練習試合巨人0-0広島

Last Updated on 2021年2月20日 by wpmaster

2021沖縄、B29に乗り込んだ我が巨人軍の選手達は、小園のいない竹槍で戦闘機を振り落とせんとするカープナインに立ち向かうのであった。

素人のオールドファンや大資本メディアに雇われた記者は、「投げっぷり」「マウンドさばき」と言う言葉で茶を濁す。だから読み手に響かない。わからないならわからないと言えよ。

ド素人のオールドファンは、外国人投手が一塁側に体が流れるのをやめろと言うが、フォロースルー期には、右投手は一塁側に上半身が流れないといけない。投球肩の横で四股を踏むと、後ろ足にウェイトが残る。前足を軸に骨盤の縦回転と投球腕の楕円運動ができていないといのである。投球腕前腕部の回内又は回外に急ブレーキをかけているので、側副靭帯、投球腕の上腕部を故障する。恰好やイメージとか実体のないもので選手に命令するな。
カープファンが書くコンテンツは唯一の例外を除き総じてレベルが低いですが、唯一の例外の方は、問題提起そのものは新しくないのですが、もう一度、野球に対する考えを見直させてくれます(最終的には見解が分かれることの方が多いです)。彼が最もファン人口が多い巨人ファンを相手にブログを書いているからではなく、彼の問題提起のチョイスが、PV数という面で彼に、ソフトバンクと巨人並みに水を開けられてしまったことの最大の原因でしょう。

登板した投手の現状と課題

床田は、左腕前腕部の1回目の回内のとき、前肩は残る。前膝が開き、ブロッキングできていない。

スコットは、投球肘より先に前膝、前肘が併進 左股関節の襞が二塁ベース方向に走らない。前膝のブロッキングができていない。親指、人差指、中指のしなりが足りない。先発でもリリーフでも使えない。

大道は、右足踵、左足踵、投球肘をヒッチの順で始動する。リリース前に左膝のブロッキングはできている。ストライドも狭い。両肩峰をぶつけて投げる。、
一塁側へのタンブルの大きさは、栗林>森下>大道
NPBでは先発もリリーフのどちらでもいける。メジャーでは先発のみいける。

栗林は、リリースの瞬間、前膝の角度は、135°~145°ぐらいになった。右肘が左股関節の少し前に出るようになった。ランチ特打で登板したときより前膝のブロッキングは少し良化した。クローザーは厳しい。先発なら床田くらいやれる。

森浦は、1回目の左腕前腕部の回内のとき(左肘推進前)に、前膝の角度は、147°前後と日本人投手の割にはブロッキングはまずまずできている。しかし、ユニフォームの後ろの股関節の襞がスコット以上に緩む。股関節の外旋が解けてしまっている。後ろ肩が残らない。先発でもリリーフでも厳しい。

ケムナ誠は、投球肘のヒッチから右肩関節の外転までは、順番どおりできているときと狂うことがある。右肩関節の外転~右肘の推進直後まで、後ろの股関節の襞も二塁ベース方向に走る。しかし、昨シーズンよりわずかにインステップのレンジが広かった。左足首背屈前にわずかに前肩関節が微妙に背骨の方に入った。ケムナにしては出来が悪い部類に入るが、それでもストライドは相対的には狭い部類(立投げ)に入る。

平内は、投球肘を推進する前に後肩が残らない。故に、投球の軌道が相対的にシュート回転(スライス回転)する。左膝のブロッキングに課題を残す。

桜井は、右腕前腕部の1回目の回内のとき、左足のスパイクの内側から着地 前肩も残る。桜井としては平均的な出来

伊藤優 前膝が弓状にしなるのが、リリースの瞬間のわずかに後である。

今村信貴 前膝のブロッキングに課題を残した。

広島打線の現状と課題

矢野は、結果として内野安打を打ったが、ガイドハンドの肘が推進する前に後の股関節の外旋が解ける。後肩が残らない。右足を着地すると右足つま先の前に右膝が出る。典型的なドアスイング
インサイドアウトで振った結果、ファウルになったのであれば、相手投手は、打ち取るまでに労力を要するが、矢野といい、林といい、ドアスイングでファウルを連発しても、相手投手は労力を消耗しない。
田中広輔だけでなく、羽月に矢野 8番打者ばかり召集しやがってここは知覧かよ。
矢野が小園のライバルとか笑わせんなよ。一シーズン当たりに上げるであろう成績で言えば、矢野と田中広輔を足しても小園の半分にも満たない。

カープファンの殆どは、電波の使用人に洗脳されるがまま、矢野を使えるとし、小園はファームで成績を上げて這い上がれと激励する。しかし、小園はファームの成績、内容に関係なくチームの主軸である。小園は、どんなにファームで成績を上げても一軍には呼ばれないだろう。それは、田中広輔や矢野に及ばないからではない。

