カブスファンなら聴いておきたいシカゴソウル20選

Last Updated on 2022年4月22日 by wpmaster

シカゴカブスと経済関係上及び法律関係上契約した鈴木誠也に関し、メディアが伝えたと契約の詳細は、下記のとおりですが、必ずしも、支給された商品に現実に付された価値は一致するものではありません。

  • 契約総額 8,500万ドル(約97億ドル8,000万円)
  • 広島東洋カープへのポスティング料 1,462万5,000ドル(約16億8,000万円)
  • 契約ボーナス 500万ドル(約5億7,500万ドル)
  • 附帯条項 全球団へのトレード拒否権

今季のMLBは3月31日に開幕することとなっていましたが、選手の最低年俸、調停件取得前の選手へ向けた報酬のボーナスプール金額、球団に課されるぜいたく税の基準額を含め、新労使協定の条件面で資本と選手側が真っ向から対立。昨年12月1日から球団オーナー側が選手の施設利用を制限するロックアウトに突入していましたが、3月10日に解除されました。

私は、「カープに復帰してメジャーで学んだことを活かしてほしい」と言う、他人の失敗を願うカープファンのことが大嫌いでした。

労使交渉が難航し、長期化したことに乗じ、「もしかしたら鈴木誠也がカープに残留してプレーしてくれるのではないかと期待していた」という一部と思いたいカープファンの肥を聞いて、私は、益々、カープファンが嫌いになりました。

松田元、佐々岡を始め現場の指揮官は、守備走塁ができない、長打が打てないドアスイングのベテランをいつまで経ってもスタメンに並べ続け、選手は、単打と四球でつながないと点が取れない各駅停車の野球をしています。マーティーブラウンといいとこ勝負の無策ぶりです。すなわち、野球をやれていません。数少ないホームラン打者である小園と上本を申告四球で歩かせれば、コンスタントに出場させている残りのマンバーは得点圏でコツコツ一点ずつしか還せないアヘ単しかいないのに、15打席で一回の割合で一打で、打者走者を含め、走者を一掃できる打者がスタメンに3人以上いる巨人と同じワッショイベースボールをさせているのです。エース同士、準エース同士との対戦ではロースコアの僅差で競り負け、タフでない先発同士が対戦すれば、大差で負ける。アナウンサーは、「上手く合わせましたね」「何とかバットに当てました。生活感を感じます」「逆らわずに打ちましたね」「リストを使って追っ付て運びましたね」と褒めます。カープファンもそれを疑いません。しかし、これら全部ドアスイングですから、野球をやってた人間にとっては恥ですから!。投球に逆らって差される方が数段益しです。資本、監督、コーチの全て、一部の例外を除いた選手の全く進歩のない現状を私は、恥ずかしく思います。人権屋をCanned Heatさせるだけの批判をするだけで、スタメン案、作戦面に関し、佐々岡、朝山、河田、東出と何ら変わることのない対案しか出せないカープファンを恥ずかしく思います。彼には、カープに在籍していたことなど即刻且つ永久に忘れてもらってくれて構いません。

Cod Fish(鱈)の水槽に入れられたCatfish(鯰)になれ!

フィジカルが強くない彼が、試合数がNPBよりも多く、移動距離が日本の比ではないメジャーリーグのレギュラーシーズンにおいて、労働力を再生産し試合に続けるのは、容易いことではありません。
しかし、彼には、それを乗り越えて技術面で誰にも到達できない域のパーフェクトインサイドアウトスイングを創り上げ、全世界の子供たちに憧れられる選手になっていくことを望みます。彼ならできます。そして、メジャーリーグの球団で引退することを望みます。

鈴木誠也が契約したカブスの本拠地Wrigley Fieldが所在するシカゴには、古くから、全米から、教会、ストリートコーナーで技術を磨いてきたミュージシャンが集まり、メンフィス、デトロイト、ニューオリンズのミュージッシャンと共に、ブルース、R&B、ソウルを発展させてきました。今回は、鈴木誠也個人のファンで鈴木誠也がカブスと契約したことに伴い、新たにカブスファンとなった方が聴いておきたい曲を選出しました。ここで紹介するアーティストの他にも、Jerry Butler,Billy Butler,Curtis Mayfield,Major Lance,Otis Clay,Cicero Blake,Lee Shot Williams・・・シカゴソウルのアーティストが沢山います。これから紹介する作品を紹介しただけでは、未だシカゴソウルの入り口すら通過していません。

McKinly Mitchell/I Think You’re that Girl

ミシシッピ出身で、1959年にゴスペルからR&Bに転向。主に、1960年代にシカゴで活動。1970年代、80年代もディープソウルの作品をリリースする。

Tyrone Davis/I’ll Be Right Here

Tyron DavisのDakarレーベルでの7枚目のシングル曲

収録アルバム:Turn Back the Hands of Time(Dakar SD-9027)

