Last Updated on 2023年8月5日 by wpmaster
日本ハム対ソフトバンク15回戦
先発は、上沢直之と東浜巨
試合は、9回を終了した段階では決着がつかず、延長戦に突入し、延長11回裏、マルティネスの犠飛により日本ハムが勝利します。
サヨナラ勝ちをするチームは、強いチームであるとは言えません。
それは、9イニングス終了までに勝ち越すことができないからです。
そでえは、9イニングス終了までに接戦を抜け出すことができない根拠は何でしょうか。
二死一二塁における守備
先頭を走る走者である二塁走者の進行方向とは逆の塁である一塁及び二塁には投げない。
2アウトを取った後は、打者走者を含め、どの走者からアウトを取っても攻撃終了である。特に、打者がゴロを打った場合に進塁義務が生ずる場合、タッグ不要の走者からアウトを取ってしまう。
しかし、二死を取られた後は、打者走者を含め、帰塁せずに、本塁に走ってくる。
投手を含め野手が一塁、又は二塁に投げれば、二塁走者が本塁に走るだけでなく、投手は、グラブを持つ手の肩を一塁に向けずに偽投すると、ボークを取られ得る(フォースボーク)。
3回表二死一二塁、打者柳田悠岐、一塁走者柳町、二塁走者三森
上沢がセットを解いた後、三森は、二次リードを取り、右腕前腕部を回内後(右肘コックアップ前)、スタートを切る。
上沢が右腕前腕部を回内(スローイング)した後、ハーフウェイまで二次リードを取っていた柳町がスタートを切る(ディレードスチール)。
上沢は、柳田への初球を投じる。
伏見は、二塁に投げてしまう。
三森は、二死を取られた後であるにも関わらず、三塁に右腕上腕部を回外、左股関節を外旋するドリルスライディング(ポップアップスライディング)でではなく、起き上がる間が生ずるヘッドスライディングしてしまう。
遊撃手奈良間が二塁ベースを跨いで二塁送球に触れる。
柳町は、左膝を屈曲、右股関節を伸展し、二塁にスライディングし、右股関節を内旋する(ドリルスライディング)。
柳町は、二塁タッグアウトという評価を塁審に付けられる。
三森のボーンヘッドにより得点されなかったが、捕手は、絶対に二塁に投げてはいけない。
捕手はどこの塁にも投げないか、投げるのであれば、三塁に投げる。
二三塁とされた後は、投手を含め、野手は、二塁及び三塁に投げずに本塁に投げる。本盗され、投手は、且つボークを取られる(フォースボーク)。
犠牲走塁ができていない[一二塁における走塁]
一塁走者は、二塁ベースオーバーランして二三塁間に挟まれれれば得点できる。
3回裏一死一二塁、打者清宮、一塁走者松本剛、二塁走者伏見
清宮が一塁ゴロを打つ。
一塁走者の松本剛は、二塁ベース手前で減速して停止している。二塁ベースをオーバーランしていない。
二塁走者の本塁生還をアシストできてない。
打者走者が二塁をオーバーランして挟まれれば得点できる(①、②)。
3回裏“二死”一二塁、打者上川畑、一塁走者野村、二塁走者万波
上川畑が左前安打を打つ。
左翼手柳町の本塁の間に上川畑が二塁に走る。
二塁ベースを蹴ってオーバーランするが、二塁ベースアンツーカーから出ることなく二塁に帰塁してしまう。
柳町の送球は、右打席の内側のラインのマウンド寄りのコーナーでファーストバウンドし、捕手甲斐が後逸する。
一塁走者の野村は本塁に突入しない。上川畑も一塁走者の本塁生還をアシストできていない。
ランエンドヒットを仕掛けていない
俺の言わんとしていることはわかるよな。
本塁打を実現しろということではない。
空振りするな!
ストライドが広がってストライクゾーンの投球がスイングできなくなることは阻止しろ!
ということだ。
2回裏“二死”一塁、投手東浜、打者今川、一塁走者上川畑
今川がレフトにライナーを打つ。
今川が右腕前腕部を回内(スイング)した後、一次リードを取っていた上川畑は、左膝が一塁方向に屈曲し、一塁ベースに帰塁しかかった後、二塁に向かって走る。
打球は、ファーストバウンド後、左翼塀のポール際に当たり跳ね返る。
柳町は、左翼塀際アンツーカー内から三塁に送球する。
遊撃手今宮が送球をカットし、三塁には投げない。
上川畑は、三塁でストップし、本塁に還ることができない。
打者走者今川も二塁ベースで停止し、ピクチャーポーズをしている。オーバーランして一塁走者の本塁生還をアシストするということをしていない。
3回裏一死一塁、打者松本剛、一塁走者伏見
伏見は、ハーフウェイ手前までリードを進めているが、松本剛のバットからボールがリリースされた後にスタートを切る。
松本剛は、中前にポテンヒットを打つ。
伏見は、二塁ベースをオーバーランし、二歩サイドステップした後、二塁に帰塁する。
走者一二塁に留まる。
3回裏二死一塁、打者野村、一塁走者万波
万波は、アンツーカーを出てリードを取る。
しかし、野村のバットから打球がリリースされた後にスタートを切る。
左翼手柳町は、ファーストバウンド後、中堅方向に切れていく。柳町は逆を突かれたこととなる。柳町は、左肋骨下部の高さで打球に触れる。左手親指爪の裏、人差し指の爪の裏でボールをつまむ。
柳町は、三塁に送球する。
今宮が送球をカットし、三塁には投げない。
万波は、二塁ベースをオーバーランしてから二塁に帰塁する。
走者一二塁に留まる。
脚注
用語の意味に関しては、下記記事参照
ボークに関しては下記記事参照