Last Updated on 2022年4月17日 by wpmaster
右投げ右打ち
生年月日 1985年8月1日
公称サイズ 188cm 98kg
アダムジョーンズは、グリップを寝かせてバットを担いでセットアップ。右足は、スパイクの内側でエッジをかける。左足はスパイクの外側の踵寄りにウェイトをかける。スタンスはオープンスタンスにしている。左腕前腕部は左肘は屈曲している。右手中指基節骨でグリップを握る。セットを解く前又は始動と同期してトップハンドの肘を下げる(ヒッチ)。ジョーンズは、投球肘を逆Lにしたとき、左膝を右膝頭の上まで上げる(始動)。両手首の位置を首の高さに持ってきたときに前肩が内に入らない。後ろ足のつま先は捕手方向を向いている。すなわち、後ろの股関節の外旋はできている。
右飛を打ったときだけでなく、アウトローの変化球を空振りしたときも前肩が内に入らない。ワンバウンドのクソボールを振らずに四球を取ることもできるだろう。
但し、外国人打者の割にヒッチが小さく、左膝のレッグアップが遅れて右股関節の外旋する間ができないと外の変化球を振る。ストライドが狭い分両股関節をぶつけると前膝の壁が崩れる。
左足を下し始めたときに右肘でスクラッチする。左足は、スパイクの小指球寄りで入射する。
左足を底屈したときにも右肘がヘッドの外側に張り出す。ストライドは非常に狭い。左膝で地面を蹴って左足首を背屈、左股関節が引っ込む。右手親指でグリップを叩くと両肘が屈曲し、両腕前腕部の屈筋も緩む。フォロースルーは右手小指基節骨でコントロールする。ヘッドステイバックの角度は、85°前後で標準レベ
ル。両肘を畳んでヘッドを残す。バナナカーブも標準レベルである。
NPBに来てからの守備では、前肩を開かなければ押手主導で投げられるが、前肩を開いて捕球するとアウ
トローに送球をワンバウンドさせる。