Last Updated on 2021年4月25日 by wpmaster
高橋昂也がアーム式の投げ方になったってのは、前回書いた。確かに、アーム式になっても、背骨と左腕の交わり、コッキングの角度、左肘、リリースのポジションの高さなんかは、オーバーハンドのままを維持していた。アーム式によってフルに左腕前腕部を回内する回数を3回から2回にして側副靭帯の負荷を軽減したけれども、関節唇とか左腕上腕部のローテカフとか他の部分を故障する。側副靭帯が完全に治っていなかった、他の部分の損耗が進むので、前者は期待していなかったけど、セットアップのときにトップハンドの親指、中指のしなりと、親指基節骨、中指、小指第二関節の加速、トップハンドの親指のしなりと基節骨の加速によって、左肘を上げることを試みているけど上がるのが4球に1球のペース
投手としての余命が短いことには、ブルーになったね。
日付というのは、ロスチャイルドの代理人が、奴隷にタダ働きをさせ、労働、休息に合わせて機械を稼動させ、又は稼動させたことにして労働のスパン、休息の期間、エサ代に価値を付けたものである。何試合ぶりといった方が実体に則している。
左肘関節内側側副靱帯再建術、尺骨神経剥離術から復帰後初勝利を上げた高橋昂也
高橋昂也は、記録員によって勝利は付けられたけど、俺の知っている高橋昂也からすると、喜べる内容ではなかった思う。
左肘前腕部を回内すると、右腕前腕部は回外し、右肘が下がるのであるけれども、アーム式にしたが故に、右腕前腕部の回外が遅れる。右足の親指と共に右肩が加速する。後ろ肩が残らない。左手親指のしなりが解ける。右腕前腕部を回内し直して右肩の加速にブレーキをかける。両肩がM字になる。右腕前腕部を回外するか右肩を開かないと(前者の方が益し)トップが入れ替えられない。
側副靭帯の損傷ということで、以前から特別、最大外旋位(トップを入れ替えた後の左肘前腕部のレイバック)は大きくなかったけど、最大外旋位が、手術前より少し小さくなった。フォロースルー(左腕前腕部の回外)での左腕前腕部のしなりが少し小さくなった。ボールの上を左手人差し指が被さり、ボールを引っ掛けている。ホップ回転が小さくなり失速が早くなる。現役選手の言う自称フォーシームのカットボールではなく、評論家の言うカットボールの投げ方に近くなっている。
初回の坂本への投球は、投球が中に入ったと解説は言うが、背骨に近く簡単なコース、高さのボールでない。御用メディアの解説者が絶賛宣伝してきた「左肘を抜いて振る坂本の内角打ち」を、当方は、これまで、「それこそがドアスイングそのものである」として価値を低くしてきた。今回、坂本は、2回目のヘッドステイバックを大きくしてトップハンドの小指の加速距離を長くしてバックスクリーンに本塁打した。この打ち方がインコースの打ち方の正解である。言い換えれば、高橋昂也の左肩が残っていなかった分、坂本に2回目のヘッドステイバックをする間を与えたとも言えるのである。