Last Updated on 2021年8月15日 by wpmaster
広島の選手は、チビ、デブ、ハゲの何れにも当てはまる、人生=彼女いない歴の童貞野郎。ちょっと親切にされただけで、自分に気があると勘違いする。期待する。カープファンもそれは同じである。私は、広島の選手が勝った次の試合も同じ動きをしてくれることなど期待しない。
野球の基礎は、投手を中心とした守りである
今回、対戦した二保と広島の選手が一軍の試合で対戦するのは、三シーズン振りである。
ソフトバンクにいたときの二保は、大瀬良、九里と同じく、右肘からつまみ上げてトップポジションに入ってきていた。
阪神に来てからの二保は、セットアップを解いてからは、完全なアーム式ではないが、投球肘の角度は、緩く曲げる程度、広島で言うと、玉村と同程度曲げる。ボールは、右手中指の基節骨で握っているが、トップハンドの基節骨でボールを叩く加速距離は十分ではないが、投球肘からではなく、右腕前腕部からつまみ上げ、続いて右肘をつまみ上げる。ソフトバンクにいたときは、トップポジションに入る過程で、右肘の角度は、インサイドであったのが、アウトサイド(専門用語で言うところのスタンダードW)の過程が加わった。山本由伸、九里、大瀬良に比べるとテイクバックは大きいが、戸郷、中村祐太、遠藤ほどテイクバックは大きくはない。トップポジションを経過した段階で、左足はスパイクの内側で接地しており、前の股関節が外旋していない、故にほぼオーバーハンドから投げ下せており、上っ面の成績ほど、打ち易い投手とまでは言えない。
一方、九里は、投球数を積み重ねる毎に、大瀬良同様、右腕上腕部が溺れる投げ方になっている。低目に投げれば、人差し指の付け根でボールを押し込んでしまうからシュート回転が増す。監督、コーチ、内野手がマウンドに集まって間を取っても何の役にも立たない。九里が労働力の再生産を反復できる期間は、長くはないと推定できるので、広島の資本、監督、コーチ、各選手は、新たに、先発投手を作っていかなければならない。
九里の二塁送球は、小園が二塁ベースから両足を離して捕球を優先し、左足で二塁ベースを蹴っても、一塁走者は刺せないだろう。投手は、フィジカル面が優れないときこそ、フィールディングはミスなくこなさないといけない。
先発投手がここまで大量点を取られると、相手投手は、打者である投手を四球で歩かせることができる。足の遅い走者を歩かせたり、足の遅い打者にシングル安打を打たせて出塁させることができる。塁上の投手はギアを上げて走れない。走路が外側に膨らむ。エンドランがかけられない。次の打者が出塁しても、前が詰まっているから、次の打者走者は機動力が駆使できない。投手、足の遅い走者が一塁にいる走者一塁のケースの場合であると、一二塁間にゴロを打っても、二塁封殺で、打者走者が一塁に残る。進塁打にならない。スモールベースボールは役に立たず、打って返していくしかない。野球の基礎は、投手を中心にした守りである。
対戦回数の投手に対して振れる=地力が高い
対戦回数の少ない選手に対しては、スウェイして人差し指の付け根で合せる、カットするで、球数を投げさせるでは、いつまで経っても投球を捕まえ、振り抜くことができない。具体的に言うと、後ろ肩関節が残らないから、際どいコースの投球が振れない、アウトローのワンバウンドにヘッドが止まらない。球筋を感受し、合せた、カットして得たデータの量を言葉で他の選手に伝えても、インサイドアウトでフルスイングできるクリーンアップの選手には、まるで役に立たない情報である。これは、トラックマンを稼動させることによって得たデータを増やしても打てるようにならないのと同じことである。後ろに倒れてマン振りしてファウルを連発、空振り三振するか後ろに倒れてポップフライを上げてベンチに帰ってくる方が投手にダメージを与えることができる。後続の打者に、ずっと役に立つ。
安打が打てないときに、四球で出塁する最も近道は、インサイドアウトでマン振りできるようになることである。
対戦した回数の少ない投手に対しては、緩い変化球に応じてトップハンドの肘をヒッチして後に倒れることである。それにより、前足が踏み込まなくなる。加速距離が長くなる。加速距離が長い=大振りではないのである。最初は、空振りが多いが、ファウルを積み重ねれば重ねるほど、ヘッドステイバックの角度とトップハンドの中指、小指の軌道が平行に巻き付くようになり、ヘッドが投球の軌道に擦れて投球の軌道の下に入るようになる。空振りが減る。後ろ肩関節が残るから、際どいコースの投球が振れる。アウトローのボール球にヘッドが止まる。トータルで、人差し指の付け根で合せる選手よりも三振が減る。これができるほど、その選手の地力、底力を産み出せ、高い水準に到達しつつあるという価値が付けられるのである。ホームラン競争のメリットは、インサイドアウトの水準が完成に近付くことである。これがインサイドアウトの水準が完成に近付きつつある投手に抑えられて、0-0のスコアの試合がソロ本塁打一本で決まることの根拠である。安打が打てないときに、四球で出塁する最も近道は、インサイドアウトでマン振りできるようになることである。