Last Updated on 2020年10月20日 by wpmaster
広島は、初回、中日先発柳から西川の左翼への二塁打で先制。3回裏には、坂倉の右前安打で一点追加。中日は、4回表、広島先発森下から髙橋周平が左前安打して一点を返す。森下は、96球7回1失点。ワンバウンドの投球は5球で、何れもギアを上げて投げるフォーシームと同じくリリースウの直前まで後ろの股関節の外旋を要するスッポ抜く変化球だが、8イニンングス目も投げられないわけでもない。チームの勝利、労働力を再生産させてリーグ優勝を今季のノルマとするなら、又、労働力を再生産させて森下の今後のキャリアを作らせるということを踏まえれば、佐々岡は、8回表に塹江を登板させたことは采配としては誤りではない。塹江、フランスアの順番も間違いではない。塹江が2人走者を出したところでフランスアにスイッチ。これは出塁させたという現象面だけを見れば早すぎだが、塹江は、後ろの股関節の外旋を使って始動ができず、投球腕の上腕部が凹み、フォーシームも変化球もワンバウンドを頻発。交代は止むを得ない。阿部の中前安打で中日が逆転。フランスアは、後ろの股関節の外旋を使って始動することができず、インローにチェンジアップをワンバウンドさせる。走者がそれぞれ二三塁に進塁し、ビシエドが左前安打して更に2点追加。
広島は、9回表、フランスアが前の回、無失点で切り抜けていれば島内を投げさせるのが妥当ですが、この試合の場合、ここで島内、ケムナを登板させるのは島内の肉体を損耗するだけの愚策。私であればベテランか今季自由契約にされる投手を投げさせる。試合は、中日がリードを維持し勝ち切った。
野球ブログを書いていると、「家にこもってばかりいないで現地観戦して生の野球を体験しろ」と言ってくるユダヤ金融の主人の手先のような奴がいるが、私は、硬式野球部の練習がきつくて、又は硬球が怖くて軟式野球やその他の競技に逃げた奴に比べると、プロ野球選手の投打に関して「凄い」と感じる基準が高い。自分がその打者になったつもりで対戦してみて嫌であった投手と、現象面やデータ上抑えられた投手はイコールではない。自分が贔屓にしているチームの選手が打てなくても即その投手が欲しいとはならない。
だから、ロスチャイルド、ロックフェラーの出資設立したメディアの実況アナ、スポーツライターの宣伝は簡単に見破ることができる。只、感覚だけで書くと白痴丸出しの文章になるので、一挙手一投足を漏らさずに文章化したい。
中日先発柳は、69球目に投球をワンバウンドさせるまでワンバウンドの投球はゼロ。投球動作は最悪ではないが、後ろの股関節の外旋を使って始動できておらず、右肘をつまみ上げてから以降の動作をゆったりと行うことができないから、トップポジションに到達したとき、リリース直前に指先がしならない。よってシュート回転がかかり、ボールが垂れる。
以下は、巨人菅野を題材にして広島打線について言及しているが、今回登板の柳と広島の打者との関係とも無関係ではない。
Contents
巨人菅野は何故13連勝できたか。巨人の打者は何故、インコース全般を打てないのか
巨人の菅野は、遠藤よりも先に前肩を背骨の方に入れる。菅野は、遠藤よりも更に前足の踵寄りで地面を蹴ってから後ろの股関節を外旋する。遠藤、菅野は、共に前肩を開いてからでないと投球肘を推進できない。前膝で地面を蹴れなければ指先をしならせる間を作ることができず、投球が垂れる。遠藤も菅野も投球の軌道が垂れることは開幕前、鴻池に師事したときから述べてきた。
私は、今でこそ「私は、現役のとき、私の周りでは誰も投げていなかったチェンジアップっを投げていた」と自慢しているが、実際に投げていたのはドロップ(自称チェンジアップ)で弧を描くカーブよりずっと簡単に投げられる。私は、親指と小指はピアノで言うと1オクターブと4度開くが、人差し指と中指の稼働域が狭く、フォークボールが投げられなかった。他に投げていたのは2種類のスライダー(ツーシームの握りと人差し指を曲げて投げる奴)、カットボール(殆どの投手が投げるフォーシームはカットボールの握りである)。シュート回転したツーシームである。
私は上から目線で打撃を語っていますが現役のときは、ドアスインガーで、サイドハンド、アンダーハンドはどのコースにも対応できましたが、オーバーハンドの投手からは、インローしか打てませんでした。