Billy Stewart/Sittin’ in the Park

1950年代は、後に、Atlanticレーベルでヒットを連発するDon Conayとthe Rainbowsで、Moonglows出身でモータウンの代表的アーティストの一人となるMarvin Gayeとthe MarqueesでDoo-wopを歌っていたBilly StewarrtがChessレーベルよりリリースしたナムバー

収録アルバム: I Do Love You(Chess 1496)

Gene Chandler/Nothing Can Stop Me

1957年Dukaysを結成し、後にソロとなるシカゴ生まれのソウルシンガーGene Chandlerが1965年Conselllationレーベルからリリースしたナムバー

Windy City / Just for You

1969年に結成されたシカゴのソウルグループが1980年にKelli-artsレーベルからリリースした作品

Five Du-Tones/Shake a Tail Feather

映画ブルースブラザーズの中でRay Charlesがカヴァーしていた曲のオリジナル。今回紹介した曲の中では、唯一、誰でも知っている曲。メンバーの一人であるFrank McCurryは、後にFunk BandのSouth Shore Commissionに加入。

Little Milton/Friend of Mine

Little MiltonがGladesレーベルからリリースしたソウルナムバー

収録アルバム:Friend of Mine(Glades 7508)

Ted Taylor/Can’t Take No More

1950年代Doo-wopグループ/R&BグループCadetsのメムバーとして歌っていたTed Tayor。シカゴを拠点に活動するCarl Davisが手掛けたブルーズンソウルナムバー。1962年Okehレーベルよりリリース。

the Chi-Lites/A Lonely Man

the Chi-litesは、1960年前後に、Doo-wopグループChanteurs、Desiderosのメムバーが集結して結成されたシカゴを拠点に活動するソウルグループ。

収録アルバム:Lonely Man(Brunswick 754179)

Maurice & Mac/Lay It on Me

共に、1960年代前半にシカゴで活動していたthe Radiantsのメムバーであったソウルデュオ

Chicago Gangsters/Gangster Boogie

Chris,James,LeRoy,SamのMcCants兄弟を中心とするソウルグループのFunk Number

収録アルバム: I Choose You(Gold Plate 1012)

the Marvelows/A Friend

1965年、ABCレーベルからリリースされたDoo-Wopナムバー

収録アルバム : the Mighty Marvelows(ABC 643)

Artistics/I’m Gonna Miss You

1958年にMarvin Smithが結成したFour El Dradosをその前身とするシカゴのグループ

収録アルバム : I Gonna Miss You(Brunswick BL-754123)

Syl Johnson/I’ll Take Those Skinny Legs

1950年代後半から後述のJunior Wells、Magic Samと共にシカゴで活動するSyl Johnsonが1960年代後半Twinightレーベルからリリースしたナムバー。Joe TexのSkinny Legs and AllのAnswer Song。娘のSyleena Johnsonも2001年Twinight レーベルからデビューしている。

収録アルバム : Dresses Too Short(LPS -1001)

The Dells/Sweeter as the Days Go by

1956年に結成された古くからシカゴで活動するデルズのスローバラードナムバー

収録アルバム : the Mighty Mighty Dells(Cadet AC-60030)

Andrew Tibbs/Stone Hearted Woman

1940年代後半Chessレーベル創世記から在籍するAndrew TibbsがシカゴのOne-Ferful系列のMPacレーベルからリリースしたブルーズンソウルナムバー

Junior Wells/Junior’s Groove

1950年代Muddy WatersのバンドでプレイしていたJunior WellsのBlue Rock録音のFunk Number

収録アルバム : You’re Tuff Enough(Mercury 314 558 551-2)

Jimmy Jones/Yesterday’s Mistake

Jimmy JonesがシカゴのTwinightレーベルからリリースしたソウルナムバー

Magic Sam/That’s All I Need

Magic SamのDelmarkレーベル時代のシカゴソウルナムバー

収録アルバム : West Side Soul(Delmark 615)

Nolan Struck/To Many Irons in the Fire
https://youtube.com/watch?v=eeW668g2Ejw

One-Derfulレーベルで活動していたベーシストがSyl Johonsonのレーベルから1968年前後にリリースしたFunk Number

[追記]