無死一塁におけるケース打撃

無死一塁の場面では、従来、打者は、一塁走者の後方で、三塁ベースから最も遠い右方向に進塁打を打つと言うのが基本とされてきました。よって、遊撃が二塁ベースカバーに入るのが原則とされてきました。
右投げ右打ちの選手は、インサイドアウトスイングで差されろ、三遊間に遊撃の頭上を越えるライナーを打つのがベター、ライト前のポテンヒットでも及第点
ゴロを打つことは、投手がワンバウンドを投げるのと同じです。
ゴロを打つとスイングがドアスイングに近付きます。パーフェクトインサイドアウトスイングに逆行するので、ライナーを打てと言っているのです。
右投げ右打ちで野球をしていて長打を打つ競争に敗れた選手は、一塁ベースに近い左打席に入り、走ることに磨きをかけて走る速さで勝負します。
右投げ左打ちの選手は、投げるときは、左足が軸で、右腕、右足をスイングする。打つときは、右足が軸で、左腕、左足をスイングします。右投げ右打ちの選手に比べると、ファストボールを引っ張れません。バントも下手です。特に、速く走れる選手は、後ろ足に軸を作って前肩を開いてから左肘を出しますので、ファストボールは、どのコースも引っ張れません。前肩を開いて、前肩と前膝が併進すれば、後ろの股関節の外旋も解けます。左肘を出したときには後の股関節の外旋が既に解けていますので、引っ張ることができません。左肘より先に前肩と前膝が併進しているということは、ストライドが広い、振り遅れているということです。ど真ん中のカーブに左肘が出ていきません。ストライドが広がれば、もう一度、前肩を背骨の方に入れないとアウトハイのボールの軌道にヘッドが届きません。アウトハイのボールに振り遅れます。
インハイのボールは、右投げ右打ち、右投げ左打ちの選手とも、後ろ肘をヒッチしたとき、後ろの股関節を踵方向にしならせてしまっても、前膝でブロッキング(前足首が背屈、ストライドが狭い)してガイドハンドの人差指、中指をしならせたときに、前肘を抜いてしまわなければ、差されて内野の頭を超えます。
右投げ左打ちの選手は、左足に軸ができて前肩が背骨の方に入ります。前肩が動かなくてもトップポジションが深くなります(右肘が突っ張る)。いずれにしても両肩がフラットになります。右投げ右打ちは、1回目に右人差し指、中指をしならせたとき、左足がインステップしても右股関節の外旋が1回目に親指をしならせたときまで解けていなければ、前膝をブロッキングしながら、左膝を開きつつV字で振れます。右投げ左打ちの選手の大部分は、V字に振ることができませんので、インローを本塁打にできません。右投げ左打ちでインローをV字で振れるのは、現役では吉田正尚と小園だけです。
引手主導のスイングでも右打者が投じたインロー、左投手が投じたアウトローは、右足の着地位置を探って再び右足を背骨の方に引くということをしなければ、右肩が背骨の方に入る回数は、右足のレッグアップのときの一回だけですから、引手(=左打ちの場合は右手)主導で振っても、右肘でボールをはらうことでヘッドを手首のラインを超えさせることができるので、内野の頭を超えることができます。アウトローのファストボール、変化球は、前足を軸に押し手主導で振れればヘッドをボールの外側に入れて一二塁間に引っ張れます。
例外として投手が右投げ左打ちの選手にインコース全般にファストボールを投げたときは、二塁手が二塁ベースカバーに入る。アウトローにファストボール又は変化球を投げたときは遊撃手が二塁ベースカバーに入る場合があります。
二塁手がベースカバーに入れば、一二塁間が空きます。右投げ左打ちの選手は、前足を軸にインサイドアウトスイングで差されろ、一塁手又は二塁手の頭上を越えるライナーを打つのがベター、レフト前のポテンヒットは及第点
遊撃が二塁ベースカバーに入ったときも、二塁手又は一塁手の頭上を越えるライナーを打つというのが基本です。
前足を軸にインサイドアウトで振って、打球方向は、後ろの股関節を前の股関節にぶつけず、三遊間にライナー又はポテンヒットになったとしても及第点です。二塁ベース寄りに守る場合の右投げの遊撃手は、左足が軸で、ガイドハンド(押し手)は右手です。左肩を動かさずに、背骨より右側のラインで左手で捕球するのが上手い遊撃です。三遊間のゴロを追う場合は、右足が軸で左手がガイドハンドです。トッ左腕前腕部は回内)を回内してトップポジション(グラブを差し出す前の手首の位置)に戻すときに両股関節をぶつけずに、左足に軸を移すことができる遊撃手は三遊撃間のゴロに追い付けるからです。
流し打って三遊間にゴロを打つというのがいけない。打撃を崩します。インサイドアウトスイングに逆行からです。バントも前肩を開いてから(昭和の野球においては、前肩を開く前に前肩を背骨の方に入れるとい動作を加えました)ボールの内側にヘッドを入れます。バントもインサイドアウトスイングに逆行します。バントの構えから前肘を後方に突っ張らせて手首を肩の高さに戻して両肩をフラットにして振るのがバスターです。バスターもインサイドアウトスイングに逆行します。私は、バントもバスターも嫌いです。