投手は、カーブを投げるときもフォーシームを投げるときも、一回目の投球腕の上腕部の外旋、前腕部の回内(手首の背屈、指先のしなりを作る)までは同じですが、カーブのときフォーシームを投げるときより指先をしならせます。
“前膝で地面を蹴り”、上腕部を2回目に外旋し、前腕部の回外を1回目にするとき、投球肘を手首よりも前に出すのも同じですが、カーブを投げるときは、フォーシームを投げるときより深く前腕部を回外して投球肘をフォーシームを投げるときよりも前に出します。
肘を出した後に後ろの股関節の外旋を解くのもフォーシームもカーブも同じです。
それによりフォーシームを投げるときよりも親指をしならせます。2回目に前腕部を回内する直前にもフォーシームを投げるときよりも親指がしなります。かつて、テレ朝の実況が「宜野座カーブについて投球腕をシュートのように捻じってから投げるからブレーキのかかりが大きい」と語っていたが、どの球種を投げるときも、リリースの瞬間は投球腕の前腕部を回内する。野球を不勉強なのかバカを装っているのか洗脳を試みているのは事実である。
カーブが縦に割れるのは、2回目に投球腕前腕部を回内したときも前膝を弓がしなるように突っ張らせ、後ろの股関節を外旋して後足からウェイトを取り除いているからである。
2回目の前腕部の回内(リリース)の瞬間に親指でボールを押し込む距離が長くなりますので、右肘がフォーシームを投げるときよりも上がり、リリースポイントも高くなります。ボールの外側(打者寄り)を人差し指と中指で縦に切るとことはフォーシームと同じですが、前腕部を2回目に回外するときもその距離がフォーシームのときよりも長くなります。よってバックスピン(ホップ回転)を産み出します。
投手は、全ての球種を投げるとき、リリースポイントの高さの差異を小さくして投じます。それによりボールの軌道の変化を遅らせます。
森下のように正真正銘のオーバーハンドの投手の方がカーブを投げるときとフォーシームを投げるときのリリースポイントの高さに差異が小さくなります。
右投げ左打ちは、投球のときと外旋する方の股関節が逆になるので、投球のときに外旋する右足で地面を蹴るより先に後ろの股関節を外旋するのが難しくなります。左肘でスクラッチする間ができないので、引手の肘を抜いてガイドハンドの肘を畳んでバットを前に運ぶ、ドアスイングに近いレベルスイングになります。インローのボールに対しては、右投げ右打ちと異なり、手首を耳の高さまで戻してから手首を真下に落として後ろ肩を下げ、前膝で地面を蹴ってガイドハンドの肘を手首より前に出す間が作れません。
カーブもフォーシームもストライドが広がると、前膝の推進に手首を耳の高さに戻してガイドハンドの肘を出すのを間に合わせないといけないので、指先をしならせる間ができません。手首が底屈してドアスイングになります。右投げ左打ちの打者は、ストライドが広がり、前膝が屈曲して、泳いでも、投球腕が引手ですので、引手の肘でボールを掃ってヘッドに手首のラインを越えさせて拾うことができます。しかし、右投げ右打ちは泳いだらボールを拾うことができません。右打者はフルスイングして差されないとヒットが打てません。右投げ右打ちは、1回目のガイドハンドの前腕部の回内が大きいほど指先がしなり右肘の手首への先行度合いが大きくなり、左に打球が飛びます。前膝を真下に落とすのが遅れ前膝の蹴りが完璧にできていないと2回目に右腕前腕部の回内をゆったりとする間が取れません。
右投げ右打ちは、ガイドハンドの親指でグリップを押し込む直前の親指のしなりが大きい順にヘッドも残るので、左翼席、左へファウル、中堅、右翼となります。
鈴木誠也もピレラも逆方向に打球が飛んだときは、順方向に打ったときよりもボールの内側を打ってスライス回転がかかっていますが、前足の着地位置を探らずに真下に前膝を落とし、前足を軸に振っているから内野の頭を越えます。