5番右翼で先発出場した鈴木誠也は、第一打席(メジャー通算10打席目)、ブルワーズの右投手のペラルタと対戦、カウント3-1から左翼席に3ランを放った。球種は、人差し指と中指をくっ付けて投じたパワーカーブであろう。
鈴木誠也は、メジャーと契約してからも、右手人差し指第二関節を曲げ、右手人差し指の付け根から上を浮かせ、右手中指基節骨、親指基節骨でグリップを握る。右手親指の基節骨の上の関節から指先までは外側に反らせている。左手の人差し指は第二関節を曲げ、小指はグリップエンドに引っ掛けている。セットアップ後、投手がセットアップのときに右手小指基節骨の下の関節を内旋してゆったりと右肘をヒッチする。
鈴木誠也は、右足のスパイクの内側、左足の小指球でエッジをかけてセットアップする。グリップは、右手中指基節骨、親指基節骨で握る。右手人差し指の付け根、親指の指先はグリップから離している。右手首を背屈してヘッドを45度にして担ぎ、広島時代ほど、ヘッドを投手方向に向けない。投手がセットを解いてから右肘をヒッチし、左足小指球で地面を蹴る。右手親指基節骨でグリップを叩く。ヘッドが投手の方に向く。フライングエルボーをする。右肘がヘッドの外側に張り出す。骨盤の左右を結ぶラインと前肩後肩を結ぶラインを平行に、クローズドスタンスさせるニュートラルポジションになる。即ち、前肩がホームベースに覆い被さらない。右股関節が内旋する。左足は、足首を底屈し、スパイクの外側から入射する。右肘をヒッチしてヘッドステイバックする。ヘッドがしなる。右肘のアクセレーション期に右股関節が外旋している。右手小指の基節骨を投球の軌道に入れる。左足首が背屈し、左股関節が戻る(内旋する)。右手親指のしなりを解くとヘッドが立っていく。右手親指基節骨でグリップを叩くと、両肘が屈曲し、両腕前腕部屈筋の緩み具合も尋常ではない。バナナカーブがほぼ垂直にできる。左足首を底屈し、左足小指球、左足スパイク外側の順で入射していく。両足内踝、両股関節をぶつけると右股関節が屈曲する。左投手が投じた真ん中高めのカッター146km/hを、フォロースルーで右股関節を限界まで剥がしてヘッドを擦り下す。右手小指基節骨でグリップをカチ上げる。右足スパイクの内側でエッジをかけて限界まで右股関節を剥がす。左足首が背屈し、左足踵を回転軸にフォロースルーを行う。一部始終、頸反射している。ドーム球場であれば、屋根の最も高いところに到達するであろう角度で上がった打球は、右翼席に入る2号本塁打となった。

更に、鈴木誠也は、左投手が投じたアウトハイ(右打者のインハイ)のカッター149km/hをスイング
投手がセットを解いてから鈴木誠也は、右手小指の関節を内旋して右肘をヒッチ、右手親指基節骨でグリップを叩いてフライングエルボー、右肘をヒッチしてヘッドステイバック、後ろの股関節を剥がす。右手親指のしなりを解く、右股関節を内旋させる。フォロースルーで投球の軌道の最も投手寄りの部分に右手小指基節骨が入る。右手小指基節骨を縦に擦り下す。カチ上げない。ドーム球場であれば、屋根の最も高い部分に届くであろう角度で打球が上がる。右手親指のしなりを解いたポイントはインハイの高さは、ストライクゾーンコーナーからボール1/4個分はみ出てたベルトと胸元の間、コースは、ホームベースの内側のラインからボール3個分背骨寄りである。鈴木誠也が日米でこれまで打った本塁打の中でヘッドの加速距離は最長だろう。2打席連続の3号本塁打となった

「カブスファンなら聴いておきたいシカゴソウル20選」への4件のフィードバック

  1. お久しぶりです。
    貴方の、持論に完全同意致します。
    パーフェクトドアスイングの松山の4番なんて、愚の骨頂。

    これからも、お体ご自愛され、鋭い考察楽しみにしております。

  2. テリーファンクjrさん

    コメント有難うございます。弊サイトでは、ドアスイングではない者を集めて打線を提案しましたが(坂倉、中村奨成は、未だ、ドアスイングになることがあるので、完全に土台が固まったわけではありませんが)、現実に採用され得るスターティングメンバーは、松山だけでなく、菊池涼介、會澤、西川、田中広輔という三連覇のとき主力メンバーは全員ドアスイング、プロでは新人ではあるけれども、野球そのものはベテランであると評価され得る末包もドアスイングです。菊池涼介、堂林は、ドアスイングでもプロの平均レベルで守備(堂林は一塁守備に限る)走塁はできるので使い途がありますが、朝山、河田、東出が協議し、佐々岡が追認する打線では、単打、四球でつなぐ野球しかできません。

  3. こんにちは。初めてコメントします。
    「シカゴソウル20選」なかなかの選曲に唸りました。
    当方,アナログ盤でほぼ所有しております。
    シカゴソウルという括りは難しいですね。
    エタジェイムスほかチェスのソウル歌手を選びたくなるところを,マジック・サムの名盤ウエストサイドソウルをチョイスするなんてシビレました。
    カブスじゃなくて,フィリーズに行ってくれれば甘い甘いフィラデルフィア・ソウル特集ができましたね。

  4. AP2さん
    コメント有難うございます。
    確かに、エタジェイムズは、Stop the wedding ,Looses Weeper,Feeling Uneasyを始め、いい曲が多いのですが、チェスレーベルからは、ビリースチュワートを選んだので、他のレーベルの作品も知ってもらいたいということもあって、別のアーティストの作品を選びました。
    フィリーソウルとなると、keneeth Gamble,Leon Huffの関係した作品、マイナーなところだと、エディパーカー、kenny Hamberその他、曲目を絞るのが相当難しいでしょう。

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