一塁、投手上原健太(左投手)、打者紅林(右投げ右打ち)、一塁走者池田陵真、スコアは、0-2と日本ハムが2点ビハインド

紅林は、三塁線にドラッグバントをする。

上原、マルティネス、清宮が打球に接近していく。

清宮は、マウンドと本塁の中間まで出てきて臀部を両膝の高さまで落とし、両腕前腕部を回外する。右手をグラブに添えて打球に触れる。

上原が三塁に走る。上原が三塁に達するまでの間、三塁ベースがガラ空きとなる。

清宮が一塁に送球してしまう。

一死二塁となる。

一死二塁投ゴロ[守備]

守備の基本

投手は、ゴロに触れたら、先頭の走者の進行方向とは逆の塁に投げない。

ゴロに触れた野手は、先頭の走者の進行方向とは逆の塁に送球動作をしない。

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投手のグラブに当たり、打球が死んだ場合、走者がスタートを切る前に内野手は、走路の前に出ない。

7回裏一死二塁、投手石川直也(右投手)、打者若月(右投げ右打ち)、二塁走者小田、スコアは、0-2と日本ハムが2点ビハインド

若月がプレートの一塁側に地を這うゴロを打つ。

石川直也は、フォアハンドシングルでグラブを出す。左手親指の付け根で打球を弾く。

遊撃奈良間がバックハンドシングルでグラブを出す。右手親指の爪の裏でボールを押すが、ボールを落とす。

奈良間は、一塁に左肩を向ける。グラブがフォアハンドシングルになる。送球はしない。

一死一三塁となる。

一死一三塁、三塁線バント[守備]

守備の基本

三塁線のバントは、投手が打球に触れる。

三塁手は、二塁走者の走路より前に出てこない。遊撃手又は投手が三塁に入るまで三塁ベースがガラ空きになるからである。一塁走者まで本塁に還れてしまうからである。

プッシュバントに投手が抜かれた場合、遊撃手が拾って本塁でアウトにできるかできないかに関係なく本塁に投げる。三塁走者がバックを踏むことがあり得るからである。一塁に投げれば、一塁走者に三塁に進塁されるからである。

打者走者の内野安打は、OK

先頭の走者が三塁に達した後は、打球に触れた野手は、本塁送球一択。

本塁送球を受けた捕手は、三塁走者にタッグした後、三塁に投げる。

三本間ランダウンプレーで三塁走者をタッグした後、タッグした野手は、二塁及び一塁には投げない。一塁走者に本塁に還られるからである。

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7回表一死一三塁、投手石川直也(右投手)、打者佐野皓大(右投げ右打ち)、一塁走者若月、三塁走者小田、スコアは、0-2と日本ハムが2点ビハインド

佐野は右腕前腕部を回外後(バントの構えに切り替える前と後)、右手首が背屈する。右腕前腕部を回内してカチ上げヘッドを立てる(プッシュバント)。

右腕前腕部を回外後、ヘッドが投球の軌道の外側に入る。

バントは、三塁線に地を這うゴロとなる。

石川直也は、バックハンドシングルでグラブを出すが、打球を弾く。

清宮が三塁ベースのアンツーカーから出て内野芝のところでフォアハンドシングルで打球に触れる。

遊撃奈良間が三塁に走るが、三塁に入るまでの間、三塁ベースがガラ空きとなる。

右手親指の爪の裏でボールを押し、グラブからボールを抜き取る。

左腕前腕部の回外、回内運動、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く加速距離が短くなる。

清宮は、本塁ではなく一塁に送球してしまう。

オリックスが1点を追加して0-3と3点ビハインドとなる。

一死一二塁、二塁ベース寄りの遊ゴロ[守備]

守備の基本

内野手は、走者の走路より前に守らない。

内野手は、走者の走路より前に出て打球に触れない。

野手は、先頭の走者の進行方向とは逆の塁に投げない。

併殺崩れによる一点が入ってしまうからである。

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7回表一死一二塁、投手石川直也(右投手)、打者大城滉二(右投げ右打ち)、一塁走者佐野皓大、二塁走者若月、スコアは、0-3と日本ハムが3点ビハインド

二塁走者若月は、石川直也がセットを解いた後、二次リードを進め、リリース前にスタートを切る。

遊撃手奈良間は、二塁ベース寄りに守る。

大城は、ヘッドが下がり、投球に差される。二塁ベース寄りにゴロを打つ。

二塁走者の走路の前で打球に触れる。

奈良間は、二塁トスしてしまう。

上川畑は一塁に転送してしまう。

無死一三塁、投ゴロ[守備]