インローのボールは、右肘をスクラッチ、右腕前腕部を回内した後、手首を真下に落とすことにより、右股関節が外旋できます。後ろの肩より前肩が上がります。右腕前腕部の回外をする間ができるので右肘が手首より前に出ます。右手の親指がしなります。左肘を畳んで真上から右手人差し指の付け根を押し込むので、親指のしなり、人差し指、中指のしなりが順に解けた後もヘッドがしなります。最も飛距離が出て最も左に切れにくくなります。右肘を出した後であれば、右手の親指でグリップを押し込む前に前肩関節を左肩甲骨に格納しても、骨盤を横にズラしてもバットの起始とボールの軌道がぶつかります。
右投げ右打ちは、カーブのときも、フォーシームのときと同じく、前足で地面を蹴る前に後ろの股関節を外旋し、右肘を出した直後も後ろの股関節を外旋してヘッドステイバックしないと指先をしならせてフルスイングができません。
カーブを投げるときは、フォーシーム以上に後ろの股関節の外旋を前足踵で地面を蹴るよりも先に行わなければならないので、カーブを多投すると後ろの股関節が損耗します。
前足で地面を蹴って前膝を上げないと後ろの股関節を外旋できなくなります。投手は投球腕の前腕部を回外して手首を地面方向に引っ張り、前足のキックで産み出す瞬発力を借りずに後ろの股関節を外旋しなければなりません。
このことは打者にも当てはまります。
カーブや他の変化球に対し、フォーシームの軌道に合わせて後ろの股関節を外旋すると、後ろの股関節が損耗します。前膝のレッグアップによって産み出した瞬発力を借りないと後ろの股関節を外旋できなくなります。
カーブはホップした分、前膝を上げてから後ろの股関節を外旋しても、手首を後肩と耳の間まで戻せます。
アウトローも後ろの股関節、手首との距離が長いので、前膝を上げてから後ろの股関節を外旋しても手首を後ろ肩と耳の間まで戻せます。しかし、ベルトより上の高さのカットボール、フォーシームは、後ろの股関節、手首との距離が短いので、ゆったりと後ろの股関節を外旋し、手首を耳の高さまで戻す間ができません。前足の着地位置を探らずに前膝を落とすことで前膝で地面を蹴る間ができればポテンヒットになります。できなければ手首が底屈してボールの内側を撫でるスイングになります。
引手の肘を抜いてインコースベルトより上の高さのボールを打つのもドアスイングに変わりがありません。シングルヒットがマックスで本塁打にすることができません。
菅野が13連勝できたのは、フォーシーム、カットボールに対し、セリーグでは、前足で地面を蹴る打者が大部分であったからである。
巨人の打者がアウトローのフォーシーム、変化球が打てて、インコースベルトより上のボールが打てないのも、前足で地面を蹴ってから後ろの股関節を外旋しているからである。
広島の主力左打者は何れも高梨雄平、大江、中川を打てないのか
野球を始めたときからサイドハンドやアンダーハンドで投げる選手はいない。他のオーバーハンドの投手と競争して落ちこぼれたか、肉体が損傷してオーバーハンドで投げられなくなってサイドハンドやアンダーハンドに転向させられるのである。プロ野球選手の場合、雇う側が自由契約にしたい選手である。現役のときサイドハンドであった畝ですらサイドハンドやアンダーハンドを推奨しない。
現在の森下の投球を見てサイドハンドやアンダーハンドへの転向を打診する監督は、一人もいないだろう。
巨人中川、大江、高梨雄平は、何れも右足小指球で地面を蹴ってから前足のスパイクの内側で地面を蹴る。大江は、前足の拇指球で地面を蹴る。大江は、前足の踵で地面を蹴ることもある。
中川、大江、高梨雄平は、前肘を出したとき、前足がインステップする。前膝を推進する前に前肩を背骨方向に入れ、ヒップファーストにするとインステップさせることができる。
高梨、大江、中川は、前足で地面を蹴って後の足踵で地面を蹴って後ろの股関節を外旋したときに右肩が背骨の方に入る。中川は投球肘を逆Lにしたとき又は左肘をつまみ上げたときにも右肩が背骨の方に入る。
三投手は、何れも、前肩を開いてからでないと左肘を推進できない。
高梨雄平、中川は、左肘をつまみ上げたときに左足のスパイクの内側でエッジをかけているが、大江は、左足のスパイクの外側でエッジをかけ、二塁ベース方向にヘッドステイバックしているが、左腕上腕部を1回目に外旋したときに左足拇指球にウェイトが移っている。
中川は、左腕前腕部を2回目に回内したときに右膝がほぼ垂直に屈曲する。大江は、左腕前腕部を2回目に回内した後で前膝で地面を蹴る。高梨は、左腕前腕部を2回目に回内したときに既に前膝が突っ張っている。
