14/06/2020広島2-3西武,野球の基礎ができていませんな

Last Updated on 2021年6月15日 by wpmaster

カープファンは、選手個々のレベルは高いのに、勝てないのは、佐々岡の采配が悪いとするが、一握りの選手を除き選手のレベルが低いのだ。カープファンははき違えている。佐々岡の采配は、解説の野村謙二郎よりずっと益しである。更迭しなければならないのは、佐々岡ではなく河田と朝山である。カープファンは、新井貴浩と黒田博樹を待望するが、私はこの2人の技術論を買っていない。

守備面

藪田は、骨盤の回転がトップを入れ替えるのよりも先行する。人差し指の付け根がボールの上っ面に被さる。直近3シーズンの藪田の平均的な出来である。
コルニエルはテイクバックが大きい。左足首の背屈はできているが、右腕肩関節の裏から右腕上腕部が凹む。森浦、コルニエルも、リリースの瞬間、人差し指の付け根がボールの上に被さる。森浦は、左肘をつまみ上げる前に左肩関節が背中の方に動くことがある。
磯村は、左肘を伸ばし、背骨の左側で捕球をする。捕球の基礎がまるでできていない。
西川の守備範囲が狭いから、小園が深く追わざるを得ない。
坂倉は、左足を軸に右手でバントを捕球するが、右肘をつまみ上げたときに右足がインエッジでストライドが広がる。
羽月は、左手がトップポジションに入ったときに左足がインエッジ、ストライドが広がる。左手を伸ばし、左肩の外側にグラブを出して落球する。
渡邉勇太朗は、遠藤ほどではないが、テイクバックが大きい。インバートw、左膝の壁が崩れる。オールドファンが好む投手だね。

攻撃面

林は、得点打を打った打席も含め、トップポジションの過程で右肩関節が背骨の方に入るだけでなく、右肘も突っ張って背骨の方に入る。左肘がヘッドの外側に張り出さない。
磯村の打席で中村奨成又は堂林を代打に送らなかったのかという批判があるが、磯村と同じく、中村奨成、堂林もトップポジションの過程で左肩関節が背骨の方に入る。結果は同じである。
四球で出塁した羽月の後に、私であれば、いかなるケースであっても小園にはバントをさせない。小園にバントをさせたのは、愚の骨頂。小園はヘッドアップさせて打球を殺してバントを成功させたが、佐々岡、河田、朝山と小園は契約しているわけではないのだから、こんなサインはシカトしろ。右翼席に2ラン本塁打を打てば、コイツらはぐうの音も出ない。

NPB初登板バードのピッチング

バードは、左腕前腕部を回外し、左手人差指の付け根下の盛り上がったところと中指の付け根でボールを握る。左足外踝よりわずかに前にウェイトをかけ、右足スパイクの外側で地面を蹴り、セットアップを解く。左足踵をヒールアップしてから右膝を骨盤より高く上げ、右膝を落とすと左足が踵体重になる。左肘を逆Lにしてから左肘をつまみ上げる。コッキングの角度は、インバートWである。左足踵が浮き、左足小指球で地面を後ろに蹴ってしまっている。右肩関節が開いてから左腕上腕部を外旋するので、両肩甲骨がぶつからない。リリースの瞬間、右膝の屈曲は深くはないものの、右膝が突っ張らない。左腕前腕部の回外(フォロースルー期)に右膝を使ったブロッキングをする。または、リリースの瞬間に右膝の壁が外側に崩れる。実力はスコットレベル。サイド寄りのスリークォーターは打ちにくいとのたまうことは、ドアスイングの打者は投手が打ち取りにくいとコメントするぐらい恥ずかしい。ネバラスカスよりもバードの方が使えるとのコメントは野球を知らなさすぎである。僅差の場面のリリーフでは使えない。NPBの歴代監督は、サイドハンド寄りのスリークォーターをリリーフに使うが、試合終盤を軽視している。バードは、この1試合だけで見切って構わない。