Last Updated on 2024年6月26日 by wpmaster
スアレスドロー?何じゃそりゃ?スアレスのカットボールを打って打球にドロー回転がかかってファウルになったのか?ところで、スアレスって未だ、阪神にいたよな。なんだスコアレスドローじゃねえかよ。どいつもこいつもバカなくせに横文字なんか使うんじゃねえよ。どんだけ、ユダヤ人にコンプがあんだよ。
何が「トップハンドトルク」だよ。「押し手主導」でいいじゃねえかよ。
さて、今回のテーマは、走者一三塁におけるケース打撃です。
Contents
走者一三塁における守備体系
走者一三塁のケースでは、走者は詰まっていません。一塁走者は、進塁義務が生じますが、三塁走者には、進塁義務が生じません。二塁送球の場合には、フォースドプレイですが、本塁送球の場合には、タッグプレーになります。
前進守備シフト
相手チームの投手がタフな場合、自分のチームの打線が弱いチームの選手は、前進守備を採り、本塁送球を優先します。前進守備の採用は、私見ではなく、前進守備をした選手が累積し、金貸しの御用聞きがセオリー、通説というレッテルを貼ったものである。筆者は、これまでこの通説を論破してきたところである。
一塁手は、一塁ベースに入り、牽制球に備えます。投手が打者に投球した瞬間に、一二塁間を結ぶラインまで出てきます。一塁走者の前に出ます。
二塁手は、一二塁間を結ぶラインまで前進してきます。投手が打者に投球した後は、捕手の二塁送球をカバーします。
遊撃手は、二三塁間を結ぶラインまで前進してきます。投手が打者に投球した後は、捕手の二塁送球に備えます。
三塁手は、三塁ベースに入り、三塁送球に備えます。投手が打者に投球した後は、二三塁間を結ぶラインまで前進します。
中間守備シフト
上記以外の主に無死及び一死の場合には、中間守備を採り、相手に一点を与えてアウトカウントを増やします。中間守備は、走者が三塁走者の場合のみにも使用されます。
投ゴロに対し、投手は、二塁に送球します。カウント3-2の場合には、一塁走者は、投手が投球肘か前膝のレッグアップのいずれか早い動作を採ったときにスタートを切ります。相手チームは前進守備に切り替えてくる場合があります。
一塁手は、一塁ベースに入り、牽制球に備えます。左打者がヘッドをボールの外側に入れ、引っ掛けて打った場合、右打者がインサイドアウトスイングで打ったゴロに関しては二塁ベースに投げ、ボテボテのゴロは、本塁に送球します。
二塁手は、定位置より数歩前(二三塁間を結ぶラインよりは後ろ)に出て二塁ベース寄りに守ります。ダブルスチールを仕掛けてくる場合には、二塁ベースの前に入り、捕手からの送球をカットします。左打者がヘッドをボールの外側に入れ、引っ掛けて打った場合、右打者がインサイドアウトスイングで打ったゴロに関しては二塁ベースに投げ、ボテボテのゴロは、本塁に送球します。ボテボテのゴロの場合でも、二塁ベースに投げることもあります。
遊撃手は、やや二塁ベース寄りに守ります。左打者がヘッドをボールの外側に入れ、引っ掛けて打った場合、右打者がインサイドアウトスイングで打ったゴロに関しては二塁ベースに投げ、ボテボテのゴロは、本塁に送球します。ボテボテのゴロの場合でも、二塁ベースに投げることもあります。ダブルスチールを仕掛けてくる場合には、遊撃手が二塁ベースカバーに入ります。
三塁手は、三塁ベースに付き、牽制球に備えます。投手が打者に投球し始めたときに、三塁ベースより若干前に出てきます。左打者がヘッドをボールの外側に入れ、引っ掛けて打った場合、右打者がインサイドアウトスイングで打ったゴロに関しては二塁ベースに投げ、ボテボテのゴロは、本塁に送球します。
ダブルスチールを仕掛けてきた場合:ルーズベルトゲームで勝つチーム
ダブルスチールを仕掛けてくる場合には、二塁手が二塁ベースの前に入り、捕手からの送球をカットします。遊撃手が二塁ベースに入ると、三塁ベースに背を向けます。左足で二塁ベースを蹴るので、右足に軸ができません。グラブを持つ左手の小指が加速しません。トップポジションに入るのが遅れます。
投手は、しゃがんで捕手が二塁に送球するのを妨害しないようにします。三塁走者が本塁に突入してきたら二塁送球をカットします。
二塁手が前進守備を敷いていて二塁手が捕手からの送球をカットできない場合には、投手が捕手からの送球をカットします。
投手は、しゃがんで捕手が二塁に送球するのを妨害しないようにします。三塁走者が本塁に突入してきたら二塁送球をカットします。
一塁手は、一塁ベース付近にいて狭殺プレーに備えます。