3投手とも、投球腕の前腕部を回内するまでに間がある。中川、大江は、前足で地面を蹴ってから後ろの股関節を外旋する右投げ右打ちの打者は、手首を耳の高さまで戻せる。右投げ左打ちでも、右投げ右打ち並みに前足で地面を蹴ってから後ろの股関節を外旋する間を短くすれば、手首を耳の高さまで戻せる。三投手は、何れも前膝を上げたときに産み出した瞬発力を借りないと後ろの股関節を外旋できない日本の右投げ左打ちにしか通用しない投手である。それ以外の打者にとっては、前足を軸に投げる左のオーバーハンドのフランスアに比べるとずっと攻略が容易い投手である。
高梨雄平は、前足首を底屈してから左肘が出てくる間が短く、指先が3人の中で最もしなる。広島の左打者は、松山、西川、坂倉、宇草、田中広輔と何れも前足で地面を蹴ってから後ろの股関節を外旋する。手首を後肩の高さまで戻す間ができず、前肩が背骨の方に入る。前肩を開かないとガイドハンドの肘が出せない。
ヤクルト青木は、インコースベルトより上のツーシームに対し、前足拇指球で地面を蹴ってから左の股関節を外旋。左脇が閉じる(=左腕上腕部が背骨の方に凹む)。左足踵が一塁側に滑り、右足の着地位置を探る。前膝で地面を蹴ってヘッドステイバック。左手親指でグリップを押し込んだ瞬間、前肩を残る。左足がインエッジにならなかった分、辛うじてインサイドアウトスイングで打てただけであり、参考にはならない。
右投げ左打ちの打者は、鈴木誠也、ピレラ、小園のように、後ろの股関節を外旋してから前足で地面を蹴り、前足の着地位置を探らずに前膝を真下に落とさないと高梨雄平は攻略できない。村上は、スコットと対戦したときは、このような前足を軸にしたスイングができたので、同じスイングが高梨雄平と対したときにできれば右翼席に本塁打を打てる。
大盛、安倍は、広島の左打者の中では小園の次に後足の股関節の外旋が早い、広島の左打者の中で小園の次に高梨を打てるとすれば安部。大盛は、前足の着地位置を探らなければ高梨雄平を打てる。
硬式野球をしたことのないファンには、サイドハンドの投手は人気である。しかし、サイドハンドにすることは、打者にドアスイング、手打ちで打たせるのと同じことである。サイドハンドにすることで、肉体の稼働による産み出されるサービスが向上することはない。手投げにするので肉体が損傷しやすくなる。サイドハンドの投手は、打者は攻略しやすい。サイドハンドの投手をブルペンに入れると捕弱になる。サイドハンドの投手を加えてブルペンを多様な投げ方をする投手を揃えればチームが強くなるとするなら、プロ野球を舐めすぎである。私が編成担当であれば、サイドハンドの投手を加えないし、オーバーハンドの投手をサイドハンドに転向させることはしない。広島関係者には、サイドハンドの投手を加えたり、オーバーハンドの投手をサイドハンドにして欲しくない。
小園海斗の二軍降格
広島東洋カープには、ユダヤ金融の主人が作り出した学問である企業会計上の親会社に当てはまる法人株主はいません。残りの98%前後は、松田元個人が株主です。法人は実体がありませんので労働したり商品を支出したりすることはできません。法人株主は、個人株主です。広島東洋カープの法人株主(マツダ、かるぴお、中国放送)の内のマツダ、かるぴおの部分に関しては、個人株主は、松田元及びその親族です。広島東洋カープは、事実上は、松田元の同族会社です。日本のメディアの全てはロックフェラー又はロスチャイルドの出資によって設立されています。松田元から広島東洋カープの役員を含む使用人は、無利息又は低利率の融資を含む寄附金を供与した場合、ロスチャイルドが自作自演した借金の元利を支払わなければなりませんが、広島東洋カープの役員を含む使用人に寄附金を支出することはできます。
使用人の代表は、ロスチャイルドに商品を貸して借用書の発行を受けます。これが紙幣です。ロスチャイルドは更に自分宛に借用書を発行します。労働者は、他人に商品を売って別の商品を受け取らないと労働力を再生産できません。労働者が作った広告宣伝物を購入して宣伝します。松田元及び取引先の株主は、労働力を再生産できなくなり、無償で働くことに限界に達します。松田元及び取引先の株主は、無償で働く使用人を購入しているので使用人に労働をさせる毎に報酬を支払うことができません。よってロックフェラーやロスチャイルドにカネを借りて貸付金は相殺されます。
