Last Updated on 2023年7月2日 by wpmaster
日本ハム対オリックス10回戦
先発は、上沢直之とジャレルコットン
試合は、1-3で日本ハムの敗戦
野球は、出塁させた走者の数だけ得点できる。
敗因は、9安打しながら1得点しかできなかった打線である。
走者は、案山子になってしまえば得点できないのである。
上沢直之のピッチング
投手は、投球腕の前腕部を回外すると、側副靭帯の前束、深層屈筋が突っ張り、腱板が弛緩する。
投球腕の前腕部を回内すると、腱板が突っ張り、側副靭帯の前束、深層屈筋が弛緩する。
投球をワンバウンドさせるのは、100%、腱板、深層屈筋、側副靭帯が損傷したことにより、腱板、深層屈筋、側副靭帯が再生産できなくなったことが原因である。
3回表無死二塁、上沢は、投球をワンバウンドさせて二塁走者宜保を三塁に進めてしまう。
上沢は、トータル117球の内、ワンバウンドの投球が10球とフィジカルの状態は最悪であった。
無死三塁となる。
内野が走者の前に守ると、走者は、投手がセットを解く前にスタートが切れてしまう。
フォアハンドシングルでグラブを持つ手の小指基節骨→親指基節骨の順で打球を叩く。
進行方向と逆の塁に送球しない。
三塁走者宜保は、両足を三塁ベースアンツーカーから出し、左腕前腕部を回外、右股関節を外旋してスタートを切る準備をしている。
三塁手清宮は、仮想二塁走者よりも前、三塁走者の後ろ、遊撃芝と三塁ベースの境目寄りに守る。
遊撃手上川畑は、二三塁間の中間、内野芝とアンツーカーの境目に守る。
二塁手石井は、二塁ベースに寄り、アンツーカーを出て内野芝のところで守る。
一塁手加藤豪将は、前後、右足側とも内野芝とアンツーカーの境目に守る。
外野は、定位置の深さで、左翼線を空け、右翼線方向に平行移動している。若月は、インハイのファストボールがバットの根本に当たり差されて二塁手、遊撃手の頭上を越える。
二死一二塁におけるケース打撃
①重盗
一塁走者が左腕前腕部を回外、右股関節を外旋して二塁ベースをオーバーラン
一塁走者が二三塁間に挟まれる間に二塁走者が本塁に還る。
②偽装スクイズ
一塁走者が左腕前腕部を回外、右股関節を外旋して二塁ベースをオーバーラン
一塁走者が二三塁間に挟まれる間に二塁走者が本塁に還る。
ゴロ、ライナー、飛球問わず帰塁せずに本塁に走る。
投手がセットを解いた後は帰塁しない。
野手が進行方向の逆の塁に送球しても帰塁しない。
捕手が投手に返球後、帰塁しない。
投手の腱板が凹んだらスタートを切る
打者がワンバウンドを振ったら帰塁する。
1回裏二死一二塁、スコアは、0-0、打者清宮
初球、二塁走者郡司は、二次リードを取るが捕手が投手に返球後、二塁に帰塁してしまう。一塁走者万波、二塁走者郡司は、重盗を仕掛けない。
このイニングスは、得点できなかった。
7回裏二死一二塁、スコアは、1-3と日本ハムは、2点ビハインド。打者郡司
郡司は、ヘッドアップし跳ねる遊ゴロを産む。
二塁走者の淺間は、三塁に走る。
一塁走者松本剛は、オーバーランして二塁ベースのアンツーカーから出る。
遊撃手紅林は一塁に送球する。
打者走者の郡司がアウトになる。
ランダウンプレーに持ち込まれることは生じなかった。
このイニングスは、得点することができず、点差を縮めることができなかった。
2,3,6,8,9回裏もそれぞれ走者を一人ずつ出塁させたが、出塁した走者が二盗、三盗、本盗に成功すれば、後続の打者に安打が産まれなくても得点できるのである。
万波中正による二塁走者の三塁及び本塁捕殺
2回表無死二塁、二塁走者森友哉、打者頓宮
神主打法の頓宮は、ドアスイングで右翼方向に飛球を産む。
万波は、塀際のアンツーカーと芝の境目に右足のスパイクの外側を沿わせ、右足拇指球で地面を蹴らず、右足内踝を左足内踝にぶつけながら肩幅より狭い間隔で5ステップする。
スプリットステップする。
左手小指基節骨、親指基節骨で打球を叩く。
右股関節をバックステップ、ヘッドステイバックする。
右肘を上げ、右足拇指球で地面を蹴ることなく右足内踝を左足内踝にぶつける。
左足はスパイクの外側から入射する。
ストライドが立ち投げに等しく狭い。
ノーバウンドで三塁ベースに入った清宮の鎖骨の高さに送球する。
5回表、紅林がヘッドを残して右中間にゴロを打つ。
万波は、左手小指基節骨で打球を叩く。
両腕前腕部を回外して両肘を畳みヘソの方にグラブを引く。
左腕前腕部を回内し、左手親指基節骨でグラブを叩き、右手親指基節骨でボールを叩くが右肘が上がらず、右腕前腕部を回外し、再度、右手親指基節骨でボールを叩く。
右腕前腕部を回外してセットを解く。
右腕前腕部を回内した後、右腕前腕部が右股関節の内側に収まる。
右腕前腕部を回外してから再度右肘を上げる。
右手首、右肘が右肩の高さに達した後の両腕のラインがスタンダードWになる。
右足内踝を左足内踝にぶつけ、左足のスパイクの外側から入射する。
ストライドが立ち投げのレベルで狭い。
右打席の内側のライン上で左膝を付いた捕手マルティネスの左鎖骨の高さで三塁線と右打席のマウンド寄りのラインが交わるポイントをノーバウウンド通過させる。
マルティネスは、フォアハンドシングルで送球に触れ、左手親指の爪の裏と人差し指の爪の裏でボールをつまむ。
ヘッドスライディングしてきた二塁走者宗の左腕上腕部にタッグする。
総合
資本は、走るのが速くない選手にも、成功失敗に関係なく帰塁せずに本塁に向かって走った数と先頭の走者をアシストした数に応じ、付与する名目は報奨金でも栄養費でも構わないからカネを支給しろ!!
守備走塁の改善手段としては、ライナーバックの失敗、走塁死、牽制死、走者の進行方向に送球した結果のフィルダースチョイスを懲罰の対象としないことである。
脚注
用語の意味に関しては下記記事参照