二塁手は、投手の後方、二塁ベースの前方に入り、三塁走者が本塁に突入し始めたら捕手からの送球をカットして本塁に投げます。三塁走者が本塁方向にスタートを切らなければ、二塁送球をスルーします。二塁送球は遊撃手が受けます。
遊撃手は、捕手からの二塁送球にベースに入ります。
三塁手は、三塁ベースに入り、狭殺プレーに備えます。
左翼手は、三塁送球、三本間の狭殺プレーをバックアップします。
中堅手は、二塁送球のバックアップをします。
右翼手は、一塁ベース方向に走り、狭殺プレーに備えます。
一塁走者がディレードスチール
投手は、1,2塁間の狭殺プレー開始した場合は、1塁ベース裏に入る。
その後、三本塁間で狭殺プレーが開始した場合、本塁裏に移動。
捕手は、2塁に送球し3塁ランナーがスタートしたら、本塁送球させる。
一塁手からの送球を捕球後、三塁走者を3塁側にを追い込む。
一塁手は、遊撃手から送球捕球後に1塁ランナーをタッチできればタッチして本塁送球。
一塁走者をタッチする間がなければ、1塁ランナーをタッチせず、すぐに本塁送球する。
二塁手は、投手の後方、2塁ベースの前方に入り、3塁走者が本塁に向かってスタートを切ったら二塁送球をカットし、本塁に送球し、三本間のランダウンプレーが開始される。
三本間のランダウンプレーに移行したら、2塁ベースカバーに入る。
三塁手は、三塁ベースに入り、三本間の狭殺プレーに備える。
遊撃手は、捕手からの2塁送球に備えて2塁ベースに入る。
三本間の狭殺プレーになったら、3塁ベース裏に移動する。
左翼手は、三塁送球、三本間の狭殺プレーをバックアップする。
中堅手は、2塁送球のバックアップ向かう。
三本間の狭殺プレーに移行後、2塁ベースが空いていた場合は2塁ベースカバーをする。
右翼手は、一塁ベース方向に走り、一二塁間の狭殺プレーに備える。
走者一三塁における攻撃手段
[ダブルスチール]
下位打線や、踏み込んだところでスイングを開始する打者、ドアスイングの打者の場合では、ダブルスチールが用いられます。まず、1塁走者が二塁盗塁をし、捕手が2塁送球している間に3塁走者が本塁へ突入します。
捕手は、前肩が背骨の方に入り、前肩を開いてからボールの内側を捕球するとキャッチャーミットは流れます。投球を背骨の左側で受ける右投げの捕手は、トップポジションに入るのが遅れます。前肩が背骨の方に入るので、前肩を開いてから送球肘を送球肩関節の前に出します。インステップする捕手は、インステップを修正してからトップポジションに入ります。トップハンドのしなりが解け、トップハンドの小指が走りません。これらの捕手は、ダブルスチールを仕掛けられます。
二死の場合、ダブルスチールを仕掛けても、捕手は、三塁走者を本塁又は三塁でアウトにするということはせずに、二塁に送球してきます。
[ディレードスチール]
左投手は、三塁ベースに背を向けているので、左回りでも右回りでも180°ターンしないと三塁ベースに牽制が投げられない。
二塁手は、右投げであれば、スイングするのは左手、前足である右足を軸にしないと左手の小指が加速しない(左足を軸にすると右肩又は右肘が背骨の方に入る。右肩、右肘をどかしてからスイングするので、左の中指のしなりが解けて小指が加速しない)。右足で二塁ベースを蹴る。
右投げ、右打ちの二塁手は、定位置から二塁ベースへは、右足を軸に走る。捕手の送球を遊撃手が二塁ベースに入って背骨の左側で捕球すれば、トップポジションに入るのが遅れる。
一塁走者がディレードスチールを仕掛け、三塁走者は、二次リードを取り、捕手が投球肩をヒッチしたときに、左足踵で地面を前に蹴ってラインの内側に向かって本塁に走るという手段がある。
[フォースボーク]
また、投手は、プレートを外さずに軸足(前足)を一塁側に向けたら牽制球を実際に投げなければならない。三塁走者は、左投手が右膝を落とし始めたらスタートを切る。左投手に牽制をストップさせるというフォースボークという手段がある。
[打者と一塁走者のみエンドランをかける]
走者1,3塁で1塁走者がスタートをすると相手守備はダブルスチール対策のシフトを敷き三塁走者に本塁に還られないことを優先します。
このシフトを敷くと、二塁手は3塁走者の本塁突入に備えた捕手からの二塁送球のカットに向かい、遊撃手は2塁ベースに向かいます。よって、一二塁間および三遊間が大きく開きます。3塁走者が投手が前膝のレッグアップか投球肘のヒッチのいずれか早い方をしたときにスタートしてしまうと、遊撃、二塁手が2塁ベースに入ってくれなくなります。
三塁走者は、緩いゴロであれば、ゴロゴー、速いゴロであれば、抜けたらゴーを実施します。