松田元を含め法人の株主は、代理人である取締役を使って決算が終了する毎に決算書をロスチャイルドに提出します。ロスチャイルドは無制限にカネを脳内で産み出せますので幾らかしても破産しませんが、一労働当たりの報酬に付された価値が高すぎると貸し渋りをちらつかせられるという手段で経済制裁を示唆されます。松田元を含む法人株主は、労働関係に関してロスチャイルドの追認を得て、コントロールを受けなければなりません。
ロスチャイルドは、代理人を使って「金持ち=悪」野球で言うと「渡邉恒雄、正力松太郎=悪」「報酬が高い巨人の選手=渡邉恒雄、正力松太郎に労働力を売り渡した悪」「タダ働きをする労働者=偉い」、野球で言うと「広島東洋カープ、ヤクルト、大洋の選手=偉い」と宣伝するのです。渡邉恒雄、正力松太郎と同類項の松田元は叩かない。
松田元は、ロスチャイルドの代理人である銀行の頭取、広告掲出企業の株主に「選手は給料分働け(=試合に出て体を動かせ。サービスのレベルは問わない)。」「広商野球(カットしてファウルを打つ、腰を落としてクサイ球を振らない、振り逃げ、セーフティ、走打ち、送りバントの多用、併殺崩れ、スクイズ、内野ゴロで点を取る)野球をしろ。」と言われて断れないのであろう。
松田元は、佐々岡に命じて田中広輔を使わせ続け、打率2割を切る直前に簡単な飛球を落球しても二軍に落さない。小園は、2試合無安打で二軍降格。代わって昇格したのが羽月である。小園の一軍昇格は、無償労働をさせられてきたファンへの単なる逃げ口上である。
ユダヤ金融の主人に利潤を産み出さない、野球の動きの強い選手の集まりである強いチームを作るのであれば、依怙贔屓をしなければならない選手がいる。小園海斗はその一人である。チームの成績に関係なく、労働力が再生産できないレベルの肉体の損傷でない限りはフルイニング出場させなければならない。
田中広輔、松山、西川、坂倉、會澤、長野、野間は依怙贔屓しなくて差し支えない。
開幕前~現段階の小園のスイングであれば、今季の村上以上のサービスは産み出せる。小園は二軍で200打席以上立って1本塁打と言うのは関係ない。二軍の投手の投球動作に合わせてスイングしていないからである。
バントは、前肩を開いてから、手首、肘の順に前に出す。野球を下手にする。小園にセーフティやスクイズなんかさせるな。
その他の選手についても、「ヒットが打てないのであれば、ヘッドアップで高いバウンドのゴロを打て、走り打ちやバントで転がせ」と言うのであれば、打撃練習や素振りの数を削ってこれらの練習をさせることは本末転倒である。レギュラーになるのを放棄して補欠になる練習をしているのと同じである。
「ヒットを打てなければ四球を取れ」というのであれば、腰を落としてスイングをしなかったり、ボールの内側をスライスするのではなく、インサイドアウトスイングで振って差さたりスライス回転がかかってファウルにならなければいけない。
ここまで述べてきたことを総合すると、新外国人投手獲得の8要件の①、新外国人打者獲得8要件の③ンに「後ろの股関節で地面を蹴ってから前足で地面を蹴る」を追記したい。
8回表一死満塁での前進守備
8回一死満塁においては二塁走者は帰塁よりも本塁に還るのが優先。内外野とも深めに守った方が、後ろの股関節の外旋を行う間ができる。前足で地面を蹴って前に出る間ができないので、一歩下がって前肩が背骨の方に入ることがない。一回目の右腕前腕部の回内をする前に骨盤が浮き上げることがない。前足の着地位置の探りがなくなるので、ガイドハンドと後ろの股関節、ガイドハンドの手首で打球の軌道との距離が取れ、インサイドアウトスイングで送球できる。私であれば前進守備は取らない。森下の勝ち投手が消えても構わない。
消化試合のこなし方
投手は、数学のテストで名前だけ書いて白紙で答案用紙を出していた奴でも、後何点取られて何個アウトを取れば防御率2点台をキープできるかを暗算できる。
ドアスイングでカットされても、ストライドを広げ、腰を落としてスイングを停止してもギアを上げない。
セーフティを決められてもバックにエラーをされても笑っていられる。