最終回の裏、無死一塁における守備のシフト

同点の場面で最もいけないのは、先頭打者に対して最もしてはいけないのは、四球で歩かせることではなく本塁打を打たれることです。
点差に関係なく、先頭打者がインサイドアウトスイングで振ってファウルを続けてしまっていて結果として四球を出すのは構いません。同点又は一点差以外の場合には、本塁打を打たれても構いません。
先頭打者が、ドアスインガーである場合、最もしていけないのは、低目のコーナーを突くこととワンバウンドを投げることです。特にインローは、右投げ右打ちのドアスインガーは、インサイドアウトで振れます。本塁打を打てます。ドアスインガーは、ストライドが広いので低目のコーナーをドアスインガーは振れませんが、審判はボールという価値属性を付与すれば、投手の球数を増やせ、投手のエサに付ける単価を下げることができます。審判はストライクを取りません。ワンバウンドを振ってくれるかもしれませんが、投手が側副靭帯、上腕部のローテカフを故障します。先発もリリーフも先頭打者からギアを上げる必要はありません。親指のしなりを小さくしてストライクゾーン内にフォーシーム、カーブを投げるのは全く構いません。
無死一塁においては、二死に三塁と同じく、一塁手も三塁手も前進守備は要りません。右投げの三塁手、一塁手は、左足が軸です。左足を背骨の方に引かなければ、左の股関節を開かなくても、左肩を動かさなくても、右肘が左股関節の前に出ます。右足の一歩目が出ます。走りながら左手首を背骨より右側のラインに戻します。又は右手首を背骨よりも右側のラインに持ってきます。その上で右手(素手)でバントを捕球して投げます。左足を軸にすれば、一塁ベースにも二塁ベースにも投げられます。一つもアウトが取れないということはありません。
外野手は、背骨の左側の打球は、右足が軸になりますが、右足を背骨の方に引かなければ、右股関節を開かなくても、左肘、左足の一歩目が右股関節の前に踏み出せます。外野手は深めの守備でポテンヒットOKです。中継に入った右投げの内野手が右足を軸に三塁側に背を向けなければ捕球できないポジョションであったならば、両股関節をぶつけずに左足を軸に移し替えて送球しなければ、右手首を耳の高さに持ってくる間が作れません。両股関節をぶつけてしまうと一塁走者が本塁に還られる場合があり得るのです。
重要なのは、中継に入った右投げの内野手が三塁側に背を向けないことです。三塁側に背を向けると、180°骨盤を回転させなければ投げられませんので、ワンヒットで一塁走者が本塁に還られる場合があります。
野球の動きの土台は、走ることです。DH制を採用施行すると、守らない打者、打つ、走るをしない投手は、「ガイドハンドでボールを捕まえる、投げる、走る」の全てをこなしません。DH専門の打者、投手のいずれもレベルが上がっていきません。セリーグで野球をしているチームの選手とパリーグで野球をしている選手の差は、DH制の採用の有無とは関係ありません。選手を獲得するときの要件は、右足を前足にするときでも、左足を前足にするときでも、走るときの予備動作前のセットアップのときに、後ろ足での内側で地面を噛ませ、前足にウェイトをかけているかです。その上で前足を軸に、後ろ肘を振れているか後ろの膝を振れているかです。
二死二三塁のケースで捕手が出してはいけないのは、低目にワンバウンドを投げさせることです。低目にワンバウンドを投げさせると、投手は投球腕のスイングがドアスイングになるので、上腕部、側副靭帯を故障します。低目のワンバウンドが良くないのは二死二三塁のケースに限ったことではありません。ガイドハンドの肘がファーストの打者は、アウトローのワンバウンドを振りません。

投球肘の推進→後の股関節の解除の順で動かせるパーフェクトインサイドアウトスイングで投げられる投手が、パーフェクトインサイドアウトスイングで振れる打者に対して投げる場合であっても、ストライクゾーン内のアウトハイに投げることは必ずしも間違いであるとは言えません。最悪なのは、パーフェクトインサイドアウトスイングで振れる打者のインローに投げることです。パーフェクトインサイドアウトで投げられない投手の場合は、一塁が空いているので、パーフェクトインサイドアウトで振れる打者を申告四球で歩かせるというのも一つの手段です。

結論

借金を背負わされて逃げられなくなった、家賃が払えない。だから止むを得ず働く。プロはこれでいい。コーチが意識がどうだとか言っているからダメなんだ。選手は、まずは、体を動かしてあがいてみる。動いてダメなら動かし方を変えてみる。動かすことで課題をピックアップできる。両チームの若手は、総じて振る力が足りない。ストライドが広いから、ガイドハンドの肘が出ていかない、振り遅れる。
現状、鈴木誠也が抜けた後のオーダーは下記のようになるだろう。これが現実のものとなったとして、あなたが相手投手になったつもり見て、どのように考えます?

(右)野間

(二)羽月(控え菊池涼介)

(中)大森(平均.263 12本52打点 キャリアハイ.290 19本 75打点)

(一)シーズン毎に外国人をとっかえひっかえ

(左)西川

(三)堂林

(捕)坂倉

(遊)矢野(控え田中広輔)