打者は、トップを入れ替えてヘッドステイバックする。
プレトップポジションに入ったらトップハンドの上腕部でボールを引き付ける。前足首が底屈する。この段階では割れ(上半身と下半身の捻転差)はできない。
トップを入れ替えてヘッドステイバックする。ここで割れができる。どのコースの投球に関しても、ポイントは、背骨の前にする。ヘッドステイバックしているのでポイントが背骨の方に前になっている。実際には、ヘッドステイバックしなかった場合と同じ程度、ボールは捕手寄りまで入り込んできている。トップを入れ替えることによって、後ろの肩関節を残し、後ろの肩関節の前に後ろの胸部が来る。トップハンドの肘がトップハンドの手首の前に来る。ヘッドステイバックによって、前足首が背屈する。トップハンドの手首とボールの距離を長くしている。。それによって、トップハンドの中指、小指を加速させる(これがスイングの開始)間及びトップハンドの親指をしならせる間を作っている。故に、ヘッドの加速距離が長くなる。加速が増す。
トップハンドの小指を加速させると最前列にあったトップハンドの肘が更に前に出る。トップハンドの肘が出た後、後ろの股関節が前の股関節にぶつけっていく。トップハンドの親指でグリップを押し込んだ後、両股関節を剥がす。後ろ足の踵で地面を前に蹴る。このスイングは、後ろの股関節で割れを作っています。
一方、下記のスイングはどうだろう。
トップを入れ替えたとき、前足親指を前に踏み込んで前足首を底屈する。引手でボールを引き付ける。割れ(上半身と下半身の捻転差)ができる。すなわち、引手で割れを作っているのである。トップを入れ替えないからヘッドステイバックしない。前足は、踏み込んだ位置で前足首を底屈したまま着地するか、前足を背骨の方に引く。スイングの直前、前膝が屈曲し投手寄りの股関節が骨盤の前ではなく、骨盤の横に動く。前足首は背屈しない。そこから前肘をほどいてトップを入れ替えて前足首を背屈ヘッドステイバックする。ヘッドは立つが、ヘッドステイバックする間ができない。トップハンドの手首が伸びる。後ろの肩が残らない。手首の後ろに、肩関節、その後ろにトップハンドの肘が来る。トップハンドの手首とボールの軌道の距離が短くなる。トップハンドの中指、小指を加速させることができない。トップハンドの親指をしならせる間ができない。ヘッドの加速距離が短くなるか0になる。すなわち、スイングをしていない合せただけの打撃になる。
打撃でも守備でもボールの軌道を捕まえられないのは100%振り遅れである。右投げの野手がボテボテのゴロを背骨の右側で捕球できないのも左手小指の振り遅れである。打者がど真ん中の抜いた変化球を振れないのも振り遅れである。投手がインサイドアウトで腕を振ってファストボールを投げているからストライドが広がったままスイングを開始する。抜いた変化球を振り遅れる。カット打法でファウルを打っている打者、コーナーギリギリの投球の軌道を振れずに四球で出塁する打者、転がして走る打者がボテボテのゴロを打っても、右投げの野手は、背骨の左側で捕球しない。カット打法、フルスイングできずに四球を取る打者、転がして走る打者は、前足首を背屈してスイングしていないから真っ直ぐ走れない。
よって、右投げの内外野は、フォアハンドでも、バックハンドでも素手でも、背骨の右側で捕球できる。打者がインサイドアウトで振っているから、打者走者がヘッドステイバックしてインサイドアウトで走っているから、差されてバットが折れてボテボテのゴロになったとしても、右投げの内外野は、捕球においても、送球においても、トップを入れ替える間がなく、背骨の左側で捕球する。
トップハンドの親指のしなりが足りなくて親指の基節骨の加速距離が短いとトップハンドの小指のしなりが解けてジャイロ回転がかかる。また、ヘッドの稼動がグリップ寄りが起始になると、トップハンドの小指の加速は増すが、ファウルになる。投球においてアウトハイのボールゾーンに行くのと同じになる。
スライス回転(シュート回転)をかける必要はある。それは、両股関節を剥がすことによって産み出す。トップハンドの肘は投手寄りの股関節の前に出るのでスライス回転は抑えられる。いかにスライス回転を抑えるかが重要なのである。
ゴロを打つにしても、トップハンドの前腕部の回外(スイング期、フォロースルー期)のとき、トップハンドのしなりを大きくし、トップハンドの前腕部の回内のとき(トップ入れ替え前すなわちスイング直前期、インパクト期)には、トップハンドの小指のしなりを大きくする。フォロースルー期に、ヘッドでボールの外側(投手寄り)から捕手寄りにブチ抜かないと、ヘッドは加速しない。