守備の基本

投手は、打球に触れた後、本塁に”投げる”。

首とグラブを持つ手の肩を三塁又は本塁に向けるだけでは、三塁走者は本塁に突入してしまうからである。

三塁走者にタッグした野手は、三塁に投げる。

打者走者が内野安打となること及び二塁に進塁することはOK

8回表無死一三塁、投手山本拓実(右投手)、打者頓宮(右投げ右打ち)、三塁走者中川
山本拓実は、プレートの一塁側に右足のスパイクの外側を沿わせる。

三塁走者中川は、山本拓実が右肘を右肩の高さまで上げた後、シャッフルして二次リードを取る。
二次リードは三塁ベースアンツーカーと芝の境目から左足のスパイクの外側が左足の親指から小指間分離れたところまで進める。

山本拓実は、投球後、マウンドの三塁寄りのゴロに対し、ジャンプし、バックハンドシングルで打球に触れる。

左腕前腕部を回外、左手小指の付け根で打球を叩く。左肩、首を三塁方向に向ける。しかし、グラブを左胸に包んでしまう。

中川は、右股関節を外旋して停止し、右股関節を内旋して三塁ベース方向にシャッフルする。左足のスパイクの外側が三塁ベースのアンツーカーと芝の境目に引っ掛けて停止する。

山本拓実は、右肘を上げ、左肩を二塁ベースに向け、右股関節をバックステップする。右腕前腕部を回外(トップ)、回内(スロー)する。

山本拓実が右腕前腕部を回外(フォロースルー)後、中川は、左股関節を内旋してスタートを切る。

中川の左足と右足がクロスする。中川は、右股関節を外旋して停止し、右股関節を内旋してシャッフルしながら三塁に帰塁する。

二塁ベースに入った二塁手細川も一塁に投げてしまう。

1-4-3の併殺が成立し、二死一三塁となる。

得点には至らなかったが、中川にスタートを切られている。一塁転送の後、本塁突入する間を創ってしまっている。

二死一三塁、三ゴロ[守備]

守備の基本

二死を取られた後は、打者走者を含め、帰塁することなく本塁に向かって走ってくる。

打者走者は、ルール上本塁に帰塁できないから、触球によりアウトにすることが慣行化されているが、打者走者は、フォースドプレーではない。打者走者より先に三塁ベースを蹴った走者が本塁を蹴れば得点は成立する。

三塁手は、二塁走者の走路より前に守らない。

三塁手は、打球に触れた後、本塁に投げる。

8回表二死一三塁、投手山本拓実(右投手)、打者宗(右投げ左打ち)、三塁走者中川

清宮は、三塁線を空け、遊撃寄りの三塁ベースアンツーカーと芝の境目、二塁走者の走路より前で守る。二三塁間のアンツーカーより前には出ていない

宗は、スイング後、ヘッドが下がる。左腕前腕部を回外、左手首をコックしてヘッドアップしカチ上げる(左腕前腕部を回内)。

打球が山本拓実の身長よりも高く跳ねる。

遊撃寄りの三塁ベースアンツーカーと芝の境目、二塁走者の走路より前(二三塁間のアンツーカーより前には出ていない)で打球に触れる。

清宮は、一塁に投げてしまう。

打者走者をアウトにできたことで得点には至らなかった。

無死一塁中前安打[走塁]

3回裏無死一塁、投手東晃平(右投手)、打者五十幡、一塁走者奈良間、スコアは、0-1と日本ハムが1点ビハインド

上川畑は、左腕前腕部を回内後、ヘッドが立つ。
奈良間は、ハーフウェイ手前からスタートを切る。

右中間方向に走路を膨らませることで二三塁間の走路の走路の膨らみを抑える(三塁ストップのベースランニング)。

上川畑は、左腕前腕部を回外後、ヘッドが投球の軌道の外側に入る。

中堅前にライナーを打つ。

中堅手中川は、2バウンド後、ショートバウンドとハーフバウンドの中間の角度で背骨の左側でフォアハンドシングルでグラブを出す。左手親指の爪の裏と人差指の爪の裏でボールをつまむ。

右手親指の爪の裏でボールを押してグラブからボールを抜き取る。

左腕前腕部の回外、回内、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。

左中間の外野芝と二塁ベース後方のアンツーカーとの境目に送球のカットに入った遊撃紅林にアンダーハンドで送球する。

奈良間は、二塁ベースをオーバーラン後、二塁に帰塁し、本塁生還も三塁進塁もできない。

脚注

用語の意味に関しては下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

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