Last Updated on 2023年5月25日 by wpmaster
日本ハム対ソフトバンク10回戦
先発は、上沢直之と和田毅
上沢は、7回2失点と試合を作るが、日本ハムは、1-2で敗れました。
ハンスンのソロ本塁打以外に誰も出塁できなかったわけではありません。
ハンスンの本塁打以外、2本にヒットしか打てなかったことをもって諦めてしまうのでは、負け犬すぎです。
走者が複数出塁した後の打者走者の走塁
一塁ベースを蹴る前の段階では、一塁にセーフになるかどうかは実体のない観念です。
後続の走者である打者走者は、一二塁のケースでは、フェアゾーンをオーバーランして二塁走者の犠牲になる。
3回無死一二塁、ハンスンはニゴロを打つ。
一塁走者の江越は、二次リードを取るが、ハーフウェイよりも遥かに一塁寄りである。
江越は、キャッシュオンデリヴァリーのスライディングをする。フォースドアウトになる。
打者走者のハンスンは、ファウルゾーンをオーバーランする。
走者が一人出塁した後の走塁
無死又は一死一塁、一塁走者は、二塁ベースとの距離を詰めてからスタート&ドリルスライディングをし、併殺を崩さなければならない。
9回裏無死一塁、松本剛は、投球に差されて地を這う遊ゴロを打つ。
矢澤は、二次リードを取っているが、ハーフウェイより遥かに一塁寄りである。
今宮は、二塁ベースの後ろ、右中間の芝とアンツーカーの交わるところで右膝を屈曲して地面に着け、左膝も屈曲する。両腕の前腕部を回外して両手で捕球する。
今宮は、二塁に入った三森にバックハンドトスをする。
三森は、二塁ベースに腹側、一塁ベースに背側を向けて捕球する。
打者走者の松本剛は、ファウルゾーンをオーバーランしている。
矢澤は二塁にスライディングをするがキャッシュオンデリヴァリー
二塁手の一塁送球を妨害できていない。
走るのが速くない走者を進塁させる手段としては、次の2つがある。
①一塁走者は、二次リードを進め、二塁ベースとの距離を詰める
投手が打者に対し、リリースした後又は捕手が二塁に送球した後、スタートを切る(ディレードスチール)
②一塁走者は、ラインの内側に入って一次リードを取る。
投手がセットを解く前又はセットを解いた後、セットを解く前にニーアップする投手は、タップした後にスタートを切る
ヒッティングエンドラン、バントエンドラン、バスターエンドランをかけてアシストする
5回裏無死一塁、投手は、左投手の和田、打者上川畑、一塁走者清水優心
三塁手の栗原だけがアンツーカーと芝の境目のところまで前進して守備に就く。
上川畑は、ヒッティングの構えを経ずに、ゆっくりとバントの構えを始めていく。
甲斐がピッチドアウトのサインを出す。
清水は、ラインの内側に入って一次リードを取る。
和田がセットを解き、右足股関節を外旋して右膝を伸展した後に、清水はスタートを切る。
上川畑は、左手首を背屈してバントのセットアップを完了する。
上川畑はジャンプしてアウトハイの投球を三塁線にバントする。
栗原がチャージをかけ、和田が三塁に向かう。
清水は、二塁ベースをオーバーランする。
清水優心のボーンヘッド
更に左股関節を外旋、右股関節を内旋し、左足で三塁ベースを蹴り、三塁ベースをオーバーランする。
5回裏一死二塁、二塁走者清水優心、打者江越
三塁手の栗原は、二三塁間を結ぶラインの前、すなわち、二塁走者の前に守る。
江越は、差されて地を這う三ゴロを打つ。
栗原は、両足の間を空けて両手で捕球する。
栗原は、三塁ベースを踏まず、右肘を上げ、左肩を一塁に向けるた後、清水優心は、二塁に帰塁してしまう。
アナウンサーも「これでは二塁走者は動けません」とアホなことを抜かしている。