右打者は、三遊間に打つ。左打者は、一二塁間に打つ。いずれもライナー、飛球の方が望ましい。
[二盗&三塁走者偽走:つなぐ野球のチームの場合]
一三塁のケースは、二塁送球がフォースドアウトで足りますから、併殺を取るのが難しくありません。走者二三塁にすれば、ワンヒットで2点取れます。
まず、1塁走者は、二塁に盗塁します。捕手が2塁送球すると同期して3塁走者はスタートを切るフリをします。
それにより、二塁手に二塁送球をカットさせて1塁ランナーは二盗に成功し、3塁ベースに帰塁することで、23塁の場面を作ります。
3塁送球に関しては、捕手が2塁に偽投して3塁走者を誘い出し、3塁に送球してくることがあります。
3塁走者は二塁に送球した瞬間にスタートを切るようにすることが重要です。
三塁走者は、偽走するだけですので、リードは三塁ベースに帰塁できる範囲に留めると説きます。
特に、右投げの二塁手が2塁送球を背骨の右側でボールの外側をカットして即3塁送球してくれば、三塁走者は、タッグアウトになります
[セーフティバントエンドラン]
セーフティバントエンドランは、一塁走者は、投手が前膝のレッグアップか投球肘のヒッチのいずれか早い方を行ったときに、スタートを切ります。打者は、ヒッティングの構えから、投球の軌道がストライクゾーン内であれば、一塁側にバントをします。一塁側に転がった段階で、三塁走者はスタートを切ります。
セーフティースクイズであれば、1塁走者はスタートを切らないので、二塁手は1塁ベースカバーに走りますが、1塁ランナーがスタートを切ることにより、二塁手は捕手からの二塁送球の中間カットに入ります。二塁手の1塁ベースカバーが不在になるか遅れます。
[偽装スクイズ]
走者1,3塁の場面において、打者は、スクイズの構えをしてバントを空振りします。
3塁ランナーは、投手が打者方向に前足を底屈したときに、ダッシュを偽走します。
つなぐ野球の信奉者は、バント空振りと同期して三塁ベースに戻ります。捕手は、空振りの後、三本間の狭殺プレーのシフトに移ります。
つなぐ野球をする監督は、3塁ランナーは実際にはスタートしていないので、三塁ベースに帰塁することが出来ると説きます。スタートをきっていた1塁走者も盗塁に成功しています。
走者二塁三塁のケースを作ります。
2塁ベースカバーに入った遊撃手は3塁走者を牽制しますので、左手小指のしなりが解けてタッチが甘くなります。投手は捕手から二塁への送球をカットしたりします。
しかし、捕手が2塁送球に切り替えても、今度は2塁送球の間に3塁ランナーが本塁突入をすることができます。
結論
私自身は、1-0で勝つ試合が一番好きなんだけどね、スクイズとか2ゴロで一点取るのではなくて、相手投手のウィニングショットを4番がソロ本塁打して1点取って勝つっていうのが最も好きなんよ。けどな、投手のファストボールの失速が小さいと、打者は、投手の失投も振れなくなってくる。そこで、本塁打以外でいかに点を取るか。出塁の仕方と言えば、バカの一つ覚えのように、転がして走れだとかセーフティをやれとか言う奴がいるけどな、80年代のプロ野球選手に比べ、現在のプロ野球選手は、格段に守備が上手くなっている。インサイドアウトスイングでファウルを打った結果がファウルでないと投手は消耗しないし、四球も取れないよ。
私の書いていることは、安打を打てやフライボール革命と言っていることは同じじゃないかと思う方もおられるだろう。しかし、走塁の土台を作り、捕球(打撃を含む)、送球の土台を作る。打撃の土台を作ることで、打者走者の走塁を立て直す。塁上の走者を動かす。相手チームの野手を動かして、隙を産み出す。少ない安打で1点を取るという面で各駅停車の野球とは異なるのである。
野球は、スタメンに一人でも、真っ直ぐに走れない選手を入れたら不利になる。スタメンだけではない。控え選手も、試合の状況によっては、スタメンの選手に代わって出場する。ベンチに真っ直ぐ走れない選手を一人でもいれたら弱体化する。上本崇司は、走路を外側に膨らませずに、ラインの内側に向かって真っすぐに走れる。広島の選手の中で最もロスの少ない走りができる。左足首を背屈、左膝でブロッキングしてヘッドステイバック、右膝が地面に着く(右足の拇指球に軸ができていないから右膝が落ちる)マン振りができる。チビでも真っ直ぐに走れればオーバーフェンスできる。本塁打を量産できるデブは、真っ直ぐに走れるデブである。
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用語の意味に関しては、下記記事参照