Last Updated on 2021年4月17日 by wpmaster
三試合連続完封負けの広島は、先発ローテーション投手の大瀬良が右腓腹筋挫傷で登録抹消、大瀬良に代わって先発するのが遠藤、一方の中日の先発は、広島打線が昨季初対戦のときは、鈴木誠也のソロのみしか打てなかった左投手の松葉
菊池涼介がプロ初本塁打
初回、菊池涼介の先頭打者本塁打で広島が先制。「一番打者に求められるのは、本塁打ではない、本塁打を打ったら罰金」という肥もありますが、カットで粘る打者、クサイボールを振れない打者、当てて逃げる打者に投手は、四球なんて与えません。一番打者は、20本塁打前後打てないと四球を取れません。
菊池涼介は、プロ通算100号本塁打
プロ初安打中村奨成のバッティング
この試合は、中村奨成が2番左翼でプロ初先発。
中村奨成は、トップを入れ替えた状態(右肘前腕部を回外)でヘッドを投手方向に向けてセットアップ。バットは、右手中指の付け根、薬指、小指の付け根で握っています。トップを入れ替えた状態でトップハンドの肘をヒッチします。左足踵、右足拇指球の順で地面を蹴ります(二段ステップ、すり足に近い)。左足首が背屈しますが右足に回転軸ができます。左肘が背骨の方に入ります。トップハンドの肘をヒッチしたとき、左腕前腕部を回内します。左肘が伸びて左手の親指と人差し指を結ぶラインでトップハンドの手首を押し込みます。トップポジョションに入ったとき、左肘前腕部を回外します。トップポジション(左足親指は底屈)右肘のヘッドの外側の張り出しが弱く、引手で投球の軌道を引き付けています。右肘の張り出しが弱いのは、右腕上腕部の筋肉トレーニングが足りないからではなく、左手で右肘のヒッチを止めているので、右手親指の基節骨が加速しないからです。トップポジションにおいては、ヘッドは立ちますが、左肘を抜いてからトップを入れ替えるのでヘッドが寝ます。左膝でブロッキングしてヘッドステイバック、右手序指を加速させます。一言で収束するとドアスイングで、インパクトの瞬間、頭がヘッドの方向と逆を向いています。第一打席は、松葉が投じたインロー(右打者のアウトロー)のチェンジアップを空振り三振。第三打席では、鈴木博志の投じたインハイのフォーシームに、ヘッドをボールの外側に引っ掛けて左翼線に二塁打を打ちます。これがプロ初安打となりました。