かつて川口和久が「外国人の投手の中には、牽制が下手といううよりは、牽制ができない投手もいる」と語っていたことがあったが、私も「牽制ができない」に近かった。
投手は、肉体の稼働とその源である肉体の再生産ができなくならない限りは、四球を出しても、牽制ができずに偽走されても投球動作は乱されない。只、野手はベース寄りに守る。
もし、自分がプロ野球の投手であれば、先発とリリーフのどちらがやりたいかと言えば、自分か相手の最も優れた打者が肉体を損傷しない限りは、相手投手の最も優れた打者と必ず対戦できる先発である。
投手は、相手の最も優れた打者に順方向に本塁打を打たれたときは、もう一度対戦したいから投げさせてくれと思うことはあるが、完投にこだわりがない。対戦相手の最も優れた打者にフルスイングをさせずに打ち取った後に降板させられ、その後に投げた投手が打たれてチームが負けても悔しくも何ともない。
CSが実施されない今季は、労働の追加がないから、最下位よりも2位、3位の方が労働に価値を高く付けることができる。しかし、最下位であっても、サービスのレベルを向上できた選手は、労働に付ける価値を上げることが「できる」。
先発投手の勝利数は、バックの選手、相手選手の走攻守の動きと相関関係がある。先発投手の勝利数によって先発投手の労働に値段を付けるのは妥当ではない。
森下は、勝利が記録員に付けられなくても、100球未満で21個のアウトを稼いだ。7回1失点という事実は消えない。
戸郷は、森下と異なり、リーグ最強打線の巨人の打者に投げなくて済む。しかし、巨人の株主は、新聞記者に利益供与をすることができる。私は、森下の新人王はどうでもよい。
肉体の稼働という面では、森下は、大野雄大、西勇輝、劣化する前の菅野を遥かに凌駕するセリーグのエースである。
消化試合のチームの戦い方としては、CSの実施されるされないに関係なく、Bクラスになるのが正しい。現状、CSが達成できる先発投手は、森下と九里しかいない。どうやりくりしても5位が確定である。
チームの負けが増えれば、相手の勝ちが増える。リードしているケースで投げる投手が登板してくる。パーフェクトインサイドアウトに近いインサイドアウトスイングができつつあり、将来、チームを動かすことができる野手を起用していけばいい。
右投げ左打ちの打者は、右投げ右打ちの打者と異なり、投げるときと打つときの外旋する股関節が異なる。
羽月は、桒原、林より多少益しだが、独立リーグレベルのスイング。桒原、羽月、林、中神は、二軍の試合を成立させて下さい。
宇草は、走り打ちをしているから後ろ体重(左足の拇指球にウェイトがかかって前膝の壁が崩れる)になっているのではなく、後ろの股関節の外旋運動ができていないからである。故に、背中のほぼ全てが投手の方を向く。宇草は、左腕で投げさせたら、マウンドからホームベースまでボールが届かないだろう。アウトハイを引手の肘で掃い、アウトローのボールは、左手の親指でグリップを押し込んでヘッドに手首のラインを越えさせて安打を打っているというレベルである。背中の方にまで投球腕を引く投手が、宇草にとってインローに投じた場合のみカチ上げることができる。とてもではないが、柳田、金本にはならない。
大盛は、インコースベルトより上のファストボールを打てないと言われるが、それは松山、田中広輔も打てない。田中広輔にとっては、右打者であればホームランボールであるインローも打てない。大盛は、松山、田中広輔よりも後ろの股関節の外旋が早いので前足を軸に振ることができる。松山、田中広輔は左肘がヘッドの外側に張り出すのを見たことがないが、大盛は、左肘がヘッドの外側に張り出すことがある。
大盛は、田中広輔、松山より上、鳥谷レベルの選手にはなれる。しかし、大盛が上位打線を打つようであればチームは5位の常連になる。今は宇草よりも大盛を優先して起用し、鳥谷レベルになったら三連覇のときの野間の使い方をすればいい。
リリーフ投手については、セットアップ、クローザー及び将来セットアップ、クローザーにする投手(フランスア、塹江、島内、ケムナ、中田)は僅差でリードしているケースのみで使い、大量リード、同点、僅差負け、大量ビハインドは、ベテラン(今村、一岡、中村恭平、菊池保則)及び今オフ自由契約にする選手(スコット又はモンティージャ、平岡)を使って負けることだ。