[日本ハム]失策が多い原因が確信に変わった試合

Last Updated on 2023年8月12日 by wpmaster

日本ハム対ソフトバンク18回戦

先発は、上沢直之と石川柊太

試合は、4-7で日本ハムの敗戦

先発上沢は、投球数が30球を超えた後、腱板を再生産することができなくなり、ワンバウンドの投球が増え始める。トータル110球中、ワンバウンドの投球が12球。フィジカルの状態は最悪であった。

ベンチに入った投手は、ブルペンで投げ込まなくても、マウンドに上がってからの投球練習でスタンダードWで投球肘を上げることによって肩、肘、腕の筋肉を弛緩し、投球中の投手が緊急降板後、いつでも投げられる状態にしなければならない。

守備における体の使い方を1シーズンと2/3見てきて確信できたことは、このチームの選手のエラーが減らない原因は、特守、ペッパー、ショートスロー、キャッチボール、ボール回しを含めた基礎練習が足りていないからであるということである。

野村佑希、五十幡亮汰の外野守備

5回裏一死走者無し、投手上沢(右投手)、打者中村晃(左投げ左打ち)

中村晃は、左中間ではなく、遊撃後方、左翼手と遊撃手の間に飛球を打つ。

左翼手野村は、右股関節を内旋後、右足拇指球で地面を後ろを蹴ってしまう。
野村は、背骨の左側、頭上でバックハンドシングルでグラブを出す。
野村は、左腕前腕部を回外してグラブをフォアハンドシングルにする。

五十幡は、野村の前に左足内踝を右足内踝にぶつけ、左膝、右膝をニーアップして加速してくる。
五十幡は、バックハンドシングルでグラブを出す。

野村は、左股関節を内旋後、左足拇指球で地面を後ろに蹴ってしまう。
野村は、グラブを左胸で包み込む。
野村は、左腕前腕部を回内し、バックハンドにする。
左腕前腕部を回外し、グラブを左胸にしまい込む。

五十幡は、左腕前腕部を回外してフォアハンドシンングルにする。
野村の左肘が五十幡の右頬に当たる。

五十幡は、左手親指の爪の裏と人差し指の付け根でボールをつまむ。
五十幡は押し倒され後頭部を地面に打つ。
グラブを左胸にしまい込む。
左腕前腕部を回内する。
グラブの先が地面に当たる。
ボールは落球していない。

打球に触れる優先順位は、野村である。
打球の追い方の足の運びは、五十幡の方が正しい。

しかし、ハンドリングは、両者は共に、左腕前腕部を回内、回外、右手親指の爪の裏でボールを押さないとグラブからボールを抜き取れない。
左腕前腕部の回外、回内、右腕前腕部の回外運動の回転半径が長く、加速距離が短くなる。

捕手アリエルマルティネスのハンドリング

野手は、グラブを持つ手の左腕前腕部を回外し、左手小指基節骨→左手親指基節骨の順で打球を叩く。

8回裏、捕手マルティネスは、フォアハンドシングルでグラブを出した後、グラブを左胸にしまい込む。

投手は、投球腕の前腕部を回外することによって腱板を、投球腕の前腕部を回内することによって深層屈筋、側副靭帯を再生産できなくなったら、四球を出すことを防ぐことができない。

池田は、甲斐に四球を与える。

一死一塁、一塁走者周東

マルティネスは、投球に触れた後、右肘を上げるまでの間に落球し、二塁に送球できない。

一死三塁、三塁走者三森

マルティネスは、投球をグラブの先に当て、三塁走者が本塁に還る。

ケース打撃

ゴロゴーをさせずに、全球ランエンドヒットを仕掛け、打者走者が二塁ベースとの距離を詰めれば、ポテンヒットであろうが、ボテボテのゴロヒットであろが、地を這うゴロヒットであろうが、一塁走者を本塁に返すことができる。

1回表二死二塁、石川柊太は、投球がインハイ(左打者のアウトハイ)に外れ、清宮に四球を与える。

清宮は、走らずに歩いて一塁に向かう。二塁走者五十幡もスタートを切っていない。

1回表二死一二塁、万波は、フォロースルー後、ヘッドを投球の軌道の外側に入れる。ボテボテのゴロが三遊間を抜ける。

三塁手のリチャードが送球のカットに入る。今宮が三塁ベースの後ろに向かう。

二塁走者の五十幡は、万波がスイング後、ハーフウェイからスタートを切る。二死であるにもかかわらず、一塁走者の清宮は、ハーフウェイ手前から打球が地面に落ちてからスタートを切る。

左翼手柳町は、左手親指の爪の裏と人差し指の爪でボールをつまんだ後、ボールを持ったまま、前進し、山なりの送球をリチャードに返す。

打者走者の万波は、オーバーラン後、二塁ベースの近くまで走っておらず、一塁走者の本塁生還をアシストしていない。

5回表二死一塁、五十幡がスイング後(左腕前腕部を回内後)、一塁走者松本剛がハーフウェイ手前からスタートを切る。

五十幡は、中堅に地を這うゴロを打つ。

中堅手牧原大成は、左手親指の爪の裏と人差し指の爪でボールをつまんだ後、二塁ベース近くまでボールを持ったまま歩き、送球はしない。

松本剛は、オーバーランせずに二塁で停止している。

安打を待たなくても得点できす二死一三塁のケースを創ることができない。

一死一二塁のケースで三塁線、投手と三塁手の間にプッシュバントをして三塁手が前進してくれば、投手又は遊撃手が三塁に入る間での間、三塁ベースがガラ空きとなるので得点できる。

7回表一死一二塁、打者五十幡(右投げ左打ち)、一塁走者松本剛、二塁走者ハンスン

五十幡は、バントのサインを見落としてヒッティングをする。
五十幡は、トップを作ってヘッドを残し(左腕前腕部を外旋)、スイング(左腕前腕部を回外)後、ヘッドが立つ。

左翼にライナーを打つ。

二塁走者はハンスンは、ハーフウェイで停止し、打球が内野を越えた後、スタートを切る。
ハンスンは、三塁をオーバーランした後、サイドステップしながら帰塁してしまう。

本塁に還ることができない。

脚注

用語の意味に関しては下記記事参照

[知って得する]頻出野球用語集[完全保存版]

「[日本ハム]失策が多い原因が確信に変わった試合」への2件のフィードバック

  1. マルティネス・郡司
    中日のお払い箱が捕手ではどうにもならない
    特に郡司の弱肩は不治の病
    一塁やらせても素人だから失策は必然
    移民の中途半端選手を先発起用では勝てんよ

  2. ハムファンさん

    コメント有難うございます。

    郡司は、左手の親指の付け根で投球を叩くことから、マルティネスは、グラブを左胸にしまい込むハンドリングから、左手小指の第二関節、左手親指第一関節で投球を叩くハンドリング(現在日本のプロ野球でプレイしている選手の殆どはできていません)に変えないとハンドリング及びスローイングは、改善しません。

    これは、全てのポジションに当てはまることです。

    子供の頃から現在までやってきた体の使い方を「素手で行うペッパー(トスを叩く練習)」、「ネットに向かってのショートスロー」によって変えるのですから、相当な大改造工事です。

    改造工事が完成するのが先か、肩肘腕が再生産できなくなってクビになるのが先かということです。

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